進む晩婚化…私たちは親を安心させたいから結婚するの?

恋学 / 2014年9月24日 12時49分

現在世界規模で、特に先進国において晩婚化の流れが加速しています。
私たちの住むこの日本でも1970年代と90年代を比較しただけで、平均初婚年齢は2年以上も遅くなっていたという統計が出されており、現在では30代、40代で未だに独身という男女も増えています。
勿論独身のままで問題がないから、婚活もしてこなかったという男女も増えているわけですが、多くの未婚男女はそれなりに熱心に結婚相手を求めているのが実情です。

こればかりは巡り合わせですので、縁がある異性と出会えるかどうかは誰にも予測できないのですが、晩婚化が加速した理由の一つには、お見合いが若干廃れてきたという背景もあるのかも知れません。
現代では女性であっても自力で稼いで生活することは、さほど難しくありません。むしろ就労意欲のない男性よりかは、遥かに社会に貢献している女性だって多くなってきたものです。

しかし以前は女性は家庭に収まるべき、という保守的な固定観念が強かったため、女性の意思がそこまで重んじられないお見合いなどもまかり通っていたという実情がありました。その枷がなくなった現在において、晩婚化が進んでいることは、別におかしなことでもないのかも知れませんね。

進む晩婚化 本文

結婚する理由…本当に男女間の愛情に起因するケースが一番いいのか?

先日筆者は、結婚適齢期の友人女性との話の中で、結婚について語り合う機会を得ることができました。
この友人は現在27歳で未婚。彼氏も数年ほどいないという状況に置かれているのですが、最近になって両親が「早く孫の顔が見たい」と呟く機会が増えたと話しておりました。
何故そんなことを突然? と思ったら、彼女の両親ともに還暦を迎え、周囲に孫を持つ知人が増えてきたこと。そして彼女の父親が長患いしている持病について悲観しており、しかしながらいつか孫の顔を見ることを支えにして闘病を頑張っているという実情が下地にあったようです。

友人は「この際誰かいい人を、お見合いでもいいから探し出して結婚すべきかな?」と真剣に悩んでいたのですが、筆者はどうしても効果的なアドバイスができず、苦々しい思いをしたのです。
筆者は既婚者ではありますが子供はいませんし、家庭をさほど省みておらず、結婚の良さをあまり体感しておりません。
そんな人間が、どうして「結婚は素晴らしいからするべきだ」などと言えるのでしょうか。

さらにはお見合い婚にせよ、恋愛関係から始まったことでゴールインした結婚にせよ、いずれの失敗例も何度か目にしてきただけに、そもそも結婚に良いイメージも持てなくなっていました。「結婚は人生の墓場」なんて言葉もありますが、それもあながち見当違いではないとすら思えます。

ですが目の前の友人は、これまで自分を育んできた最愛の両親への親孝行の、その手段としての結婚を選択しようとしているわけです。どちらかと言えば前時代的な結婚への道のりですが、これも一つの生き方なのかなぁという思いも感じるところはあり、引き止めるような言葉は差し控えました。

おわりに

結婚の形は、恋愛に様々な形があるように、本来は不定形なもののようです。
愛情、同情、打算、世間体。

綺麗ごとだけではない人生の最大の決断が要求されるのが、伴侶を得て共に生きるということではないでしょうか。

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