「見立より影響力持つ人物がいる」関東連合OBが語る石元太一被告の初公判

TABLO / 2013年12月9日 20時0分

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 東京・六本木のクラブ「フラワー」で男性が暴行され死亡した事件で、傷害致死などに問われた「関東連合」元幹部、の石元太一被告(31)の裁判員裁判の初公判が9日、東京地裁で開かれた。石元被告は「凶器の存在は知らない。指示を出したこともない」と無罪を主張した。

 長らく表に出てこなった関東連合の中で唯一、マスコミにも露出していた石元被告に世間の注目は集まっている。当然ながら、関東連合の関係者も固唾を飲んで公判の行方を追っている。襲撃メンバーとも顔馴染みの関東連合OBのX氏に話を聞いた。

――ついに石元被告の初公判が開かれた。関東連合関係者の動きや、考えなどを聞きたい。

「石元に関してはああ言うしかないでしょう。石元はよく"関東連合リーダー"として報道されていますけど、年も若いし、捕まってるメンバーからすれば後輩ですからね。それは当然の主張だと思いますよ。それより前にも話しましたけど、国田、小池の判決が甘いですよね。これに関しては思うところある人間はいるでしょう。仲間を裏切ってでも出頭した者勝ちだって。懐中電灯を振り回した百井より軽いなんて漫画の世界ですよ」

――国田、小池の情状証人にはある人物が現れ、かなり野次が飛んだと一部で報道された。その意味とは?

「簡単に言えば、シナリオをぶち壊そうとしてるからじゃないですか。見立君をかばうシナリオを」

――関東連合OBの連帯は今でもあるのか。

「あると言えばありますし、無いと言えばない。中心メンバーがいないので、全体としての団結力は全くない状態です」

――なぜ、二人の公判にあれだけ関係者らしき人物が多く集まったのか。

「裏にいるOBが声をかけたんでしょう。自分には声はかかっていませんが」

――「関東連合」内には、今でもそれほどの影響力を持つOBがいるということか。

「見立君にはまだ影響力がある。それに今は組織の看板背負ってる別の人間もいます。これは指定暴力団の三次組織の幹部ですが、その人間にはあの見立君も頭が上がらない状態。以前はそういう先輩OBが何人かいたけど、社会的に成功している人ほど関係者とは疎遠になっている。会えばみんないい先輩ですよ。飯を食わせてもらったりして。もちろん会えば、こっちも先輩を立てる。だけどもう関東連合との関係は消し去りたい過去なんでしょう」

――芸能界やAV業界でも、「関東連合」の名前を聞くことは少なくなった。

「芸能といえば、ある関東連合に関係する人物が大物有名人に近付いているという話は聞いてます」

――その大物有名人とは誰なのか。

「ビッグダディですよ」

――あの大家族番組の林下清志さん?

「だからあのビッグダディですよ。金儲けできると踏んでいるんでしょうね。過去に、一発屋のプロデュースで成功している連中ですから自信があるんでしょう。彼らに限らず、一度でも関東連合の名前を使った人間はそれぞれの世界で頑張ってもらいたい。それは本音です」

 関東連合はいい思い出だと語るOBのX氏。彼はあえて関東連合の関係者だということは隠してはいない。それは誇りめいたものを感じているからだろう。初公判を迎えた石元被告もその著書『不良録 関東連合リーダーの告白』の中で、第5章「未来ーー関東連合OBとしての誇り」をまるまる使って、その気持ちを綴っていた。

 石元被告はすでに別事件の詐欺罪の区分審理で有罪の部分判決を受けており、合わせて量刑が言い渡される。

Written by 西郷正興

Photo by 不良録 関東連合元リーダーの告白

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