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『テラスハウス』に憧れ共同生活する若者たち...その実態は?「外国人の宗教儀式でノイローゼ寸前です」

TABLO / 2013年12月9日 10時0分

『テラスハウス』に憧れ共同生活する若者たち...その実態は?「外国人の宗教儀式でノイローゼ寸前です」

 シェアハウスを舞台に、男女6人による恋愛模様を追った異色のリアリティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系・毎週月曜日夜11時~)が人気を集めている。筆者のような四十代男性にとっては、青春じみたヤラセ紛いの小芝居がひじょうに気持ち悪いのだが、視聴者の中にはこの「テラスハウス」に憧れるあまり、勢いだけで都会のシェアハウス暮らしを始める若者が少なくない。徳島県出身の25歳社会人の男性、川村慶太郎さん(仮名・25歳)も、『テラスハウス』に憧れて、2年前に都会に上京した。

「六本木のシェアハウスに住んでいます。家賃は光熱費込みで7万円。トイレ、シャワーは共用で、テレビの『テラスハウス』と同じように共有スペースがあります。そこに住んでいるのは男が11人、女が3人ですね」

 一応説明しておくと、テラスハウスとは本来、境界壁を共有する複数の戸建て住宅が連続している形式の低層集合住宅を指す。番組ではこの呼称を使っているが、正確にはシェアハウスと呼ぶのが正しい。元々はゲストハウスと呼ばれていたが、その印象が悪いため、近年その呼び方に改められている。一般的には若者が住んでいるのはシェアハウスで、生活保護者や老年層が住むのがゲストハウスと分けられている。ちなみにどちらも礼金、敷金は不要で保証人も必要としない。それだけに外国人も利用者も多く、細かいトラブルが頻発しているようだ。前出の川村さんが証言する。

「僕が住むシェアハウスも当初数ヶ月は問題ありませんでした。ところがある日、中東の×××人が入居してから雰囲気ががらりと変わりました。冷蔵庫に入れてあった食べ物がすぐに無くなる様になったんです。特に魚肉ソーセージが(苦笑)」

 テレビに憧れて上京したものの、同居するのは言葉の通じない外国人ばかり。治安も不安で、たまに見かける女性も共有スペースの異様な光景に驚いて、すぐにいなくなってしまったとか。

「彼らが共有スペースに大きなカーペットを敷いてお祈りをするんです。大きな声でいかつい男が何人も集まって1日に何回も。夢にうなされるほどのインパクトで睡眠不足になるし、ノイローゼ寸前です。当初は和気あいあいとしていたんですがみんな怖がって次第に共有スペースには誰も来なくなりました。数少ない女性も年増のアジア系が入れ替わるばかりで、恋の予感など一切ありませんでした。アフリカ系も4人いるんですが、中東系とは仲が悪いみたいで、いつケンカ始めないかといつもヒヤヒヤしています」

 若者が集まる都会のシェアハウスといえば、共有スペースで仲良く団欒しているイメージだが、やはり理想と現実は大きく違うということか。現在の川村さんの目標はこのシェアハウス暮らしから、一日でも早く脱出することだという。

Written by 西郷正興

Photo by テラスハウス公式サイト(フジテレビ)

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