コロナ禍で急増? 対面コミュニケーションを不安に感じる原因4つと対処法とは
KOIGAKU / 2023年5月4日 18時23分
コロナ禍で急増? 対面コミュニケーションを不安に感じる原因4つと対処法とは
新型コロナウイルスの影響で、人との接点を最小限に抑える日々が長く続いていました。しかし、コロナの5類引き下げによって、オンラインではなくリアルな出会いへの需要が高まってきています。そのような中で、対面コミュニケーションに不安を感じる人が多いことに注目が集まっているのをご存知ですか?この記事では、対面コミュニケーションに不安を感じる原因や対処法について詳しく解説します。
対面コミュニケーションを求める動き・割合
コロナの5類引き下げに伴って、新学期やゴールデンウイークなどのイベントを控える中、対面コミュニケーションへのニーズはどのようになっているのでしょうか?
オンラインでのコミュニケーション経験のある440名の男女に対して「新型コロナウイルスの5類引き下げ以降、求めるものはなんですか?」というアンケートを実施したところ、対面での異性との出会いや対面でのコミュニケーションを増やしたいと答えた人が74%にものぼることが分かりました。
コロナ禍で出会い方の1つとして定着したマッチングアプリでの出会いも増加する一方で、リアルな対面でのコミュニケーションを求める動きも多い傾向にあるのです。
対面コミュニケーションが不安に感じる原因
対面コミュニケーションを求める声がある一方で、対面コミュニケーションへの不安を感じている人も増えています。それは80%以上とも言われており、なぜ対面コミュニケーションへの不安を感じているのか気になりますよね。
ここでは、対面コミュニケーションを不安に感じる原因について見ていきましょう。
<1.マスクを着用時と外した時のギャップ>
コロナ禍で、常にマスクを着用して接している時は、目から下が隠れている状態なので、その人の素顔は分かりませんでしたよね。そのため、コロナ禍で初めて会った人とは、マスクで口元が隠れている状態しか知らない場合が多く、外した状態の顔を想像しながら接していたものです。
しかし、コロナが5類引き下げになりマスクの着用義務が緩和された時に、マスク着用時と外した時のギャップで人間関係がぎくしゃくしてしまうのではと不安に思う人が多いと言われています。
<2.表情が分かるため人の顔色を伺ってしまう>
オンラインやマスクで顔が隠れている状態でのコミュニケーションでは、表情が分かりづらいこともあり、口元にはあまり意識を向けずにコミュニケーションを取っていた人もいるでしょう。しかし、コロナ5類引き下げ以降の対面コミュニケーションでは、常に顔色が分かる状態になるので、相手の感情や自分自身の感情が伝わりやすくなり、苦手意識が出てしまうという人がいるようです。
「あの人、機嫌が悪そうだな」という空気も、対面コミュニケーションでは瞬時に伝わってしまうため、悩みの種になるかもしれませんね。
<3.素を出しづらい>
コロナ禍では、マスクで顔が隠れているという安心感から、本来の自分に近い姿で相手とコミュニケーションが取れるようになった人も少なくありません。そのため、感情を表に出すのが苦手な人でも、相手には目しか分からないのでリラックスして会話に集中できるケースが多かったのです。
ところが、マスクを外した状態での対面コミュニケーションでは、コンプレックスに感じている部分も伝わってしまう可能性があります。コミュニケーション自体がもともと苦手な人にとっては、素を出しづらくなり不安を感じてしまうようです。
<4.対面だと何を話したら良いのか分からない>
マスク着用が義務付けられていた期間は人との接触を避けて生活できたため、必要最小限の会話で済ませていた人もいるでしょう。しかし、5類引き下げ以降には、いわゆる雑談と呼ばれるコミュニケーションも復活し、活気が戻る場合も増えると言えます。そのため、何を話したら良いのか分からないという新たな不安も生まれやすいのです。
対面コミュニケーションが不安に感じる時の対処法
コロナの5類引き下げ以降は、対面コミュニケーションが必然的に増えてくるでしょう。それに備えて、対面コミュニケーションに関する不安点を出来るだけ取り除けるようにすることが大切です。
<自分の中で線引きをする>
出会う人全員と全力で向き合っていると、誰でも疲れてしまいます。そのため、人によってどの程度の関わり合いを望んでいるのかを自分の中で明確にし、ある程度の線引きをしながらコミュニケーションを取ることをおすすめします。
そうすることで、気負いがなくなり、不安感が軽減するでしょう。
<全員に好かれようとしない>
職場における異性との出会いも、全ての人に好かれる必要はなく、自分にとって本当に仲良くしたいと思える人と良好な関係性が築ければOKです。
話の流れで飲み会や個人的に誘われたとしても、自分にとって必要ではない関係性なら、最低限のコミュニケーションを心がけると気持ちも楽になります。
<他の人も不安に感じていると理解する>
コロナ禍でマスクを着用している時の安心感を持っている人は意外と多く、5類引き下げ以降の対面コミュニケーションに不安を抱えている人は思った以上にいると言えます。
そのため、自分だけが不安に思っていると考えずに、過度なジャッジをやめてみましょう。
<仕事は情報交換の場だと認識する>
対面コミュニケーションになっても、職場では仕事が最優先事項であり、仕事が円滑に進むためのコミュニケーションが図れていれば問題はありません。必要以上に相手に気を遣わず、自分に与えられた仕事をしっかり行うことに集中すると不安感も軽減します。
対面コミュニケーションへの不安は多くの人が抱えている
コロナ禍では、必要最低限のコミュニケーションを強いられて、長い期間マスクを着用したりオンラインでのコミュニケーションが中心になったりしていました。そのため、今後の対面コミュニケーションに不安を抱える人は多いものです。
しかし、新型コロナウイルスの環境下では、あなただけではなく全ての人が手探りの状態で過ごしています。必要以上に気負わず、徐々に適応していくことを意識しましょう。
Written by misudu
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