天皇直訴の山本太郎、過去にも「日本が終わる」と類似行動 『ほぼ日刊 吉田豪』連載76

TABLO / 2013年11月4日 10時0分

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 議員になる前の山本太郎の著書『ひとり舞台』(12年/集英社)読了。日刊ナックルズ的には彼のデビュー作であり、関東連合・川奈毅も出演していた映画『代打教師 秋葉、真剣です』について「撮影がまた、とにかくむちゃくちゃな環境だったんです。要は本物の暴走族と本物のチーマーを使ってるから、チーマーと暴走族のケンカで撮影がストップすることが何度もあって。オーディションで自分がやりたい役がやれなかったといって、チーマーが木材を持って監督を脅しに行ったりとか(笑)」と語っているのも重要なんですが、天皇直訴騒動の伏線があったことにも驚かされました。「ジャカルタの空港で成田行きの飛行機を待ってるとき、何か見たことのあるオジサンが目の前を通りまして(笑)。まさかと思いながら、一応またネットで調べてみたら、海江田万里さんがインドネシアを訪問中だと分かった。えっ、本物やん」「じゃあ次に前を通らはったときには、絶対声かけたろと思って。たぶんトイレに行かれたタイミングじゃなかったかな。走っていって『海江田さん、山本太郎ともうします、俳優やっております』みたいな自己紹介から入って」「『このままじゃ日本は終わってしまいます』とか」原発問題について話し掛けたとのこと。このときは「大臣に直接話しかけられる機会なんてまずない」との理由で行動したけれど、天皇に直接話しかけられる機会なんてもっとないから、そりゃあ行動を起こすに決まってるわけですよ。あと、この発言がいま読むと最高! 突っ込みは各自でどうぞ! 「よく、議員になればいいじゃないかって言われたりもするんです。たしかに今の状況を利用すれば、なれないことはないのかなとは思うんですよ。国会に行ってる人たちって全然勉強してないじゃないですか。あのレベルでいいんだったらなれないこともないだろうなと思うんですけど(笑)。でもやっぱり恥ずかしいですよね。今のまま、丸腰のまま出るのはあまりにも恥ずかしい。だから逆に、あの人たちは恥を知らないなあと思って」。

Written by 吉田豪

Photo by ひとり舞台

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