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【初詣】おみくじの恋愛運が最悪でも心配しなくてOKな理由

KOIGAKU / 2017年1月1日 9時30分

初詣でおみくじを引いて「凶」なんかが出ちゃったら、すごくガッカリすることと思います。「恋愛運……今しばらく待て」なんて書かれてあったら、彼氏募集中の女子は、もっとガッカリすることでしょう。でも、そういうところで一喜一憂しなくてもOKなんです!

Closeup of smiling thinking woman looking away outdoor

おみくじの「大事なところ」

おみくじの大事なところ、つまり「恋愛運」とか「金運」以上に、誰もがしっかりと読んで頭に叩き込んでおくべきところ。それはおみくじの上のほうに書かれてある言葉です。
細長い、一般的なおみくじの場合、「運勢 吉」というのが、真ん中のほうに書かれてありますよね。その上に、短歌のようなものと、その解説が書かれてありますよね。そこが重要なわけです。

たとえば、今、手元にあるおみくじの上には「ふる雨は あとなく晴れて……」と始まる短歌のようなものが書かれてあります。そのすぐ下に「運気は晴れるけれど、驕ることなく努力しなさい」というような主旨のことが書かれてあります。
一番下の欄にある恋愛運は「誠意を尽くせ」とあります。この「誠意を尽くす」という、幅広い解釈が可能な言葉を具体的に規定してくれているのが、短歌でありその解釈なわけです。

ほかに参考にすべきところとは……

たとえ「凶」のおみくじを引いてしまって、恋愛運のところにも「今年はもう絶望的なくらい彼氏に恵まれないでしょう」というようなことが書かれてあっても、短歌とその解釈をもとに暮らしていると、運気はそこまで悪くなりません。あるいは徐々に運気が上向いてきます。

短歌とかその解釈って、いわば「神様の御言葉」なわけです。どういう運気であっても(おみくじが大吉であっても凶であっても)、その言葉を胸に、ちゃんと生きていかないと、なんの意味もないわけです。

それ以外で参考にすべきは、運勢を書いてある裏にある「神の教」のところです。そこはわりと神道の教えにそったストレートなことが書かれてあります。ここもおおいに参考にしたほうがいいです。

おみくじの本質

ちなみに神道には経典がありません。「神道に教えなし」というのが、基本なんだそうです。
では神道ってなんなのか? といえば、自然に学びなさいということです。自然、つまり太陽や水、森の木々、草花……たとえばそういったものに、正しく生きる姿勢を感じ、そこから学びを得なさいということ。押しつけがましいことは一切しない、というのが、いわば神道の教えなのです。

新年一発目に、「凶」なんておみくじを引いてしまうと、すごくガッカリするでしょう。「今年もいいことがないのかな」と、悲しくなるでしょう。でも、おみくじには「凶であれば、ではどんなふうに暮らしていくといいのか」という、いわば「解決策」がちゃんと書かれてあります。

今年の初詣でおみくじを引いて、それを神社の木の枝などにくくりつけてきてしまった人は、もう一度神社に行って、おみくじを引いてみてはいかがでしょうか。そして、そこに書かれてある言葉を、今年の生きる指針としてみてはいかがでしょうか。きっと運気が開けてきます。

Written by ひとみしょう

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