男性心理から見る「男女間で友情が成立するとき」と「身体の関係になるとき」

男の悪いクセは、女性を見たらまず「エッチできそうかどうか」の判断をすることです。でも男たるもの子孫を残さないといけないので（と、言い訳をしてみた）、どうしてもエッチが先に立ち、ちがうものも勃ってしまったり、勃たなかったり……。

真面目に話をしよう。男女間で友情が成立をするとき。相手の女性のことを男が尊敬していたら友情が成立する。尊敬の念がない場合は、男のやせ我慢によってのみ、男女間の友情は成立する。これが本稿の結論です。

経験値によって異なる「尊敬」の念

尊敬という念をきちんと理解しようと思えば、あるていど歳を重ねるよりほかないのではないかと思います。若いうちは、あまり美しい言葉ではありませんが「味噌糞」の状態。

会社の同期の男子に対して、ああカッコイイ！　仕事ができる男子ってステキ！　付き合いたい！　抱かれたい！　と思ったことのある女子もいると思いますが、そういうのを味噌糞と言います。好きも、仕事も、尊敬も、エッチもすべておなじ次元の話のこと。

歳を重ねるにつれ、「カッコイイけど、一緒に仕事をしているだけで十分」とか「1回、抱かれてみたいけど、それはあたしの深夜の妄想のなかだけでOK」とか、「それはそれ、これはこれ」というふうに考えるようになって、そうなってくると「尊敬」の意味がわかってきます。

年齢を重ねれば友情は成立する⁉

つまり、男女間の友情は歳を重ねるごとに結びやすくなるということです。みんなが少しずつ「それはそれ、これはこれ」というふうに考えるようになるので、ヘンに濃い感情にならないんですよね。

男からすれば、やせ我慢する機会も若い頃に比べて減る。「それはそれ、これはこれ」といいうふうに考えることができるようになるから。

そういう男女が思わず意気投合してしまえば、身体を結ぶ関係になります。身体だけの関係になるかどうかは、その男女がどこまで潔癖症かにもよるし、お互いに「ご無沙汰」かどうかとか、お互いに「スキモノ」かどうかにもよるでしょう。

余裕のあるオーラを醸し出せる人はモテる！

「それはそれ、これはこれ」と考えることができるというのは、歳をとって、考え方にロマンがなくなったからだと言われたらそれまでのことかもしれませんが、そう考えられるようになると男女ともにわりと生きていくのが楽になります。

楽になると、合コンに行ったときでも、「余裕のあるオーラ」が出ます。オーラがあれば「友人」も「セフレ」も寄ってきます。あとは、寄ってきた人を選別するのがあなたの仕事になりますが、あまり選別しすぎるとさみしんぼになるので注意が必要です。