「そんな関係こっちから願い下げ!」人間関係をリセットした体験談3つ
KOIGAKU / 2022年2月22日 6時43分
「そんな関係こっちから願い下げ!」人間関係をリセットした体験談3つ
SNSの普及により、誰とでも気軽に連絡を取り合える世の中になりました。利便性が高くなった一方で、人間関係に関するトラブルは増加傾向にあり、このような環境に嫌気が差して人間関係をリセットする人が増えています。
今回は、人間関係をリセットするメリットや実際にあったエピソードをご紹介します。
人間関係をリセットするメリット
<対人トラブルを防げる>そもそも人との余計な繋がりがなければ対人トラブルに発展することもありません。人間関係を築くのが苦手な人にとっては、穏やかな生活を送るには有効な手段でしょう。
また、自分が当事者ではなかったとしても、友人同士の揉め事に巻き込まれるといったことも無くなるため、面倒な出来事が全て回避できるのです。
<ストレスが軽減される>
オーストラリア出身の心理学者、アルフレッド・アドラーの著書『嫌われる勇気』をご存じでしょうか?
この本でアドラーは、「すべての悩みは対人関係から生じる」と断言しており、この問題が解消されればストレスも軽減すると記しています。
実際、日常生活でのストレスの原因のほとんどは人間関係によるものでしょう。対人トラブルは様々な場面で起こり得ることなので、常に周囲に気を遣って生活している人も多いと思います。
人間関係をリセットすれば、自分に害があったり悪影響を与えたりする人とも縁が切れるため、これまで感じていたストレスが解消されるのです。
<大切な人との時間が増える>
全てリセットするのではなく、自分には必要のない広く浅い繋がりを断つことで、本当に大切な人だけが残ります。
今まで他の人に充てていた時間を、これからは大切な人との時間に充てられるため、生活が豊かになり、これまで以上に大きな幸福感を得られるようになるでしょう。
大切にしたいと思える人や信頼できる人との時間が増えれば、人間関係をリセットする以前の状態よりも明るく前向きな気持ちになれるはずです。
実際にあったエピソードをご紹介
では、実際に人間関係をリセットした経験がある人のエピソードをご紹介します。
<エピソード1:会社員(20代)>
数年前、3年間付き合っていた彼氏に振られてしまい、ひどく傷心していました。その影響でそのあと色々な男性と関係を持つようになって、男性からは都合のいい女扱いを受けていました。
ある時、仲の良い友人から「自分を大事にしなよ」と言われ、私はやっと目が覚めたんです。私にとって悪影響となる人との関係を全て断ち切り、前を向いて進むことにしました。今では私のことを真剣に考えてくれる人との時間を大切にしています。
<エピソード2:学生(20代)>
僕は難関校と言われる大学への合格を目指して、勉強に励む日々を送っていました。でも、僕の周りは専門学生へ進学する友人が多く、もうみんな既に進路が決まっていたんですね。
そうなると遊びに誘ってきたり、夜中に電話がかかってきたりと、こちらの状況に構うことなくって感じでした……。
僕にとってとても大事な時期だったので、受験に集中するためにも一度人間関係をリセットしました。その後、なんとか志望校へ合格し、今は新たな環境で新たな友人たちと上手くやっています!
<エピソード3:主婦(30代)>
私には仲の良いママ友がいました。
いつもは大体3~5人で集まってランチをするのですが、私は在宅で仕事をしていたので毎回参加はできなかったんですね。参加できないことに対して「仕方がないか」くらいの気持ちでいたんです。
でも、それが気に入らなかったママ友がいたらしく、「誘っても断られるなら次回からは誘わないようにするね!」というLINE(ライン)が送られてきました。嫌味ですよね~(笑)そんな関係こっちから願い下げです!
そのLINEを最後に私はそのママ友たちとの関係を断ちました。
『人間関係リセット症候群』に注意
人間関係リセットについて、メリットや実際にあったエピソードをご紹介してきましたが、リセットは必ずしも良いことばかりではありません。
注意しなければいけないのは「人間関係リセット症候群」です。
人が陥りやすい心理状況を表した言葉で、誰かとつながっていることに対して強いストレスを感じる状態を指します。人間関係リセット症候群は、何も言わずSNSを全て消去したり、突然音信不通になったりという行動が見られがちです。
おわりに
今回の記事を通して、有意義な人生を送るためにはどのような相手と過ごすかが非常に重要であると分かります。自分の幸せのためにも、悪影響となる人との関係は断ち切りましょう。
人間関係のリセットにはさまざまなメリットがありますが、衝動的に繰り返し関係を断ち切っていると症候群に陥ってしまう可能性もあるので注意してくださいね。
Written by 早紀
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