吉田照美の「ラジオマン」を読んで...『ほぼ日刊 吉田豪』連載87

東京ブレイキングニュース / 2013年11月27日 20時20分

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「2011年3月11日......あの日を境に僕は深く考えざるをえなくなった」と帯に書かれた、吉田照美『ラジオマン』(ぴあ)読了。東日本大震災&原発事故以降、「メディアは真実を伝えないまま」だということに憤慨した彼が、文化放送『吉田照美ソコダイジナトコ』に上杉隆さんを招いたり、クビになる覚悟で斉藤和義『ずっとウソだった』をオンエアしたりしてきたのは、「自分の命を犠牲にして悪を断つ」クリント・イーストウッドの『グラン・トリノ』の影響だったのだそうです。「この番組(=『ソコダイジナトコ』)からは学ぶこともすごく多かった。僕が一番に得た教訓はやっぱり、『自分の周りに流れてくる情報を信じるな』ということです。そのためには、世の中にあふれている たくさんの情報の中から、きちんと正しい情報を感知できるアンテナを、常に自分で磨いておかなければならない」という、その意見にはボクも非常に同感。ただ、そう主張しておきながら「宜保さんが初めて(『11PM』の)ゲストに来たときはびっくりしました。こんなすごい人が本当にいるんだって」「僕はMCだから霊視してもらう予定はなかったんですけど、CMの間に『僕も何か見えますか?』と聴いたら、すかさず宜保さんが『吉田さんはお父様が小さい頃、ご兄弟を亡くされてますね』。もうその通りなんですよ。そんなおやじの昔話なんか、ちょっとやそっと調べただけじゃ絶対出てこないですから。『うわっ、この人、本物だ』って。その後、宜保さんとは個人的にも親しくしてもらって」と告白してい るのは、「そこは疑わないんだ!」と突っ込みたくなりました。

Written by 吉田豪

Photo by ラジオマン 1974~2013 僕のラジオデイズ

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