できる上司はやっている「上手な指摘の仕方」5つ
KOIGAKU / 2022年7月23日 12時7分
できる上司はやっている「上手な指摘の仕方」5つ
相手に何かを指摘する時、言い方によっては傷つけてしまったり不快な思いをさせてしまったりと、誤解を生むきっかけになるケースがあります。どうしても指摘する必要がある場合、何も考えずに言いたいことを言ってしまうと相手に嫌われる可能性もあるでしょう。
少しでも、相手に誤解を与えることなく、言いたいことを的確に伝えるにはいくつかのテクニックが求められます。ここでは、上手に指摘するための方法やテクニックについて解説します。
これは避けて! 気を付けたい指摘とは?
相手に対して何かを指摘する時、言い方によっては相手がムッとしてしまったり、イライラしてしまったりすることはありませんか?
これは、注意されたことへの怒りではなく、伝え方に対しての怒りを感じていることが多いです。そのため、伝えられた内容よりも言い方に対して不満を抱いている可能性が高いでしょう。
このように、正しい指摘ができなければ間違いを素直の受け入れてもらえなくなるのです。そこで、少しでも相手に指摘の内容が伝わるように気を付けたい指摘の方法を紹介します。
<ストレートに言う>
いくら間違っていたとしても、ストレートに言うのは避けましょう。正直に話すのは分かりやすいかもしれませんが、それと同時に相手を傷つける可能性があります。
言い方に配慮しないで直接的な言葉をかけるのは、相手からの反感も買ってしまいます。
<大げさな言い方>
人間だれしも間違うことがあり、その間違いから学ぶこともあります。しかし、間違ったことが続いたとしても「いつも間違う」や「間違いばかりだ」などの言い方はしないようにしましょう。
それが真実であっても、このような表現では相手を傷つけるだけでなく、やる気をなくしたり意欲を失わせてしまったりする可能性があります。また、注意というよりも追い詰めてしまうため、このような言い方は避けるようにしましょう。
<決めつける>
ミスが多い場合、また間違っていると思うかもしれません。しかし、実際に見ていないのに間違っていると決めつける言い方は避けましょう。相手の話を聞かずに決めつけると、人格を否定されたような気持ちになってしまいます。
プライドの高い相手なら怒る可能性もあるでしょう。断定するような言い方はできるだけ控えてくださいね。
相手を不快にさせない指摘の仕方は?
相手に対して気になることや注意して欲しいことがあると、どうしても強い口調や表現などをしてしまい、無意識に不快な指摘をすることもあるでしょう。
このような場合、相手への気持ちを配慮することで少しでも不快にさせないように配慮できます。ここでは、相手に配慮した指摘方法を紹介しましょう。
<人前で指摘しない>
相手に配慮するなら、人前での指摘は避けましょう。他人の目がある所で指摘をすると、その人の間違いを周囲に知らせているような感覚になります。
もし、周囲に人がいる状態で指摘しなければならない場合、声の大きさなどに配慮しましょう。それか、2人になれる時間を作るのもおすすめです。
<決めつける前に聞いてみる>
必要な書類が揃っていない場合、「書類が揃っていない」と言えば簡単です。しかし、これはストレートに指摘しているのと同じで、相手を非難するような言い方になります。
そのため、決めつけるような言い方をする前に「書類が揃っていないようなので確認してもらえますか?」など、お願いするような言い方にすると、再確認と協力してもらえるように促せます。
<先への期待を込めて伝える>
ただ注意するだけでは、ストレス発散のはけ口や嫌いだと思われるかもしれません。しかし、その先への期待を込めた指摘だと理解してもらうことで、相手も改善しようという意欲が湧きます。
この点を改善することでその先が良い状態になると伝えることで、将来への期待や方向性を再確認できるでしょう。
<アドバイスを加える>
指摘するだけでは、相手から何が言いたいの?と思われることもあるでしょう。しかし、指摘に加えてアドバイスをすることで、内容を理解してもらえたと感じるケースもあります。さらに指摘された部分も受け入れやすく、お互いに信頼関係も構築しやすいです。
アドバイスも押し付けるのではなく、「こんな風にしてみるのはどう?」など、提案するように伝えるのが良いでしょう。
<意見をして伝えてみる>
指摘している部分を直してと言ってしまえば簡単です。しかし、相手にとっては指摘されている部分を簡単に改善できない場合もあります。
そんな時は、「その指摘に関して、私ならこんなやり方をする」など1つの意見として伝えるのも良いでしょう。相手も指摘されるのではなく、意見をもらえたことでそんな考え方があるのかと受け入れやすくなります。
おわりに
相手に対して、何かを指摘するのは簡単なことかもしれません。しかし、指摘しただけでは改善されるどころか反感をかう可能性もあります。また、相手から嫌われる要因にもなるので、指摘する際には言い方にも気を付けてみましょう。
上記で紹介した方法を用いて、不快な思いをさせないように気を付けてみましょう。
Written by 早紀
この記事に関連するニュース
-
夏本番となり職場や電車内などで発生する「ニオイ問題」 揉めるぐらいなら我慢したほうがいいのか、解決策は「ない」という現実
NEWSポストセブン / 2024年7月16日 16時15分
-
Z世代を叱るときに有効な「シットサンドイッチ法」とは…パワハラにならない苦言のうまい伝え方
プレジデントオンライン / 2024年6月29日 9時15分
-
「人間性が低い人」に共通する4つの特徴
KOIGAKU / 2024年6月27日 18時3分
-
人間関係が悪い会社で身を守るサバイバル術 離職率が低い会社は「不満」を言いやすい環境
東洋経済オンライン / 2024年6月25日 16時0分
-
喧嘩をしたときに「黙る人」と「怒る人」の心理6選
KOIGAKU / 2024年6月22日 18時33分
ランキング
-
1大谷翔平&真美子さんのレッドカーペット中継に… 人気アイドルが「思いっきり映ってる」と話題
Sirabee / 2024年7月18日 15時40分
-
2毎日テレビをつけっぱなしで寝る夫。年間どれだけ電気代を損している?
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月18日 8時50分
-
3義母と元夫は減塩生活中!? 嫁に去られた親子の今…【お義母さん! 味が濃すぎです Vol.48】
Woman.excite / 2024年7月15日 21時0分
-
4がんや早死にのリスクを高めるだけ…和田秀樹が「女性は絶対に飲んではいけない」と話す危険な薬の名前
プレジデントオンライン / 2024年7月19日 10時15分
-
5「縁起の良い数字」のナンバープレートとは? “13種類”の人気番号ってなに? 「358」の気になる意味は?
くるまのニュース / 2024年7月19日 21時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください