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知っておきたい「大事な場所」の洗い方

KOIGAKU / 2015年1月26日 15時0分

男性器の名称がテレビの向こう側から聞こえてきたり、形どったものが専用のお店に並んでいたりすることは、とても普通の、当たり前の景色です。その一方で女性器については、明るく口に出すことが難しかったり、その形を表現すれば、芸術としてであってさえ、身柄を拘束されてしまったりするのが現代の日本です。

そんな社会で私たちは、実は日々の生活を左右する可能性すらある、大きな問題を抱えています。それは「女性器の正しい洗い方さえ知らない人が多い」ということです。

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実は知らない、女性器の洗い方。

女性器の洗い方について、保護者や教師から教わったことがある、という人は多くはありません。「女性は雑菌が入ってしまう可能性があるから直接お風呂の床に座ってはいけない」ことを知らない女性も少なくないですし、出産したお母さんでさえ、産んだのが女児である場合は、自分の子の局部の洗い方をはっきりとは教えてもらえていないことも多い、という有様です。

自分の女性器の洗い方を知らない人が、自分の子に正しい洗い方を教えてあげられるはずもありません。そんなことが続けば、正しい女性器の洗い方を知らない人だらけになってしまいますね。

そう言った意味で、女性器の洗い方についての知識は、今や廃れてしまう危機にあると言ってもよいのではないでしょうか。

女性器を洗う際のポイント

女性器を洗う際のポイントは、大きく分ければ、

「小陰唇の裏側までしっかりと洗うこと」
「恥垢を取るためには綿棒を使った方がいいこともある」
「膣の中までゴシゴシ洗ってしまうようなのはNG」

の3点です。

小陰唇の裏側を洗う際のポイントとは

小陰唇の裏柄の、特に前側は、とりわけ恥垢のたまりやすい場所です。ざっと流すだけではなく、小陰唇をめくるようにして、裏側の隙間まで綺麗に泡で洗いましょう。硬いタオルや垢すりなどよりも、柔らかい泡立ちのよいスポンジや、指を使う方がよいでしょう。

恥垢を取り除くポイントとは

「恥垢」と言えば男性器につくもの、というイメージが持たれることもありますが、女性にもあって当然のものです。また恥垢は脂性でなかなか頑固なものですので、洗い落としにくい場合もとても多くあります。

小陰唇の裏側の次に恥垢がたまりやすいのは、クリトリスの皮の部分です。ここをめくってみて、もし白いものがついているようであれば、綿棒などで、そうっと洗いましょう。

ゴシゴシと強く洗う必要はありません。

膣の中を洗い過ぎない方がいい理由とは

膣の中には、様々な菌が住んでいます。この菌による病気の発症を抑えているのが、デーデルライン桿菌です。つまり正常な状態であれば、女性の膣の中には健康であるための環境が整えられている、ということなのです。洗い過ぎによってこのデーデルライン桿菌を流してしまうと、膣炎などが起きてしまう原因になります。

位置の関係もあってか、私たちは、私たちの性器をしっかりと見つめることもできません。単純に「わいせつ物」扱いされてしまうことも多くあります。

けれど私たちの性器は、私たちの健康のためにも大切な働きをしてくれている場所です。大切に洗って、しっかりと守ってあげましょうね。

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