肉食系でも草食系でもない、今注目の男子達とは?
KOIGAKU / 2014年7月15日 11時43分
「肉食系男子と草食系男子、どちらの方が好き?」肉食系・草食系という言葉が流行してから、至る所でたずねられるようになった質問です。何度となくたずねられる機会があるということは、つまり、それだけ「どちらの方がいいのか」気になっている人が多い、ということ。
しかし今注目されているのは、肉食系・草食系と二分できるものばかりではないようです。今回は大注目の新しい「●●系男子」をご紹介してみますね!
肉食系男子と草食系男子、どちらが好みですか?
2014年5月に、街コン参加者を対象にアンケートが行われました。結果として見えて来たのは「男性は肉食よりも草食系の女性を好んでいる」「女性は草食系より肉食系の男性を好んでいる」という、いわば伝統的な価値観に則したような結果でした。
けれどこれがもし「あなたは何系男子・女子が好きですか?」というオープンクエスチョンだったら、どのような結果が出ていたでしょうか。きっと肉食系・草食系と二分できるものばかりではないはずです!
では、今注目されている、新しい●●系男子をご紹介しましょう♪
安心感ナンバーワン⁉ “ソーセージパン男子”
肉食・草食といった動物でもなく、弁当男子などの行為をあらわすわけでもない「ソーセージパン男子」。少し前までは聞き慣れないものでしたが、今、このタイプの男性が人気だというのです。
ソーセージパン男子の特徴は大きく分けると4つです。「がっしりとした体型」「服装はキメすぎず、けれど体型にあったオシャレさ」「愛らしいキャラクター」「決断力があり、おさえるところはおさえられるパワーがある」。
(ファッションはともかくとして)イメージとしては、映画版になった時のクライマックスでのジャイアンでしょうか。たしかに、隣にいたらしっかりと守り、フォローしてくれそうです。
急浮上の存在? “国防男子”とは
ソーセージパン男子と同時期に取り上げられるようになったのが“国防男子”です。これは文字通り“国防”にあたる、自衛隊隊員が想定されたもののようです。
しっかりとした筋肉や、非常事態に対応できる技術を持った男性に対し、特に震災以降「頼りがいがありそう」などの理由で惹かれる女性が増えている、とのことです。人気作家によって書かれた自衛隊員との恋愛短編集などを読んで憧れた女性も多いかもしれません。
“●●系男子”の功罪とは?
昔から言われているような「男たる者**」といった、既存の“らしさ”で塗り固められた男臭い男性に魅力を感じない女性にとっても、またそうした男性であることに違和感を持つ男性自体にも、こうした“●●系男子”の乱立は、これまでの強固すぎる規範を少しずつ崩していくことになりますし、悪いことばかりではないと思います。
けれど “●●系男子”という言葉ばかりが先行してしまいがちなのは、少し問題かもしれません。女性の立場で考えてみれば、リケジョこと理系の女性のことをイメージしてみるとわかりやすいかもしれません。言葉ばかりが先行して前面に出され、理系であることが単なるキュートさのアイコンかのような扱いをされてしまっていることも多いですよね。
例えば国防男子では、モテの理由として「イザという時に守ってくれそう」というものがあげられていましたが、国防にあたっている男子であれば、そうした「イザ」という時には仕事に当たらねばならないため、近くにいて守ってもらえることはまずない、というのが実際のところです。そもそも“国防男子”が前線で、国防のために活躍するような事態にならないためにはどうすればいいのか、私たちは今、しっかりと考えていかなければならない局面に来ているとも思うのです。
ともあれ、様々な“●●系男子”の登場には今後とも期待をしつつ、期待のしすぎには注意していきたいですね。
【情報提供】
◆恋を学ぶ情報サイト「恋学」
◆調査時期:5/10~5/11
◆調査対象:20代30代の街コン参加者男女
◆調査数:合計274名(男性132名、女性142名)
◆調査方法:紙アンケート
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