執着を手放す方法とは？執着してしまう原因も解説

執着心は誰もが持っている感情の一つですが、執着の度合いによっては人生に大きな影響を与えることも少なくありません。

特に恋愛は執着心が湧き出ることが多く、トラブルの原因になることもしばしば。今回は、執着してしまう原因と手放す方法についてご紹介します。

執着心とは

執着心とは、1つのことに夢中になっている心の状態を表しています。

言葉自体は中立的な意味合いを持っているのですが、一般的にはネガティブな一面で使われることが多いです。

執着心は主に恋愛で顕著に見られることが多く「相手を失いたくない」「嫌われたくない」といった相手への執着がいつまでも長く続いてしまっているのです。

執着してしまう原因

恋愛で相手に執着してしまう原因はさまざまで、その背景には性格や過去の経験、または恋愛に対する考え方が影響している場合が多いです。

＜不安や孤独を解消したい＞

独身の場合、将来に対する不安や孤独感が歳を重ねるごとに増してきます。そのため、彼がいることで、ネガティブな感情が埋まると錯覚し、相手に過度に依存するパターンがあります。

不安や孤独の一時的な解消法として恋人を作ってしまうため、短期間でお付き合いが終わってしまい、より依存しやすい状況へと陥ってしまいます。

＜自信がない＞

自分に対する自信のなさから他人に認めてもらいたいという考えになります。そのため、彼に「私のことを肯定してほしいから」と求めた行動をしてしまい執着に繋がる場合があります。

自分で自分の価値がわからなくなり、彼の反応や態度で価値を判断するルーティンができてしてしまうと、「彼が私の全てである」という感情が大きくなり、執着が強まる可能性が高くなります。

＜過去に失恋や裏切りを経験している＞

元カレや元カノとの思い出で傷ついた記憶があると、恋愛に対し、ネガティブな感情を持ってしまう傾向があります。

例えば元カレや元カノに浮気された経験があり、今の彼も同じことをするのではないかと不安になってしまい、過度な監視や束縛をしてしまうことがあります。

＜相手の理想が高い＞

理想が高いと、理想と現実のギャップから生じる不満が、執着心を高める可能性があります。「こうしてほしい」という欲求が増え、相手に過度な期待をかけてしまい、結果的にその関係に負担をかけてしまうことがあるのです。

＜他の人と比べてしまう＞

SNSでよく見る「理想のカップル」に自分もなりたいと思う気持ちが執着心へと変化する可能性があります。

恋愛の仕方に期待して行動するので、相手にとっても余計なプレッシャーをかけることになります。があり、相手や二人の関係に対して過度に固執する原因になることがあります。

＜彼や彼の周りに嫉妬＞

彼が他の女性と楽しそうに話しているのを見ると、「自分には何かが足りない……」とネガティブになります。この感情が強まると、相手に求めるようになり、、相手に対する執着が増してしまいます。

執着心を手放す方法

ではどんな方法で執着心を上手く断ち切っていくべきなのかご紹介します。

＜新しいことに興味を持つ＞

執着とは一つのことに過度に集中しすぎている状況です。この状況に有効なのが、新しいことに興味や関心を持つことです。

オンラインゲームやスポーツなど、他のことに集中して取り組むことで考える時間が減り、心に余裕が出てきます。

他にも誰かとつながれるコミュニティを探してみるのも手です。新しい自分にも出会えますし、新鮮な環境で執着心が下がる可能性が高まります。

＜ヨガやリラクゼーションに通ってみる＞

執着心が高まっていると、感情が制御しきれなくなる場合があります。このような状態では、冷静な判断が難しくなります。

深呼吸、瞑想またはヨガなど心をリラックスさせる環境にいることで心の落ち着きを取り戻すことができます。

＜執着しているものから距離を取る＞

可能であれば、執着している対象から物理的に距離を置くことです。「彼からのLINEが遅い」と何度もスマホを見てしまうのであれば、一定時間スマホを遠ざけてみましょう。

＜他人と比較しない＞

執着心をより一層加速させるのが他人との比較です。「友人のカップルは毎日会ってる」「あのカップル幸せそう」といった感情は、自己評価を下げてしまいます。

SNSで他人の「良いところ」ばかりを見ないよう心がけたり、あなたが彼と過ごしていて嬉しかったことや楽しかったこと、自身の成長に目を向けることが大事です。

心の余裕と自立心を持って！

いかがでしたでしょうか。

大好きな彼だからこそ相手への不安や嫉妬は必ず感情が出てきてしまいます。ですがその気持ちが過度なものになってしまうと、関係に影響を及ぼすことは確かです。

恋愛は彼とあなたの二人で築いていくものです。自分の感情や考えに執着するあまり、相手を締めつけてしまうような関係は避けたいものです。心の余裕と自立心を持つことで、素敵な楽しい恋愛が待っているかもしれません。

 

Written by KOIGAKU