派遣社員で働くメリットとデメリット|派遣に適性がある人の特徴4つ
KOIGAKU / 2023年11月20日 17時23分
派遣社員って楽ちんなの? それとも、割に合わないの? 答えは、メリットもデメリットもあるし、人によってどちらが大きく作用するか変わってくる、と言うこと。
あなたが派遣社員で働いた場合、メリット、デメリットどちらが多くなるか? あなたには派遣社員の適性があるのか? こちらの記事が、それらを解明していきましょう。
派遣社員で働くメリット
<多くの経験を積める>正社員とは違い、派遣社員は同じところにずっといるわけではありません。契約期間が終われば次の職場へと、転々と移動していきます。
よって、さまざまな企業で働くチャンスを得られるでしょう。その企業や職種ならではの経験を積めるので、スキルアップにも繋がります。
<派遣会社がサポートしてくれる>
正社員として働いていれば、悩みが出てきても人間関係のしがらみを考えれば、安易な相談は難しいでしょう。その場合、一人で抱え込まなければなりません。
しかし、派遣社員ならば、派遣会社が仕事上の悩みを聞いてくれます。
必要ならば派遣先との間に入って解決までサポートしてくれるので、心強いこと間違いありません。
<ライフスタイルに合わせられる>
派遣社員は、基本的に異動がありません。働いている途中で勤務場所が変わるような事態に陥らないのです。
また、正社員のように長い労働時間をほぼ強制で求められるようなこともなく、勤務時間を選べます。
どれくらいの契約期間にするか、仕事内容の選択、あらゆることを自分で決めていけるでしょう。つまりは、ライフスタイルに合わせて好きな働き方ができるのです。
<自由に働ける>
前項に通じますが、自由度が高い働き方をできるのが派遣社員です。
様々な仕事があるので、そこから自分で選んでいけます。派遣会社に相談しながら、より良いところを見つけられるでしょう。
<就職活動で苦しまずに済む>
正社員になるための就職活動や転職活動は、かなり骨が折れるでしょう。給与や労働条件など、希望する待遇について自分で交渉していかなければなりません。
書類審査から始まり、通れば面接、そして採用の流れ。心身ともに疲弊してしまいますね。
派遣社員ならば、派遣会社が希望の条件に合う派遣先を見つけてくれるので、就職活動の負担が激減すること間違いありません。
<未経験や無資格でもOK>
専門的な仕事となれば、資格がなかったり、未経験だと採用に至らない場合がほとんど。また、求人に未経験や無資格でも大丈夫だと書かれていても、実際、正社員を狙うならば競争率がかなり高くなってしまうのが事実です。
やはり、経験者や資格保有者が優遇されるのは、当然だと言えますね。ですが、派遣社員ならば本当に未経験でも大丈夫ですし、無資格でも問題ありません。
多くの仕事が揃っているので、効率的に派遣先が見つかり、時間を無駄にせず済みます。
<人間関係が楽>
派遣社員は、職場を転々と移ります。ですので、たとえ人間関係が嫌な職場に当たったとしても、期間限定なのです。
いつまでも付き合いが続くわけではないので、割り切って働けるでしょう。
<アルバイトより高収入>
派遣社員ならばアルバイトでも同じじゃないの? そう思う人もいるかもしれませんが、アルバイトやパートよりも高収入を得やすいのが派遣社員です。
派遣先によって当然時給は変動しますが、それでも一般的なアルバイトより高時給の場合がほとんどです。
派遣社員で働くデメリット
<不安定>派遣会社に登録したからといって、絶対に今すぐできる仕事が約束されているわけではありません。
派遣先が見つからない間は、仕事ができません。いつでも仕事に恵まれるとは限らないので、不安定になってしまいますね。
<ボーナスがないかもしれない>
派遣社員の場合、ボーナスをもらえないことがほとんどです。
派遣先によってボーナス支給の可能性はありますが、期待しない方が良いでしょう。
<補助的な仕事しかできない>
派遣社員は、期間限定の雇用となります。ですので、職場から与えられる仕事内容は補助的で簡単なものばかりになります。
単純作業が苦手な人は、ストレスを感じてしまうでしょう。
<長く続けられない可能性がある>
仕事が気に入ったならば、契約更新して長く続けられます。しかし、派遣先からのお断りがきたら、そこで契約更新は諦めるしかありません。
派遣社員が必要でなくなったり、スキルがレベルに達していなければ、契約更新されないケースはままあります。
<待遇がいろいろ>
派遣先によって、福利厚生などの制度が違います。そのため、あらゆる面で、派遣先次第と言えます。
派遣社員の適性がある人
<チャレンジ精神旺盛な人>派遣社員ならば、未経験の職種でも働けるので成長に繋がります。
多種多様な仕事をしたり、色々な企業で働いてみたいというチャレンジ精神旺盛なタイプならば、派遣社員はもってこいです。
<プライベート優先>
仕事ばかりではなくプライベートを充実させたい人は、派遣社員の適正があります。
急な残業を頻繁に押し付けられるようなことはありませんし、基本的に契約内容だけで1日の業務を終了できます。
正社員に比べると仕事量も少なく、プライベートの時間を多く取れるでしょう。
<期間限定で働きたい>
期間限定で働きたい場合にも、派遣社員は都合がいいですね。
例えば「3年後、世界一周旅行をしたい」など自由な暮らしや働き方を求めている場合、ダブルワークなどで貯金に勤しめば、目標達成しやすいでしょう。
<正社員の通過点>
今すぐに正社員になることは難しいけれど、いずれ正社員になりたい場合も派遣社員がおすすめ。
紹介予定派遣という制度で、派遣社員から正社員を目指せます。派遣社員として働いて、最終的には直接企業に雇用される形態を目指します。
結局どっち?
プライベートを充実させたいならばメリットだらけでしょう。安定した雇用形態を望むならば、デメリットも少なくありません。
派遣社員のメリットやデメリットは、望む待遇や人生の優先順位次第ですね。こちらの記事が派遣社員になるべきか、ならざるべきか、参考になれば幸いです。
Written by みなみ
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