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懐かしい昭和の流行語20選

KOIGAKU / 2024年4月5日 17時33分

懐かしい昭和の流行語20選

懐かしい昭和の流行語20選

昭和の時代に流行った言葉を聞いたことはありますか? おやじギャグみたいで、ダサいと感じる人が多いかもしれません。でも、背景や使い方を知れば面白くて、思わず使いたくなってしまう魅力があります。

今回は、昭和に流行った言葉と意味やその使い方について紹介していきます。気に入った言葉があったら、ぜひ使ってみてくださいね。

懐かしい昭和の流行語

<マンモスうれピー

懐かしい昭和の流行語

昭和61年にアイドルとしてデビューしたのりピーこと酒井法子さんが使っていた「のりピー語」です。

マンモスうれピーのマンモスとは、超やとてもを意味します。他には「やっピー」「かなピー」「いただきマンモス」といったのりピー語が流行りました。


<ギャフン>

ギャフンとは、「言い負かされて、何も言い返せないさま」を表します。

バカにしてくる相手に対しやり返してやる! といった意味を込めて、「いつかあの人をギャフンと言わせてやるんだから!」という風に使います。


<グロッキー>

「疲労がひどい時や酔っぱらってぐったりすること」「ボクシングで打撃を受けふらふらになる様子」を指します。

二日酔いで「今日グロッキーなんだけど」と言っている人を見かけたことがあるので、今でも使っている人はいそうです。


<社会の窓>

パンツ……。いや、ズボンのチャックのことを「社会の窓」と言います。ズボンのチャックが開いていると、「社会の窓が開いているよ」と教えてあげるんです。

チャックが開いていると言われると恥ずかしいので、社会の窓って可愛らしい伝え方かもしれませんね。


<冗談はよしこちゃん>

昭和に流行った言葉ですが、今ではさむ~い死語になっています。「冗談はよして」という意味で、ギャグっぽく返せるのでこの言葉を使うとクスっと笑いも起きていたようです。


<バッチグー>

「ばっちり」と「good」を合わせた言葉が、バッチグーです。昭和60年にアイドルとしてデビューしグラドルとして活躍した森口博子さんが、CMや番組で使ったことで流行った言葉だそうです。

バッチグーは、「今日のご飯バッチグーだったよ」という風に使います。


<花金(はなきん)>

週休2日制が導入され、次の日は休みなので夜遅くまで遊んで羽を伸ばせる花の金曜日という意味です。令和の時代では、華金と表現されているようです。

昭和時代の働き方を調べてみると、週6勤務が当たり前で1日8時間勤務だったようです。


<許してちょんまげ>

「許してちょうだい」の語尾にちょんまげを付けた、ユーモアラスなフレーズです。許してちょんまげをネットで検索すると高級パン屋さんの情報が一番最初に出てきます。

こんなネーミングを付けて、美味しくってごめんなさいという意味なんでしょうか? 気になりました。


<ナウい>

昭和54年にナウいという言葉が流行り出しました。今風でカッコいいという意味で、nowから変化していった言葉です。

今では使っている人はいないと思いますが、同じ頃に流行った「ダサい」という言葉は今では当たり前に使われています。


<あたり前田のクラッカー>

昭和30年代に流行ったギャグで、俳優の藤田まことさんが「てなもんや三度笠」というテレビ番組で放ったギャグだそうです。

前田製菓が番組のスポンサーだったため「前田のクラッカー」と「当たり前」を掛け合わせて作った言葉で、「当然だよ」という意味です。


<アベック>

アベック カップル

恋人同士を指す言葉で、今使われているカップルと同じ意味です。アベックはフランス語の「avec」が語源とされています。

昭和の時代には流行っていたけれど、今では古い言葉となってしまいました。


<よっこいしょういち>

日本の敗戦後28年間グアム島で暮らしていた旧日本兵の横井庄一さんと、椅子に腰を掛ける時に発する「よっこいしょ」をかけたギャグです。

今の時代だと、不謹慎と言われそうなギャグですね。


<余裕のよっちゃん>

何かを頼まれた時に「余裕だよ」「朝飯前だよ」という場合に、「余裕のよっちゃん」を使います。

忙しそうで頼むのが申し訳ないなと思ったときに、「余裕のよっちゃんだよ」って相手に返されたら可愛くてホッとしそうな気がします。


<ガビーン>

ショックを受けた際に使う擬音語です。マンガ作品で多用されていたことから、ガビーンが広まったという説もありますが由来はわからないようです。

同じくショックの時に使う「ガーン」という言葉は、昭和の時代を舞台にした『ちびまる子ちゃん』でよく使われていました。


<だいじょうV>

タケダ「アリナミンV」のCMでハリウッドスターのアーノルド・シュワルツェネッガーさんが、指でVサインを作って「だいじょうV」とやったことで流行りました。

「だいじょうぶ」と英語の「V」を掛け合わせた言葉で、「問題ないよ」という意味です。


<ドロン>

ドロンとは「帰る」という意味です。平野ノラさんが「お先にドロンします」というネタをやっていたので、聞いたことがある人もいるかと思います。

昔は飲み会の席で一足早く帰る場合に、「お先にドロンします」を使っていた人が多くいたようです。


<ざまあ味噌漬け>

「ざまあみろ」という意味で、小林よしのりさん原作の漫画「おぼっちゃまくん」が発祥ではないかと言われています。

みなさんは、おぼっちゃまくんを読んだりアニメで見たことはありますか? 色んな意味で衝撃的な漫画なので、見たことがない人は見てみると面白いかもしれませんよ。


<わけわかめ>

訳がわからないという意味で、「わからない」と「ワカメ」を掛け合わせた言葉です。「あの人の言っていることが理解できない」という時などに、「あの人が言うことわけわかめ」という風に使います。


昭和時代の言葉は面白い

昭和時代の言葉は面白い

昭和時代を過ごしてきた方は、流行った言葉に触れてみて、色んな思い出が蘇ってきたんじゃないでしょうか?

昭和に馴染みがない方は、両親や先輩方に流行った言葉について聞いてみると面白い発見があるかもしれませんよ。


 

Written by ココロン

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