「結婚も仕事も諦められない…」女性がキャリア選択で悩んだ時の対処法とは
KOIGAKU / 2022年12月20日 6時43分
「結婚も仕事も諦められない…」女性がキャリア選択で悩んだ時の対処法とは
いくら時代が進んでも、やはり女性のキャリアを考えると、男性に比べて色々な問題が浮かび上がってきます。どうすれば自分らしいキャリアを築いていくことができるのか…… 女性がキャリアに悩んだとき、どのようなことを重点に将来を決めていけばいいのでしょうか。
女性がキャリアに悩んだ時、自分の納得がいく人生を歩めるような考え方について、私見も交えながらアドバイスします。
女性がキャリアで悩む3大タイミングとは?
<①結婚>結婚すると、自分だけの人生ではなくなります。自分のためだけじゃなく、相手のことも考えて行動しなければならなくなるでしょう。
今まで「自分のために!」とがむしゃらに頑張ってきた人ほど、結婚が決まったときに「ところで、私のキャリアはどうなるの?」と悩みを抱えてしまいます。
<②出産>
子供の誕生は、結婚以上に、考え方や価値観を大きく変えます。仕事への取り組み方やスケジューリングについても、今までと同じというわけにはいかなくなります。
仕事をしながら子育てをするというのは、思っている以上に大変なこと。この時期、仕事を続けるか、辞めるかという悩みに直面する人は、とても多いです。
<③昇進>
意外にも、昇進した時に自分のキャリアについて悩む人は多いです。
責任ある仕事を任されるようになる分、「私で務まる?」と弱気になってしまったり、「この先結婚や出産することになったら、今のこの立場はどうなるの?」と不安になったり、頭によぎるさまざまな心配事が、気持ちを後ろ向きにします。
「結婚」で悩んだら?
<自分の気持ちを優先する>「彼が『仕事を辞めて家にいて』というから専業主婦になる』という人は、未だにいます。結婚して、家事や夫のサポートに全力を尽くしたいという気持ちが強く、本人も納得しているなら、専業主婦になるべきです。
しかし、結婚して女性が仕事をセーブしなくてはならないことに納得がいかないのなら、一度立ち止まって、まずは自分がどうしたいか、自分の気持ちを確かめましょう。
夫婦は本来、対等です。少しでも仕事を続けたい気持ちがあるなら、相手に遠慮する必要はありません。
<仕事と家庭は両立しなくていい>
「仕事と家庭の両立が不安です」とキャリアを諦めようとする人がいますが、それはもったいないことです。
仕事が忙しければ、家事は手を抜いていいんです。仕事も家庭も完ぺきにこなすスーパーウーマンなんて、どこにもいません。それに、女性ばかりが家事をするなんておかしいことだと気づきましょう。
男性も女性も「自分のことは自分でする」と基本ルールを決めればそれでOK。お互いが自立した考えを持っていれば、うまくいきます。
「出産」で悩んだら?
<無理して辞めなくていい>仕事を続けるか、辞めるかで迷っているなら、おすすめは「続けたほうがいい」でしょう。
生後母親と一緒に過ごした期間の長さは、子どもの将来の進学状況や所得、フルタイムの職についているかにはほぼ影響を与えていないことがわかった
引用元:「子供が3歳まで母親は家にいたほうがいい」は大間違いだった
このように、必ずしも子供につきっきりでなくても、親の愛情はちゃんと伝わります。ですから、子供と過ごす時間を確保するために無理やり仕事を辞めなくてもいいのです。
もちろん、子供と一緒にいたいからと仕事を辞めるのもあり。自分が幸せで心地よくいられる選択が一番です。
ただ、子供はいつか巣立ちます。育児の合間に資格を取る、育休を取ったり時短勤務をしながら仕事を続けるなど、自分のキャリアについてもしっかり考えておくことは、将来の自分のためにも必要でしょう。ブランクがあると復職が難しくなるという現実も無視できません。
<子育て中の仕事は息抜きになる>
子育て中は、はじめてのことだらけで、思っている以上にストレスが多い毎日です。日常で子供とべったり一緒にいると、自分も子供も追い詰めることさえあります。
子供から離れて、大人と大人同士の会話をすることができるのは、最高の息抜きになります。仕事をしている自分、ママでいる自分など、色々な面を持っていることで、自分をフラットに保つことができるのです。
子育てを頑張りたいという人ほど、仕事を持ったほうがいいのではないかなと、個人的には思います。
「昇進」で悩んだら?
