彼も・私も可能性あり! 感染者の増え続ける「HIV/エイズ」

恋学 / 2014年11月18日 13時0分

12月と言えばクリスマスを思い浮かべる方も多いかと思いますが、クリスマスの少し前、12月1日には「世界エイズデー」という大切な日があります。

エイズと言えばどこか遠い国の話のような気がしてしまうかもしれませんが、実は日本で暮らす私たちにとって、エイズはもう、考えることを避けては通れないほど身近なものなのです。

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エイズは本当に身近なの?

性感染症の中でも、治療薬がないことから注目されることの多いHIV/エイズの新規感染者・発症者は、日本では実は、毎年増え続けています。「エイズはゲイの病気」といったイメージが持たれることもありますし、男性同士での性行為の方が男女のものよりも感染リスクが高いのは事実ですが、男性と性行為をするのはゲイだけではありません。

また「個別施策層」という、特に感染のリスクがあるとされている層は「男性と性行為をする男性」の他「外国籍の者」「若者」「性風俗産業に従事している者」があげられていて、つまり女性も含まれているのです。

たとえ性行為をしたことのある相手が1人でも、その相手の過去の恋人・性行為の相手、かつての相手のそのさらに過去の相手……と遡っていけば、HIVに感染している人がいても不思議ではありません。たった1人としか性行為をしていなくても、HIVに感染したり、2人目の相手に感染させたりしてしまうリスクがあるということです。

そもそもHIV/エイズって何?

エイズ=後天性免疫不全症候群は、免疫の働きが正常でなくなってしまう病気のことです。免疫の力が一定の値を下ると「エイズ」状態であると診断され、通常であれば安静にしていれば治る病気や、そもそもかかることのない感染症にかかるようになってしまいます。

HIV=ヒト免疫不全ウイルスは、この「エイズ」という状態を引き起こすウイルスの名前です。そのためエイズウイルスと呼ばれることもあります。HIVに感染するとエイズになるのですが、現在の日本は医学が発達しているので、早期発見によってエイズになる前に治療を開始し、発症せずに日々を過ごすことができるようになっています。

それならばなぜ、感染者も発症者も増えているのかと言えば「感染していることに気づかない」人が非常に多いためです。

エイズには数年〜10年近くの潜伏期間があり、感染してもインフルエンザのようにわかりやすい症状が出ることはありません。そのため感染していることに気づかず他の人に感染してしまったり、気づいた時にはすでにエイズの症状がすすんでしまっていた、といったことが起きたりするのです。

HIV感染を防ぐ方法とは

HIVは血液・母乳・精液・膣分泌液に多く含まれていて、日本ではほとんどが性行為による感染です。つまり「性感染症」としてのエイズを防ぐには、やはり他の性感染症同様、性行為の際にはコンドームを使うのが一番です。もちろん「性行為をしない」という選択肢もありますが、なかなかそれは現実的とは言えません。定期的に検査を受けるようにする、というのも大切です。献血などでは、感染していても教えてもらえないので注意して下さいね。

エイズ検査は無料・匿名でできますし、世界エイズデーの前後では、特に即日での無料・匿名検査を行う場所も増えます。

これを機会に、みなさんも一度検査を受けてみるのもよいかもしれませんね!

恋学コラム

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