貧困国に作った「善意の井戸」を巡り大虐殺も...マスコミが伝えない人道支援の闇

東京ブレイキングニュース / 2013年12月3日 18時0分

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 日刊ナックルズには貧困ビジネスや悪徳NPOなどを批判する記事がいくつも掲載されているが、問題はそのような「日本人が日本人を騙す」というケースだけではない。人権・人道という言葉が付いて回る業界には「日本人からすれば思いやりだったのに......」という様々な失敗がある。

 そもそも日本人はボランティア下手や知識のなさを指摘されることが多く、極端な人になると 「人助けを無償で行う団体以外は偽物」とまで言い切ってしまう。少し考えて欲しいのだが、報酬を得ずに支援活動を続けられる団体など、信者を動員できる宗教か、ブラックな手法で金を作れる連中だけである。(もしくは金持ちの暇つぶしか)

 特に新興宗教の場合は 「夢の宗教法人生活」 を実現させるために、何年も活動実績を積まねばならないのだが、そういった思惑がある場合ならば、無償のボランティア活動はこれ以上ない言い訳になる。また詐欺師の隠れ蓑にNPO法人が使われているといった事例も事欠かず、多くの場合は日本人のボランティアに対する知識のなさを悪用して 「タダで人を使えるが故の詐欺モデル」 を組み立てる。

 このような悪質な団体のお陰で、ますます真っ当なボランティア活動への風当たりが強まってしまい、現在では「NPOでは詐欺だと思われる」 からと、支援活動を行いたい人々があえてNPO法人にしないというケースが増えてしまったほどだ。

 さて、こうまで言っておいてなんだが、今回の本題は上に挙げた国内の胡散臭い団体の細々としたシノギなどではない。もっと深刻な、そして多くの人命が失われている事案についてである。

 知人に長年にわたってNGO(NGOs=Non Governmental Organizations=非政府組織) として活動を続けている女性がいるのだが、ある件で彼女や所属する組織に取材をした際に、大手メディア(特にTV) では殆ど報道されていない大問題を教えられた。英文の報告書(とその和訳) を見せながら説明してくれた内容によると、先進国が海外の貧困にあえぐ村に対して行った 「人道的支援」 によって、殺し合いにまで発展してしまった事例がいくつもあるそうなのだ。

 例えば、日本のTV局がよくやる 「貧困の村に井戸を!」 といった企画があるが、作るまでと作った直後まではいい。じゃんじゃん水が出て「ハイよかったね~、こどもたちも嬉しそうにはしゃいでいるね~」と、TVで放送されるのはそこまでである。なんだったらその絵をエサに募金を募ったりするだろう。多くの日本人がそれを見て善意でお金を送ったり、募金箱にお金を入れにいったりもするだろう。

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