<自分に自信を持って前に進もう>昇進は喜ばしいことですが、尻込みしてしまう人も多いです。ただ、ここで「私なんかで大丈夫かな」なんて変に謙虚になるのは、選んでくれた人たちに対して失礼です。だからこそ、快く受け入れましょう。
変に遠慮したり、どう思われるか心配したりせず、いつもの自分のまま、堂々といることが大切です。
<先のことを考えすぎないこと>
昇進のタイミングは、働き始めてから数年経ち、部下もできた頃ということが多いでしょう。新卒で入社したなら、ちょうどアラサーあたりのこの時期は、結婚や出産などライフステージの変化も意識し始める頃です。
昇進すると「この先結婚したらどうしよう?」、「子供がほしいのに、昇進している場合か?」 など、とたんに、普段は考えもしなかった心配が押し寄せてくるものです。
しかし、先のことを心配してばかりいては、前に進むことはできません。その後の人生は、その時がきたら考えればいいと、もっと楽観的になっていいと思います。
目の前にあるチャンスは、いつでもやって来るものではありません。だからこそ、チャンスに乗っかることも必要です。
自分を一番に考えることが大切
女性がキャリアについて考えた時、なぜ悩んでしまうのかというと、パートナーのこと、子供のこと、世間体など周りのことを考えてしまうからでしょう。
これだけ、「男女平等」と叫ばれるようになった現代でも、やはり女性の方が身動きが取りづらいのが事実です。ただ、何ごとも遠慮していては、本当に納得のいく人生を歩むことはできません。自分が自分らしくキャリアを築いていきたいなら、まずは自分の気持ちを最優先にして道を選んでいってくださいね。
Written by さあや
この記事に関連するニュース
-
「それなら女性はみんな子供が作りたくて仕方がなくなるはずだけど…」恋愛抜きの結婚をした能町みね子が考える、人が「子供を欲しがる」理由
文春オンライン / 2024年11月26日 17時0分
-
専業主婦歴20年超の離婚と起業…「自分の人生と子どもの学費全て引き受ける」母に覚悟を決めさせた娘の言葉
プレジデントオンライン / 2024年11月21日 12時15分
-
【インサイトナウ編集長対談】「受容、共感、ねぎらい」を3本柱に、子育てお母さんが元気になる社会に!/INSIGHT NOW! 編集部
INSIGHT NOW! / 2024年11月19日 13時22分
-
「流産は信心していないからだ」信じられない暴言吐く毒母を許し感謝する心を持たせてくれた友人の"深い言葉"
プレジデントオンライン / 2024年11月16日 10時16分
-
【勤労感謝の日特集】仕事と家事・育児の両立に限界を感じている母親が72% Antway調査
PR TIMES / 2024年11月8日 14時6分
ランキング
-
1AirPodsの音がぶちぶち途切れてしまう……原因は? 試すべき対処法はある?
オールアバウト / 2024年11月29日 21時25分
-
2一人暮らしの同僚は毎食「コンビニ弁当」です。「光熱費もかからないから、作るより安上がり」と言っていますが、そんなことないですよね?
ファイナンシャルフィールド / 2024年11月29日 5時50分
-
3ついに日本政府からゴーサイン出た! 豪州の将来軍艦プロジェクト、日本から輸出「問題ありません!」 気になる提案内容も明らかに
乗りものニュース / 2024年11月29日 6時12分
-
4Z世代が知ってる50代以上の女優 3位篠原涼子さん 2位天海祐希さんを抑えた1位は演技力半端ないあの人
まいどなニュース / 2024年11月29日 15時40分
-
5ワークマンの「着る断熱材」がスゴイ! 寒さも暑さも感じない「無感覚アウター(レディース)」を着てみた
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月23日 9時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください