光が導く出会い！『光のアートコン in スマートイルミネーション横浜2014』

11月1日（土）、5夜限りの光のアートイベント「スマートイルミネーション横浜2014」と街コンジャパンがコラボした『光のアートコン in スマートイルミネーション横浜2014「Primary Light　―語り合う光―」』が開催されました。当日は、あいにくの雨模様にも関わらず、122名の男女が参加。国内外のアーティストによる光のアート作品が“ロマンティックな出会い”を演出する、このイベントの様子をレポートします！

「スマートイルミネーション横浜」とは…

東日本大震災の年(2011年)に生まれた「スマートイルミネーション横浜」は、横浜みなとみらいを舞台に、LED照明や太陽光発電など、これからの時代に不可欠となる省エネ技術の活用をテーマに掲げ、エコ時代の新しいアートとの向き合い方を提案する“光の祭典”。観て楽しめるだけでなく、エコやまちづくりについても思いを馳せる事ができるイベントです。

男女グループになって、アートツアーに出発！

まず参加者は、パシフィコ横浜の円形プラザにてマップと光るバッジをゲット。男女グループに分かれてパシフィコ横浜、ヨコハマ グランドインターコンチネンタルホテル内の作品を鑑賞します。

「アート」と言うと、難解なイメージがあって身構えてしまいがちですが、光のアートは“わかりやすさ”が特徴。参加体験型の作品も多く、直観的に「キレイ」「すごい」と感じるような、思わず近くにいる人たちと共有したくなるものばかりなので、参加者の皆さんもすぐに打ち解け、アートを囲んで会話も弾みます。

光のアートは、皆でワイワイ楽しめるのが◎

鑑賞中の参加者の皆さんの声を聞いてみましょう。

「横浜に夜景を観に行くという行為はハードルが高いので（笑）、こういうイベントがあると夜景を楽しむ口実ができて良いですね」（25歳男性／会社員）「街コンに参加するのは初めて。このイベントには興味があったけれど、友だちと行くのも味気ないので思い切って参加してみました」（23歳女性／デパート勤務）といったコメントが。「思わず顔を見合わせて“すごい！”と言ってしまうような作品が多くて、見応えがあります。皆でワイワイできるのが楽しいです」（22歳男性／自営業）

と、早くもアートを満喫している様子です。

ナイトピクニックで、距離も近づく…？

次の会場となる、象の鼻パークまでは各自自由行動。コスモロックや赤レンガパークを散策しながら、徒歩で向かってナイトピクニックを楽しむのも良し、象の鼻パークとパシフィコ横浜間を結ぶ、LED チューブで装飾されたシャトル船（≪シップシャトルシップ FLOW）ジン・シヨン）で移動するも良し、という事で皆さん散り散りに。

船に乗った参加者は、「船内のイルミネーションも、横浜の夜景も同時に楽しめて盛りだくさんって感じでした」（23歳女性／アパレル勤務）と笑顔を見せてくれました。到着した象の鼻パークでは、グループをシャッフル。傘を忘れてしまったという女性参加者が、男性と相合い傘をしたり、男性が肌寒さをさりげなく気遣ったり、ナイトピクニックで距離も自然と縮まっていきます。

象の鼻パークには、ユニークな光のアートがずらり

メイン会場となる象の鼻パークには、ユニークな作品がたくさん！　≪moving projection theater たてものおしばい≫（髙橋匡太＋柴幸男）は、ムービングプロジェクターで投影された光によって、象の鼻パークを取り囲む5棟のビルたちがおしゃべりを始めるという野外劇。ビルなのに、人間味溢れるコミカルなやりとりに、思わず参加者の皆さんの頬も緩みます。

≪ちび火≫（小山田徹）では、パークにたき火を設置することで「火」を囲む、コミュニケーションの空間が生まれます。電子的な光の作品が続く中、どこかほっとする炎の光に、ついつい長居してしまうという参加者の姿も。

ベイブリッジを臨む絶景カフェレストランでアフターパーティ！

最後は、大さん橋内からベイブリッジなど横浜の夜景が楽しめる「ハーバーズカフェ」でアフターパーティ！　長時間のアートツアーで打ち解けて、最初から会話も弾みます。「色んなところを歩き回ったので、ビールが美味しいです。良い運動になりました！」なんて健康的な声も。

今回のツアーで誕生したカップルには、毎年クリスマス時期に開催される「横浜キャンドルカフェ」の無料招待チケットがプレゼントされるとのことで、パーティでは、さっそくチケットをゲットするカップルの姿が！　日に日に寒くなるこの頃ですが、光の暖かさに包まれ、出会いを手に入れつつ感性も磨かれる、実りの秋の夜となったようです♡♡