男性が本命の彼女に求める尽くし方。「無償の愛」は嫌われる?
KOIGAKU / 2016年11月27日 10時30分
「大好きな彼には何だってしてあげたい! お料理も洗濯も掃除も。悩みを聞いてあげたいし、疲れているならマッサージしてあげたい。それから……」
うんうん、よくわかります。でももし、そうやって続けてきた恋が上手くいかないなら、「尽くしても愛されない」と悩んでいるなら、……少し考えを改めた方がいいかもしれません。なぜなら、“お母さんは1人で十分だから!”
「そんなの分かってる」と思われるかもしれませんが、気づかないうちに母になってしまっている場合もあります。
今回は、“男性が恋人に求めている理想の尽くし方”についてお話しようと思います!
母的「無償の愛」は求められていない
男性と付き合った途端、「お母さん」になって相手の世話を焼き始める女性は少なくありません。そして、そのような女性にかぎって「愛されない」「愛が足りない」と嘆いているもの。また、「私はちゃんと~してるのに」と主張する女性も同様です。男性は「母みたいな女性」と同様に「隙がない女性」も避け気味になります。
彼らは自分の居場所を女性の中に作りたいと思っていて、隙のない女性には「居場所の開拓余地がない」と感じてしまうのです。男性の“愛する力”というのは、「相手の役に立つことができた!」と感じたときに発揮されるというのをご存知でしょうか?
最初から、「ほらここがあなたの場所よ。私が包み込んであげる」なんて居場所を提供してしまったら、彼らの意欲は削がれてしまいます。男性は自らの力で女性の中に居場所を開拓し、その心地良さに包容力を感じます。つまり……男性の求める「包容力」って、黙って与えられる「無償の愛」じゃないんです! それに、「愛が足りない」と嘆くのだとすれば無償の愛じゃないですよね。見返りを求めちゃってますから。
プライドを傷つけない尽くし方
たとえば彼に対して「もっとこうした方がいい」「こっちの方が上手くいく」と思っていることがあったとしてどんな風に伝えますか? 正しいことだったとしても伝え方を誤ると、彼の嫌がる「母的おせっかい」になったり、お説教じみてしまいます。
まず1番気をつけることは、「あなたがダメだからではないよ」というニュアンスをかもしだすこと。ダイレクトに言葉で「今のあなたで十分なのは承知の上でいうけど、」と付け加えると言い訳がましく聞こえてしまうので、あくまでも雰囲気で伝えるんです。
具体的にお教えしましょう! たとえば彼が仕事のことを話してきて、あなたはアドバイスがしたくなったとします。その場合、アドバイスの前にまずは「同意」「共感」を示します。冒頭で、以下のような言葉を使ってください。「そうだね」「うんうん」「そっか」「なるほどね」肯定でも否定でもなく中立な立場で彼の状況を受け入れます。その後に、「こうした方がいい」があるのであれば伝えます。
ポイントは他人事にすること
「こうした方がいい」の伝え方ですが、こちらもおせっかいやお説教にならないよう注意が必要です。ポイントはずばり“他人事”のように伝えること!「~したら、いいのかもね」みたいな感じで、傍観者の位置をとります。男性はアドバイスが欲しければそう言います。そうでないときは、土足で踏み込まないことです。そしてさらに肝心なのが「語尾」で、無責任なようですが“曖昧さ”が大切なんです。彼自身にイエスかノーかを決めさせる、「決定権はあなたにあるんだよ」と感じさせなくてはいけません。
たとえば、「きっと、こういう風だとラクなんじゃないかなぁ」「こんな感じになっていけば、あなたも楽しいかもね」「そうすれば、うまくいくような気がするけどね」……こうしたらいいという気持ちを伝えてはいても、あくまでも「感想」レベルで「アドバイス」にはしない。そうすれば、彼の意志を尊重していることが伝わります。
おわりに
いかがでしょうか。男性は、女性に尽くされてばかりいると、情けない気持ちが湧いてきてしまうようです。また彼女の意見が的確であっても、的確であるほど、落ち込んでしまうことも!
でも、大好きな彼が苦しんでいたり、大変な時期にはどうしても助けてあげたくなりますよね。そんなときは母にはならないで恋人として寄り添うこと。アドバイスは「冒頭」と「語尾」を意識してさりげなく伝えることを意識しましょう!
参考資料:“尽くすオンナ”をやめれば、あなたは一生愛される! 泰由佳 大和出版
Written by mami
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