突然気持ちが冷める「蛙化現象」とは? 実際にあった蛙化現象エピソード3つ
KOIGAKU / 2023年2月10日 18時23分
突然気持ちが冷める「蛙化現象」とは? 実際にあった蛙化現象エピソード3つ
蛙化現象という言葉を聞いたことはありますか? 初めて聞いたという人や、もしかすると実際に自分が体験したという人もいるかもしれません。今回は、そんな蛙化現象が起こる理由や実際のエピソードについてご紹介します。
蛙化現象とは?
蛙化現象(かえるかげんしょう)とは、好きだと思っていたはずの男性が、自分に好意を持ってくれた途端、相手に対して「気持ち悪い」と感じるようになる現象です。
片思いから両想いになったのに嫌いになってしまうというのは矛盾しているように感じるかもしれませんが、実際ただ興味を失うだけではなく、生理的に受け付けないといった状況になってしまうのです。
言葉の由来は、グリム童話「カエルの王子様」だと言われています。このお話は、王女から嫌われていたカエルの魔法が解けて王子様の姿になり、最終的に王女と結ばれるというストーリーです。
蛙化現象はこの逆の意味になります。対象となる相手は同じなのに、気持ちが正反対になってしまう点が共通しているためこのように呼ばれるようになりました。
蛙化現象を引き起こす原因
蛙化現象が起こってしまう原因は、両想いになるまでの過程を重視していること、自己肯定感が低いこと、理想と現実のギャップなどが挙げられます。
相手を追いかけている間は恋人になるために頑張れますが、想いが通じたことで目標がなくなり、燃え尽き症候群のようになってしまうのです。
自己肯定感が低く自分に自信がない女性は、「自分は愛されるような人間ではない」という思考に陥ってしまい、「なぜこんな私を好きになったのか意味が分からない、相手にはもっと似合う人がいるはずだ」と感じて気持ちが離れてしまいます。
理想と現実のギャップによって蛙化現象に陥ってしまうケースもあります。片思い中は、相手の良い部分しか見えないものです。付き合い始めてから欠点が見えてしまうと、ギャップについていけずに幻滅してしまうのです。
蛙化現象の特徴
蛙化現象は、好意を向けられた時に拒否反応が出てしまったり、スキンシップを拒絶したくなったりします。また、会いたいという気持ちすらなくなってしまうというケースも。
恋愛をしている中で、このような経験がある人は多いのではないでしょうか。些細な気持ちの揺れ動きだと思っていたことが、振り返ってみると蛙化現象に当てはまるかもしれません。
また、相手に対して嫌悪感を抱いてしまうことから自己嫌悪に陥るパターンもあります。このような状況になってしまうと、恋愛に自信を持てなくなってしまうことも。そこから恋愛に対して消極的になるという負のループにハマってしまいます。
この状況を改善させるには、交友関係を広げて異性と関わる機会を増やしたり、自分を認めて自己肯定感を高めたりすることをおすすめします。また、相手の良い部分に着目し、どこを好きになったのか振り返ってみるのも効果的です。
実際にあった蛙化現象のエピソード
<告白されたのになんで付き合っているかわからなくなった>「好きな人から告白されたくて、色々な手段を使って告白してもらえるようにしました。そしてお付き合いできたんですが……
付き合い始めてから、なんで付き合っているのかわからなくなるという意味が分からない状態になってしまったんです。
せっかく夢が叶ったのに意味がわからないなって思ったけど、これが蛙化現象ってやつですよね。片思いの時の熱が相手から告白されたことで冷めてしまったようです」(22歳/大学生)
<ずっと好きだった人に告白されたのに……>
「この間、ずっと片思いをしていた相手から告白されました。本当なら嬉しいと思うはずですよね……? でも私は、相手に対して『気持ち悪い』という感情を抱いてしまいました。きっと相手の良い部分だけ見て、理想の恋人を描いていたからかもしれません。
告白された時に一緒に食事をしていたのですが、店員さんに対してタメ口だったのもダメだったのかも。礼儀がなっていない男性が嫌なんだなって実感した出来事でもあります」(26歳/美容師)
<手をつなごうとされて引いてしまった>
「大学生の頃に付き合っていた彼氏がいました。付き合い始めてからしばらくして彼氏が手をつなごうとしてきたんです。その時に、反射的に手を引いてしまいました。
『なんで急に触ろうとするの!?』とキレてしまい、相手はそれにドン引き……それから数日後に別れることになってしまい、自分の行動や言動を反省しています」(27歳/会社員)
これらが蛙化現象のエピソードの一例です。実際に体験している人も多く、珍しいことではないと言えるでしょう。
おわりに
蛙化現象について調べてみると、実際の体験談が数多く見つかります。「もしかして自分だけおかしいのかな」と思っていたかもしれませんが、そんなことはありません。
自分自身を認めたり、相手の好きになったところを振り返ったりしてみれば改善できる可能性があります。異性に対する過度な苦手意識を持つ必要はないのです。
Written by 早紀
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