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「Q:ラブホ初心者です。料金体系がよくわかりません。休憩やフリータイムなどの違いを教えてください(25歳男性・人材系)」(ラブホの上野さん)

KOIGAKU / 2017年3月26日 10時0分

ご質問誠に有難うございます。

まず我々の業界の怠慢でご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

そもそも論になりますが、ラブホテル業界の料金体系が何でこんなに分かりにくいのか、ということは「大手が存在しない」ということが挙げられます。

その産業に圧倒的な大手企業が存在すれば、ほかの小さな会社は大手のやり方を真似、業界として統一規格のようなものが誕生いたします。しかしラブホテル業界はそういった圧倒的な大手が存在しない群雄割拠の産業なので、真似をすべき王者が存在いたしません。それが今日まで統一された規格誕生しなかった原因でしょう。

ですので、端的に言って「すべてのホテルを網羅したような解説」をすることは出来ません。
あまり知られておりませんが、たとえば関東と関西で大きくルールは異なります。
そのうえ関西にも関東式の料金体系があれば、関東にも関西式の料金体系があったりと、もう本当にめちゃくちゃなので御座います。
またフリータイムとサービスタイムはたいていの場合で同じ意味で御座いますが、同じホテルに「フリータイム」と「サービスタイム」の両方があったりともう滅茶苦茶。深夜休憩とかいうものがあったかと思えばミッドナイトレストとかミッドナイトステイというような仕組みまで。

もちろん私は料金表を見れば、そのホテルの料金体系は分かりますが、それでも「あぁ、そういうことか」と少し考えてからわかることも少なくありません。ラブホスタッフの私ですらそうなのですから、お客様にとってどれだけ不親切なのかと言うことは言うまでもないでしょう。

ですので、私は今回料金体系の「基本」をお教えさせて頂きます。そのうえで、そのホテルのホームページの料金表を見て、それが分かりにくかったら、その時点でそのホテルは接客業として不適切で御座います。さらにそれでホテルに電話をしてみて料金の説明が分かりにくかったら、それはもう論外。ぼったくりと何も変わりません。

それでは、ラブホテルの料金体系の「基本」について解説させて頂きます。

【休憩】
休憩は原則として「3時間3,000円」というように非常に分かりやすい料金体系になっております。
そのままの意味で3時間以内にチェックアウトをすれば3,000円ということ。これは分かりやすいことと思います。
しかし、そんな休憩にも3つの難しいポイントが御座います。

●ポイント1:原則として休憩2回は不可
例えば3時間3,000円のホテルに6時間滞在したら6,000円になりそうなものですが、これは多くのホテルで違う仕組みを採用しております。

たいていの場合「休憩3時間3,000円 延長30分600円」というように「延長」という仕組みが追加されております。
ですので6時間滞在した場合「休憩3,000円+延長30分600円が6回で3,600円、計6,600円」というようになります。

●ポイント2:休憩できない時間がある
とあるホテルの料金表をご覧くださいませ

【休憩 3時間3,600円~7,200円(6時から21時のチェックイン)】
値段に幅があるのはお部屋ごとに値段が違うからで御座います。それより重要なのがこの(6時から21時のチェックイン)の部分で御座います。これは文字通り朝の6時から21時までにチェックインをしないと「休憩」以外の料金になってしまうということで御座います。つまり「22時から3時間の休憩」は出来ないということになります。

●ポイント3:ショートタイム
これは皆様にとって都合の良い仕組みで御座います。例えば、
【ショートタイム:2時間2,000円 休憩 3時間3,000円】であれば、2時間以内にチェックアウトすれば2,000円で、3時間以内であれば3,000円ということで御座います。

【サービスタイム・フリータイム(意味合いはほぼ同じ)】
サービスタイムは長時間滞在するお客様に向けたサービスで御座います。
例えば【サービスタイム 6時から20時 4,980円】というホテルがあれば6時から20時までの何時間滞在しても料金は4,980円ということで御座います。
朝の6時から20時まで14時間滞在しても4,980円
逆に16時から20時までの4時間しか滞在しなくても4,980円

フリータイムもサービスタイムと意味合いは同じで御座いますので【サービスタイム 6時から20時 4,980円】と【フリータイム 6時から20時 4,980円】は同じ意味だと思って頂いて問題ございません。

【宿泊】
実は宿泊は「サービスタイム」とほぼ同じ意味で御座います。
ようするに指定された時間の間であれば何時間滞在しても料金は一緒ということで御座います。

つまり「夜のサービスタイム」が「宿泊」であるとお考え頂ければと思います。

【その他】
以上がラブホテルの料金体系の基本で御座います。
他に注意すべき点として「部屋ごとに料金が異なる場合が多い」ということと「金曜日や祝日は料金が高くなる」ということ。
また「深夜休憩」とか「ミッドナイトステイ」などの聞きなれない仕組みも御座いますがこのあたりの仕組みは基本的にお客様にとって「料金が安くなる」サービスで御座いますので、そこまで気にされることはないと思います。

さて、以上の点がラブホテルの料金体系の基本になります。誠に申し訳ないのですがおわかりにくい点もあったことと思います。

ですので、1番簡単で確実な方法は「ホテルに電話をして、料金を聞く」ということでしょう。ラブホテルに電話をすることに抵抗がある方も少なくないかとは思いますが、電話対応を聞けば、そのホテルがまともなホテルかどうかということもそれなりに分かるもので御座います。そういう意味でもご利用前に電話で確認するとよいことでしょう。

Written by ラブホの上野さん

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