「どこに住んでる？」と聞く心理、聞かれた側の本音とは

よく雑談で「どこに住んでる？」と聞く人がいますが、その言葉には下心があるのでしょうか？　異性に「どこに住んでる？」と聞かれて、それってどういう意味だろう…ともやもやした経験のある人は少なくないと思います。そこでここでは、「どこに住んでる？」と聞く人の心理について、男女別に解説していきましょう。

「どこに住んでる？」と異性に聞く男女の心理

まずは住んでいる場所を異性に聞く人の心理について解説します。

＜何も考えずに聞いている＞

・「『どこに住んでる？』なんて、僕は誰にでも聞きますよ。地元が近いと、共通の話題で盛り上がれますしね」（28歳男性）

・「飲み会の帰り際などに聞くことが多いかも。同じ方向なら帰り道一緒だし、タクシーで乗り合いできるのでお金も浮くし（笑）」（25歳男性）

・「異性でも、親しい関係なら、特に何も気にせずに聞いています。単なる雑談の一部に過ぎません」（24歳女性）

何も考えずに聞いている人は、住んでいるところを聞くことを特別なこととは思っていないようです。単に、雑談の話題の一つとしか考えていないため、会話が盛り上がればいいとか、タクシー代が浮くなど、相手に対する特別な感情なく、ただ単に聞いているだけというパターンです。

＜気になる存在だから聞いている＞

・「飲み会でかわいいなと思った女の子には、聞きたくて聞いています。地元がどこなのか気になるし、もしかしたら帰りに送ってあげられるところかもしれないし。」（31歳男性）

・「惹かれるなと思った人がいたら、その人のことを知りたくて聞くことはあります。住んでいるところを知ると、距離が近づく感じがするから」（23歳女性）

気になる異性のことをもっと知りたいという気持ちで「どこに住んでる？」と聞くこともあるんですね。確かに、相手がどこで育ったかを知ることで、その人のことを深く知ることができたような気がして、急に親近感を感じるようになることがあると思います。

好意を寄せているからこそ相手を知りたいと思うのは、自然なことなのかもしれません。

＜リサーチしている＞

・「気になる子がいたら、とりあえず地元がどこか聞きます。元カノと繋がっているとかだったら嫌なので」（27歳男性）

・「もし付き合ったら…と考えた時、どこに住んでるのかによってどのくらいデートできるかが想像できますよね。あまりに遠方の人だと、『続かないな、やめておこう』と諦めがつきます」（28歳女性）

 

「どこに住んでる？」という質問が、リサーチ目的だということもあります。気になる人が、元カレ、元カノとのつながりがないかどうかを知るために聞くというのは、「わかる」と思わず頷いた人も多いかもしれません。

デートのしやすさを事前に考えるという意見も納得。住んでいる場所が近ければそれだけで親近感が湧くし、あまりにも遠ければなんとなく「この人はやめておこうかな」と恋愛対象から外れることってありますよね。

異性に「どこに住んでる？」と聞かれたときの本音は？

ここでは、異性に「どこに住んでる？」と聞かれたときの男女別の本音について見てみましょう。

＜男性編
＞

・「女の子に『どこに住んでる？』と聞かれたら、びっくりするし、自分のことを好きなのかなと意識してしまいます。」（23歳男性）

・「ひとり暮らしってことを知ってどこに住んでいるのか聞いてくるなら、自分の家に来たいのかと思ってしまう。下心を感じますね。気になる子ならいいけど、そうじゃない子なら引きます」（30歳男性）

・「別になんとも思いません。自分も相手にどこに住んでいるか普通に聞くし、会話が途切れたときには便利な話題ですよ」（25歳男性）

＜女性編
＞

・「住所を聞いてくる人なんて、ちょっと怖いです。最近は、後をつけられたりとかもあるし。SNSアカウントと住んでいる所は絶対に教えない！と肝に銘じています」（23歳女性）

・「前に、男友達にどこに住んでるの？って聞かれて教えた時、数日後に最寄り駅でバッタリ会って、それから同じようなことが数回続きました。それ以来、誰にも住所は教えていません。」（28歳女性）

・「飲み会で気になっている人に聞かれたらすぐに教えてしまいます。家に送ってくれようと思ってるのかなとか、泊まりに来てくれるかなとか、色々妄想して期待してしまう笑」（26歳女性）

「どこに住んでる？」はありかなしか

異性に「どこに住んでる？」と聞くことが「あり」か「なし」かというのは、ケースバイケースです。ただ、どちらかというと女性は、男性に住んでいるところを聞かれることに抵抗がある人が多いようなので、男性から聞くことは控えたほうがいいかもしれません。

男女とも、気になる人、好きな人から聞かれることには抵抗がない人が多いようなので、二人でいるときの温度感がよければ、思い切って聞いてみてもいいかもしれませんね。

 

Written by さあや