東京の夜を彩るイルミネーション、男性はどうでもいいと思ってる
KOIGAKU / 2016年12月31日 10時30分
まさしく冬真っ只中ですが、みなさん体調はいかがでしょうか? こう寒いと、デートで屋外に出るのも億劫になってしまいます。出不精な人にとっては、この時期の恋愛はめんどくさいものですよね。
さて、冬のデートの定番コースといえば、イルミネーション見物でしょう。寒くても、美しい光の芸術を好きな人と2人で眺めていれば、とっても心が満たされる……なんて思ってる男性は滅多にはいません。はっきり書きますが、男性はロマンを感じることなんざほとんどない生き物。寒い時期にわざわざ電球を眺めて喜ぶような奇特な者なんて、ほんとにごく少数しかいないものです。
イルミネーション見物デート、提案するにはワケがある
「でも、私のカレはイルミネーション見物デートを提案したよ!?」と反論する方もいらっしゃるかもしれません。そうですよね、自分からイルミネーションを見に行こうと提案する男性については、そういうデートを楽しみにしているような人たちに見えてしまうところです。
ただこれ、理由というか、消去法というか、結局冬のデートで何をするかって話になったとき、イルミネーションデートぐらいしか思いつかない男性が多いだけなんですよね。
冬のデート、女性であれば色々と思いつくかもしれませんが、男性にしてみればせいぜいこれぐらいしか思いつかないものなんです。だから、自分からイルミネーションを見に行くことを提案したからといって、別にその男性がロマンティックというわけではありません。冬のデートについて、それぐらいしか思いつかないだけなんです。
できれば家の中でごろごろしていたいけど、それだけじゃ相手を退屈させてしまいます。そうならないように、本当はどうでもいいけど、イルミネーションを見に行って、寒い中「きれいだね」って言っているだけという男性、僕の周囲に大勢います。僕だってそういうタイプです。むしろそうじゃない男性なんていません。男性だけで集まって恋愛の話をしてみれば、十中八九、「イルミネーションの何がいいか分からん」という見解に落ち着きます。
男性は彼女に嫌われないためなら自分を普通に偽る!
どうでもいいと思っているイルミネーションを、それでも彼女と見に行く男性たち。その目的はたった一つ、相手に退屈されないため。これだけです。そもそも寒い季節に、夜間外出するなんてのがナンセンスな話だと思っている男性たちですが、そんな考えを表に出せば幻滅されてしまいます。だから本音をおくびにも出さず、「イルミネーションは素敵だね」とかいってるわけです。
自分を偽っているということですが、特にこういう傾向は、付き合いたての時期の男性にとっては常套手段(ジョウトウシュダン)。確実に自分の狙っている相手を落とすために、ロマンティックなタイプを装うだけに過ぎないのです。本音をいえば「寒いよ~帰りたいよ~」としか考えていません。
おわりに
こういっちゃなんですが、20代以降の男性でロマンティックなタイプって、他の男性から見れば異端中の異端。めったに実在していません。イルミネーションを眺めながら彼女の肩を抱いている男性たちは大勢いますが、大抵は腹の中で「この後ホテルだな」と算段を立てています。
イルミネーションは確かに美しいものですが、男性はそれよりも家の中でこたつに足を突っ込んでいる方が幸せなのです。ロマンと対極に位置しているのが、一般的な男性たちの生態なのです。
Written by 松本ミゾレ
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