男女の友情は本当に成立する? 男女別アンケートで見えた実情
KOIGAKU / 2014年8月13日 3時0分
友情を育む上で人種という垣根はさほどのハードルではありません。住む地域、話す言葉が違っても、心を割って打ち解けあうことで、どんな人とでも友達になることは不可能ではありません。
しかし、時には本当の意味で友情を成立させるのが難しい場合だってあります。男女間の友情などはその一例でしょう。
異性の友人を持っているという方自体は少なくないはず。筆者も帰省した折にはそういう仲間と飲みに出ることも多いのですが……お酒の力でちょっとした過ちを犯さないか、いつも不安でたまりません。
素面であればそんな間違いなんて起こすはずもないのですが、所詮男性と女性。100%清い友情なんて成立しないのではないかという思いは心のどこかにあります。実際、男性であれば同じように考えている人も多いものです。
今回は、男女の友情が本当に成立しているのか、あるアンケートの内容を参考に読み取っていきましょう。
異性の友人、本当に友情だけの関係?
まずはこちらのグラフをご覧ください。
「恋学」が以前行ったアンケートの結果を表したもので、ズバリ「異性の友人はいますか?」と題されていますが、これを見ると男女とも8割以上の方が「いる」と回答しています。
それを踏まえた上で、今度はこちらを見てください。
このグラフは、先ほどのアンケートで「いる」と答えた方に聞いた「それは真の友情だと思いますか?」という問いに対する回答結果を表したものとなっています。
なるほど、こちらのグラフも男女共に「真の友情だと思う」とする声が半数以上を占めてはいますが、よく見比べるまでもなく、男性が50.5%なのに対し、女性は70.7%。
つまりどちらかと言えば、友人という立場で異性と関わっているにも関わらず、男性の方は本当の友情かと問われればさにあらず、といった状況下に置かれている割合が大きいということですね。
頭では友人だから体の関係も持ってはいけないし、交際することもあり得ない……そう思っていながらも、ややもすれば間違いを犯す可能性もゼロではない。
分かります。よく分かります。
男性ってこういう思いを異性の友人に抱くことが案外多いんです。恐らくこのグラフにある通り、女性よりもその傾向は幾段強くなっているはずです。
また、「恋人未満の相手」と認識している割合も、女性は9.8%に対して男性は倍以上の20.7%と、これまた異性の友人にどっかしらの恋心を抱いている割合が高かったことも見て取れます。
しかしこういう男性って、いざ異性の友人とそういう関係になってしまうと、以降どう接していいか分からなくなってしまうことも。
筆者も高校時代から兄弟のように過ごしてきた異性の友人と、社会人になってから肉体関係を持ったことがあり、その際には非常に複雑な気持ちになってしまったものです。
結局なんだかギクシャクしてしまって、どちらからというでもなく疎遠になって久しいんですよね。友人を一人失って、しかも原因がセックスだというのは、性別の違う友人同士ならではの苦い決別理由でしょう。
今回のまとめ
恐らく同じような経験をしたことがあるという方もおられるはずですが、こういうことがあると男性は途端に交友関係が萎縮してしまいます。
なんだか恥ずかしいという思いと、もう以前のようには付き合えないという負い目と。色々な思いに駆られてしまって……。女性の場合は、こんなときどういう心境になるのでしょうか。男性は女性の心を見透かすことはほぼできない生き物なので、この点が気になって仕方がありません。
今回のアンケートを経て出た結論としては、男女間の友情を構築している場合でも、男性側のおよそ半数は「必ずしも本当の友情のみで繋がっているわけではなかった」というところでしょう。
■ 調査概要 ■
◆調査時期:5/24~6/9
◆調査対象:20代30代の街コン参加者男女
◆調査数:合計500名(男性247名、女性253名)
◆調査方法:紙アンケート
この記事に関連するニュース
-
男女で異なる「年の差恋愛」への価値観……日本ならではの“根強い価値観と国民性”が原因?
オールアバウト / 2024年12月23日 21時50分
-
体の関係なし「本物のセカンドパートナー」と“一線を越えなかった”人たちの理由…「関係が変わってしまう」を上回った最多回答が生々しかった
オトナンサー / 2024年12月21日 21時10分
-
既婚男性の半数、女性の3人に1人が不倫経験ありと判明! 結婚した男女2000名に調査
マイナビニュース / 2024年12月20日 15時0分
-
女性受刑者、窃盗と薬物が8割 高齢入所増、24年版の犯罪白書
共同通信 / 2024年12月20日 9時30分
-
独身男女のクリスマスの予定に関する実態調査
PR TIMES / 2024年12月19日 13時0分
ランキング
-
1今年流行った「大人の学び」が明らかに! 2025年に"注目すべきスキル"とは?
マイナビニュース / 2024年12月26日 17時3分
-
2トースターでお餅を焼くと中がかたいまま…上手に焼くコツをタイガーが伝授!「予熱」より「余熱」がおすすめ
まいどなニュース / 2024年12月25日 17時45分
-
3【10年に一度レベルの年末寒波】エアコン暖房の無駄を防ぐ部屋づくりのポイントは? - 節電の基本をダイキンが解説
マイナビニュース / 2024年12月26日 9時31分
-
465歳以上で働くなら知っておきたい「シニアが得する制度」って?
オールアバウト / 2024年12月26日 20時30分
-
5【MEGA地震予測・2025最新版】「能登半島地震以上の大きな地震が起きる可能性」を指摘 北海道・青森、九州・四国、首都圏も要警戒ゾーン
NEWSポストセブン / 2024年12月26日 11時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください