乾燥肌にはタイプがある! 自分の乾燥のタイプを見極めて正しい対策を
KOIGAKU / 2014年3月28日 0時27分
女性の約8割は悩んでいるという乾燥肌。肌が乾燥すると、メイクものりませんし、顔がシワっぽくなって老けてみられがちです。特に秋から冬にかけては肌の乾燥が一層進みますから、気分も重くなりますよね。
「何をやってもうまくいかなかった」――そんな方のために正しい乾燥肌の対策方法をお伝えします。
知ってた? 乾燥肌にはタイプがある
「乾燥肌だから、お手入れが大変」なんて話をしていると、「私も」「私もよ」という声が次々と聞かれます。でも、乾燥肌という人の中には、「そんなに肌が乾燥して見えないんだけど……」という人もいますよね。
どうしてそんなことが起こるのかというと、乾燥肌にはタイプがあるからです。乾燥肌のタイプ次第では、肌がカサカサでお手上げ状態と思えるような場合もあれば、ちょっと肌がつっぱる程度という場合もあります。
効果的な乾燥肌対策のためには、自分の乾燥肌のタイプをしっかりと見極めて、それに沿った対策を講じることが大切です。
あなたの乾燥肌のタイプはどれ?
乾燥肌のタイプは大きく次の5種類があります。あなたはどのタイプの乾燥肌なのかチェックしてみましょう。
・一般的な乾燥肌
肌がカサつく、洗顔後の肌に何もつけないとつっぱる、といった程度の肌の乾燥を感じるタイプです。肌の乾燥を感じるものの、ある程度のスキンケアで潤いが保たれるという人はこのタイプの乾燥肌といえます。
・脂性乾燥肌
一見、潤って見えるものの、実は乾燥肌というのがこのタイプです。頬や目の周りなどは乾燥するのに、Tゾーンだけはオイリー、目元口元のカサつきは気になるのに、部分的に肌がテカっているというような場合は脂性乾燥肌の可能性があります。
・乾燥性敏感肌
肌が乾燥してかゆい、何をつけてもピリピリしてしまう、という場合は、乾燥性敏感肌が疑われます。肌が乾燥しているだけでなく、敏感になっているので、スキンケア用品によってかぶれてしまったり、肌荒れしてしまったりすることも少なくありません。
・超乾燥肌
一般的な乾燥肌よりも乾燥の度合いがひどいのが超乾燥肌です。肌表面の角質が剥がれてきたり、何をつけても肌が粉ふき状態になってしまったりして、肌の乾燥ゆえにシワなども目立つようになります。もしも当てはまる点があれば、超乾燥肌タイプなのかもしれません。
・老人性乾燥肌
このタイプは名前のとおり加齢にともなって肌の乾燥が進んでしまったというものです。私たちの肌は年齢を重ねるにつれて、皮脂の分泌量が減ったり、角質部分の保湿成分セラミドの量が減ったりといった変化がみられるようになります。
それにともなって肌の乾燥が気になるようになったという場合は、老人性乾燥肌ということができます。
今日から始めよう。乾燥肌タイプ別の乾燥対策
あなたの乾燥肌はどのタイプか見極めることができましたか? それぞれのタイプで乾燥の症状が異なりますから、対策の仕方も異なってきます。
では、どのような対策を講じることができるのか、乾燥肌のタイプ別にアドバイスしていきたいと思います。
・一般的な乾燥肌
一般的な乾燥肌の場合は、洗顔とスキンケアを見直してみましょう。洗い過ぎは乾燥の原因となってしまいますので、洗顔料で洗うのは1日の最後だけにして、朝はぬるま湯などで洗い流すだけにしましょう。クレンジング剤は肌へ負担の大きいオイルタイプではなく、しっとり仕上げるクリームタイプの方がおすすめです。
スキンケア用品は「しっとりタイプ」のものを選んで、季節や肌のコンディションに応じてクリームなども利用しましょう。
・脂性乾燥肌
このタイプの場合は、肌の水分量が足りないために皮脂の分泌を増やしてしまっている可能性が高いです。ですから、このタイプの乾燥肌の対策としては、洗い過ぎないことと水分の保湿をたっぷりと行うことがおすすめです。
洗顔は1日2回までにして、マイルドな洗顔料をしっかりと泡立てて洗うようにします。その後は化粧水をたっぷりと浸透させてください。その後、乳液で保湿しますが皮脂の分泌が盛んな部分にも薄く塗るようにしてください。
・乾燥性敏感肌
このタイプの乾燥肌は、肌のバリア機能が低下して肌が過敏になっているので、保湿を心がけるあまり栄養たっぷりのクリームを塗りこんだりするのはNGです。
肌のバリア機能を立て直すために、まずは洗顔から見直してみましょう。オイルクレンジングや界面活性剤の入った洗顔料は肌への負担が大きいので、無添加せっけんや敏感肌用の洗顔料を使用してやさしく洗うようにします。お湯ではなく、水に近いぬるま湯で洗いましょう。
バランスの取れた食事を心がけ、睡眠をしっかり取ることも大切です。スキンケア用品も敏感肌用の肌にマイルドなものを使用するようにしましょう。
・超乾燥肌
このタイプの場合は、洗い過ぎは禁物です。メイクをする人は晩だけマイルドな洗顔料を使って洗うようにし、朝はぬるま湯で流すだけにしましょう。
セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンといった保湿効果の高い成分が入ったスキンケア用品でしっかりと保湿し、クリームで乾燥を防ぎましょう。また肌にいいビタミンやタンパク質を食事でしっかりと摂るようにして内側から潤う肌を目指しましょう。
・老人性乾燥肌
このタイプの乾燥肌は、一般的な乾燥肌の対策方法と同じです。ただし乾燥の程度が酷いようであれば、超乾燥肌の対策方法を参考にして乾燥対策を行ってくださいね。
Written by Marie
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