「Q:エッチの頻度が月1回程度なのですが、彼氏を満たす適切な頻度はありますか?(24歳女性・派遣社員)」(ラブホの上野さん)
KOIGAKU / 2017年1月22日 10時0分
基本的には、その人次第。
ですがこんな質問を送ってくるということは彼氏を満たしているか不安なのでしょう
回数は人次第なので何とも言えませんが、「彼氏は喜んでくれているかなぁ?」という悩みは普段はともかく、エッチの最中に考えるべきではないでしょう。
何故なら、男が満足するエッチと言うのは要するに女の子がどれだけ気持ちよくなったか、に集約されます。
だからご質問者様が楽しむことが第一です。そうすればほっといても勝手に誘ってきます。
ご質問誠に有難う御座います。
今回のご質問者様は24歳ということですが、彼氏様のご年齢はおいくつでしょうか?
人間の性欲は年齢によって変化をするので彼氏様のご年齢によって、彼氏様を満たすエッチの頻度は変わってくることでしょう。
とは言え、年齢による性欲の変化で分かることなど所詮は「傾向」に過ぎません。ご質問者様の彼氏様が年齢に合った性欲かどうかは分かりませんし、状況によっても「どれくらいの頻度でエッチをすれば満足するか」ということは変わってきます。
ですので、今回私は具体的に「3日に1回」というような回答をすることは出来ません。
この点に関してお役に立てず誠に申し訳御座いませんでした。
しかし、もちろんこんな無意味なお話だけで今回の回答を終わらせるつもりは御座いません。
子供になって……!?
ご質問者様は今回「彼氏が満足してくれているのか」という、非常に彼氏思いのご質問を下さいました。自分のことよりも彼氏のことを心配するそのお気持ちはとても素敵なのですが、どうかそんなご質問者様に1つだけご理解頂きたいことが御座います。
それはエッチのときは「彼氏は満足しているのか」とあまり考えないようにするということ。
是非、子供になって頂きたいのです。
いえいえ、何もエロい意味では御座いませんよ?
子どものように「自分のことだけ」を考えてエッチに望んで欲しいという意味で御座います。
これは子供を遊園地に連れていく状況を考えると分かりやすいでしょう。
子供は親に遊園地に連れて行ってもらうと、基本的に親の気持ちなど少しも考えたりは致しません。自分が乗りたいものに乗り、食べたいものを食べ、親にせびる。
そこに遠慮などという概念は存在せず、好き勝手に楽しんでいる。親はただ「子供が楽しむための道具」になっているとすら言えるかも知れません。
ですが、親はそれが楽しいのです。
私は別に遊園地を否定するつもりは御座いませんが、特にある程度の年齢になった男性にとって、遊園地は別にそこまで魅力的なスポットでは御座いません。ただ「一緒にいる人」が楽しそうにしているから、その男性にとっても遊園地が楽しい場所になるのです。
お互いに楽しみたい場合
それでは、もしお互いがお互いに「一緒にいる人に楽しんで貰いたい」と思っていた場合、どうなるでしょうか?
お互いがお互いに「相手が楽しんでいるか?」ということに焦点が向いてしまいます。つまり「先に喜ぶ側」が存在しないのです。これでは永遠にお互い楽しむことは出来ません。
ご質問者様のように「相手が喜んでいるかどうか不安」という方は確かに「相手の気持ちを考える」という非常に魅力的な美点を持っていると言えるでしょう。
しかし、もう一歩だけ深く相手の気持ちを考えてみると、少し違ったものの考え方が出来るようになります。
先ほどの子供の話、つまり「自分勝手に楽しむ」ということ。
「相手を喜ばせるために、自分が率先して勝手に楽しむ」
恐らくは「私ばっかり楽しんで、相手は不満にならないだろうか?」と考えてしまうことでしょう。ですが考えてみて下さい。
ご質問者様はエッチの際に、彼氏が「物凄く楽しそうにしていたら」ご質問者様も楽しくはなってきませんか? むしろ、彼氏様がご質問者様に楽しんで貰おうと、自分の楽しみを犠牲にしていたら、ご質問者様は心の底から楽しむことが出来るでしょうか?
自分勝手に楽しむというのは、「相手の気持ちを誰よりも考えた人」が行う行為でもあるのです。
ですので、せめてエッチの時は「彼氏が楽しんでるかなぁ?」と考えるのではなくて、自分自身がどれだけ楽しめるか、ということを考えてみてくださいませ。
男という生き物は、エッチの時に彼女が楽しそうに、嬉しそうに、気持ちよさそうにしていれば満足する生き物で御座います。
おわりに
ところで余談になりますが、この考え方はなにもエッチに限った話では御座いません。
ホームパーティーでも飲み会でも、ただ友人と遊ぶだけでも使える話で御座います。
もし本当に相手のことを考えるのであれば、まず自分が楽しむことが重要になると言えるでしょう。
この世界に生きている人間のほとんどは「俺はなんか良く分からなかったけど、まぁあいつが楽しそうにしてたからいいか(笑)」と「自分が犠牲になって人を楽しませた」と思い込みたい生き物で御座います。そのニーズを満たすためには、こちら側が勝手に楽しむ必要があるのです。
Written by ラブホの上野さん
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