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【実録!】地方で街コン初参加!しかし広がる無残な光景

KOIGAKU / 2014年12月20日 5時0分

先日、地元のライター仲間のHから電話が入り、仕事を手伝って欲しいとの要請が。
普通は断るんですけど、前に個人的に借りを作ったままの相手でしたので、渋々OKしたのです。その仕事というのが街コンへの参加。
しかし潜入取材というわけではなく、Hの相方として普通に街コンを楽しむというものでした。

恥ずかしながら、恋学に携わっておきながらこれまでほとんど街コンと無縁であった筆者。
それなりに緊張しつつ、普段はあまり着用しない上等な上着なんか着込んで会場入りしたのですが……。

会場はちょっと小奇麗な貸しビルの中にある大部屋だったのですが、私達を待ち受けていた光景は想像を絶するクオリティでした。
それは一言で例えるならば……そう、それは地方の商工会議所の青年部の飲み会のような雰囲気。
長机が幾つか並んでいて、その上にオードブルの料理、おつまみ、ビール、紙コップに紙皿、そして割り箸の束。

パイプ椅子には運営スタッフと思しきおじさんたちが数名腰掛けており、競馬の話で盛り上がっているという有様。

Hと筆者は、お互いに顔を見合わせるばかりでございました。

読めば分かる!これが地雷街コンだ!

この日の参加者は男性20名ほど、女性が13名。想像していた規模よりも遥かに小さなものでしたが、正直今回の街コンに賭けていた節のあるHは既に目がどんよりと濁り気味。
筆者は筆者で、普段見聞きする街コンのスケールとは大幅に異なる目の前の現実に別の意味で圧倒されっぱなしだったのですが、恐ろしいのはここからです。

運営スタッフが「それでは街コン開始します、各自近場の飲み屋にどんどん出向いて、積極的に仲良くなってくださいね!」と言いながら、机の上のビールの栓を抜いて一杯やりだしたのです。
うろたえつつも会場を出て行く男女。
恐らくこのまま、何人もの参加者が帰宅したことでしょう。

あてなく彷徨う残り僅かな参加者たちは、とりあえず目に付いた飲食店に入って行くのですが、もうそうなるとこの規模ですから、誰が街コン参加者であるかほぼ見分けが付きません。
聴こえてくるのはHの溜め息ばかりです。
ドンマイ、H。

地方で街コン初参加! 本文

運営のやる気ゼロ、収穫ゼロ、カップル成立、もちろんゼロ

したたか歩いた挙句、あるバーでHとビールを飲んでいると、後ろから声をかけられました。
同じく街コンの男性参加者です。
「酷いと思いませんか?」と泣きそうな顔をして愚痴ります。
個人的にはこれはこれで『良いネタが出来た』程度に思えていたので、筆者はそれなりに愉快な気分でしたが、会費を払って真面目に婚活しようとしていた方にとっては、ありえない仕打ちですよね。
ドンマイ、H(二回目)。

しみじみ思いました。
しっかりとした箱を押さえられて、かつノウハウも蓄積している運営が開催する街コン以外は参加するものではないと。

おわりに

このようなずさんな街コンは、恐らく全国的にもほんの一部、あるいはこれ以外に存在しないことでしょう。
どうも今回開催した運営スタッフ側は、街コンを何か別の集まりと勘違いしていたのではないでしょうか。

こうした失敗例はそうそう多くないことでしょうが、もしも今後街コンに参加したいと思っているのであれば、インターネットの口コミなんかはしっかりとチェックしておくべきでしょう。
大体、大手になれば前回のレポートなんかもウェブサイトにアップしていますし、参考になるはずですよ。

参考リンク⇒街コンジャパン(http://machicon.jp/)
イベントレポート⇒http://koigaku.machicon.jp/report/event/

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