男性に「気持ちいい」といわせるベッド術は按摩師が知っている！

いきなりですが、男性は女性の、女性は男性の性器がどれほどの感度を有しているのかを知る術はありませんよね。
男性の方が性的感度は高いかも知れないし、女性の方が何倍もセックスで感じているのかも知れない。
個人差もあるかも知れないし、ないかも知れない。

この謎が解き明かされる日は、まだまだ先のようですが、ともあれセックスは男女がお互いに気持ちよくなれる手段の一つで、
欠かすことのできないコミュニケーションの一環でもあります。

ところが男女共に、行為に及んでいるときも相手の表情は体の反応を頼りに感じているかどうかを判別する他なく、
明確に自分の攻めが正しいツボを得ているかどうかの答え合わせは難しいものです。

しかし、何事にも解決策はあるようですね……。

発覚！感度のツボは訓練で分かるようになる！

ちょっとここで筆者の体験談をさせてください。
昨年、あるひなびた雰囲気のいい温泉宿に滞在して、湯治をキメるということがありました。
そのとき宿泊していたお宿には、常駐の按摩師さんがいたのですが、この方の技術はまさに驚愕そのものでございました。

というのも、わざわざ「この辺が痛いので、そこを中心に」なんて説明をしなくても、勝手にその瞬間に一番ほぐして欲しい場所に、的確に指が伸びるのです。
また、思わず恍惚とするほどのほぐしの技術で、ものの30分のうちに全身がびっくりするほど軽くなっていたのでした。

按摩の奥義を極めればセックスの奥義も開眼する！

あまりに感動したため、少しだけ話を聞かせてもらったのですが、どうも長年凝りをほぐし続けてきた按摩師の方は、いわゆる「奥義」をいつしか極めてしまうのだそうで。
こうなるともうお客さんに何を言われるまでもなく、確実にツボを抑えた施術を行うことができるようになるんだとか。

何故そんなことができるのかを聞けば、「相手の体に触れれば、相手の凝っている部分の痛みが、自分の体にも即座に移るんです」との答えが。
しかも、下世話な話ではあるのですが、これはセックスにおいても適用されるというのです。
つまり相手が今一番攻めて欲しい部位を、触れるだけで理解できるわけですね、それがたとえ異性であっても。

これには驚きを禁じ得ませんでした。

筆者は土下座をする勢いで、この奥義の習得方法を教えてもらったのですが、それがなんとも簡単なものでした。
地道に、途方もない時間、誰でもいいのでマッサージをしてあげること。
うつぶせになってもらい、背中や腰を丹念にほぐし、熱心にこれを続けること。
すると段々と相手の求めている部位への施術がはかどるようになり、こうなるとセックスをした際にも的確に攻めるべきポイントが攻められるようになっているというのです。

担がれているだけなのかも知れませんが、しかしその按摩師さんの顔立ちは、いかにも女性経験も豊富そうなテクニシャンの相が出ていたような気もいたします。

おわりに

急いでメモしましたこの秘伝、今回は特別にこのコラムを読んでいらっしゃるあなたにだけ、こっそりとお伝えいたしました。
友達には、内緒ですよ？

筆者も鍛錬を積んで、かの按摩師さんのようにマッサージでみんなを幸せにしたいと思っております。
もちろん、アッチの意味でも。