3月3日は女の子、5月5日は男の子。じゃあ、4月4日は?

恋学 / 2014年4月29日 0時20分

3月3日の桃の節句は「女の子の日」、5月5日の端午の節句は「男の子の日」と言われていますね。その中間にある4月4日は、かつては「オカマの日」とされ、小学生たちのカラカイのネタになったりしていました。

この4月4日、オカマの日ではなく、賛否両論ありつつも「トランスジェンダーの日」として、しっかりと記念日認定されているのです! 「トランスジェンダーとかオカマとか、私には関係ないなー」と思われるかもしれません。けれどトランスジェンダーの生き方や在り方は、全ての女性にとって、きっと他人事ではないと思うのです。

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トランスジェンダーって何?

トランスジェンダーという言葉、聞いたことはある気がするけれど、実はよくわからない……という方も多いのではないでしょうか。

ジェンダーとは「男なら**するべき」「●●してこそ女」などの、社会的に作られた性差のことです。そしてトランスとは、ここでは「越える」というような意味で使われています。つまりトランスジェンダーとは、「社会的な性差を越えた」人や状態のことを表現した言葉なのです。身体的なものも含め、生まれつきそうである人もいれば、生き方としてそうあることを選択した人もいます。

現代女性は「トランス」ではなく「カオス」ジェンダーな状態

かつて女性は「結婚したら仕事を辞めて子どもを生む」「家庭で夫の帰りを待ち、迎える」「夫・男性に従いサポートする」という社会的役割を果たす存在である、とされてきました。「外で仕事をする」そして「お金を稼ぐ」などの役割は男性のものである、と。

けれど現代では、女性にも外で仕事をし、お金を稼いでくることが求められています。そうした場では男性に従うだけでなく、男性と同じように仕事をすることが求められているのです。しかも、旧来の「女性らしさ」を維持したままで。

「なんてカオスな状態!」と叫びたくなるような目まぐるしさですね。
男性と同じように振る舞う日々で、同時に「女性らしさ」の維持を求められるなんて、とても難しいことだと感じられている方も多いのではないでしょうか。

トランスジェンダーには魅力的な人がたくさん!

「カオス」に翻弄された日々はなかなかに苦しいものですが、そこから抜け出すヒントが「トランス」にはあります。

トランスに込められた「超越する」というニュアンスは、こうしたあらゆる「らしさ」から自由になる強さを持っています。トランスジェンダーは300人程度に1人いると言われていますが、そのトランスジェンダーの有名人と言えば、たとえば池畑慎之介(ピーター)さん、はるな愛さんや椿姫彩菜さん、中村中さんや、政治家では上川あやさんなどがいらっしゃいます。

いずれもとても魅力的な方々です。世界に目を向ければ、大ヒット映画『マトリックス』の監督もそうです。押し付けられたカオスを受け入れずとも、既存の「らしさ」にはめ込まれずとも、ステキに生きるためのロールモデルは、すでに存在しているのです。

女性として生まれたからと言って「女性らしい」ふるまいをしなくてもいい、だからといって「男性らしい」ふるまいをしなければいけないわけでもない……そんな、あらゆる「らしさ」を自分が心地よいように超越したところに、自分らしい、過ごしやすい形があるのではないでしょうか。

「さぁ、トランスジェンダーとして生きよう!」と言いたいわけではありません。けれど自分にぴったりの相手と出会いたいと思うのならば、まずは「らしさ」にとらわれず、自分にぴったりの姿で生きることを目指したいですね!

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