大丈夫? デート中の熱中症対策
KOIGAKU / 2014年8月5日 2時30分
夏になればお友達と、家族と、そして恋人と一緒に旅行にでかける機会も増えるかと思います。しかし昨今では北海道でも30度越えすることも多く、避暑地として知られる場であったとしても、熱中症の危険はつきまとってきてしまいます。
職場や家庭などの普段の生活圏内であれば、たとえ熱中症になってもすぐに誰かに助けてもらったり、救急車を呼んでもらったりなどの対処も思いつきますが、泊まりがけの旅行などではいつもと勝手も違いますし、どうしても焦ってしまったり、手抜かりに後々気づいたり……となってしまう可能性があります。
出先での熱中症トラブルを大きなものにしないためにも「熱中症とはどんなものなのか」「旅行の際に持って行った方がよいもの」の2点をご紹介してみたいと思います。
熱中症ってどんなもの?
熱中症とは、文字通り熱に中ることによって引き起こされる症状のことです。気温の高い場所で運動などすることで、体内の水分や塩分のバランスが適切なものでなくなってしまうことで、体温調節を行うことが困難になってしまうために怒ります。体温上昇、めまいなどの症状をはじめ、痙攣や意識障害を起こすことも少なくありません。
室内や日影にいれば大丈夫、また扇風機などあれば問題ないと軽く考えてしまっている方もまだ多くいらっしゃいますが、熱中症は扇風機をまわした室内でも怒ります。また水分と塩分とのバランスがポイントですので、水分を多く補修していても塩分が不足してしまうことでそれがうまく身体に取り込まれず、「水を飲んでいたのに水分不足」で熱中症の症状がすすんでしまうこともあります。
以前、高校球児に“苦言”を呈した高齢の方もいらしたようですが、気合いや精神力などでどうにかなるものではありません。また小学校の教室にクーラーを導入することを「贅沢だ」「クーラーなんて使っていたら身体が弱くなる」とする声もあるようですが、夏の気温・環境は、ほんの数年前とでさえガラッと変わってしまっており、今や欠かせば命に関わる生活必需品です。
また、熱射病による死者が出る・出ないの境目の気温は「30度」であるとも言われています。なお、かつては「日射病」「熱射病」などの言葉の方が多く聞かれていたものでしたが、熱中症はこの日射病・熱射病なども含めた総称です。
日頃から使っていた方がいいもの
熱射病を防ぐためにも、旅行先だけでなく日頃から持ち歩いていた方がいいものがいくつかあります。
その筆頭は「日傘」です。日光に直接あたることを防げますし、布に工夫を行うことで傘の中の気温を上げずにいることのできるようなものもあります。ツバのある帽子をかぶることも大切ですね。
首に巻けるサイズの薄めのタオルも1枚持ち歩けると便利です。気分が悪くなってしまった時などは、水で濡らし首に巻くなどの対処にも使えます。
旅行先に持って行った方がいいもの
旅行先では、何よりもまずは熱中症にならないよう、予防できることが大切です。上述のものたちに加え、「経口補水液」も1本は持ち歩けるようにしておくとよいかと思います。経口補水液は、水分が効率よく身体に取り入れられることを追求して配合されたものです。少し調子がおかしいな……と感じて経口補水液を飲んでみた時、もしとても美味しいと感じられるようでしたら、水分・塩分のバランスがすでにかなり崩れて来ている証拠です。
熱中症に倒れてしまった時のためには、保険証はもちろんのことですが、「お薬手帳」も一緒に持っていられるとよいですね。特にアレルギーのある方や、何か薬を処方されている最中の方には必須です。飲み合わせの確認や、意識を失ってしまっている最中のイザという時のためにも、持っていると便利です。
熱中症への対処は、今や欠かせないものとなってしまいました。しっかりと注意して、楽しい夏を過ごしましょうね!
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