【東京都へ取材】婚活市場が盛り上がる⁉ 24年度開始の 婚活マッチングシステムとは
KOIGAKU / 2024年3月30日 17時3分
![【東京都へ取材】婚活市場が盛り上がる⁉ 24年度開始の 婚活マッチングシステムとは](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/koigakumachicon/koigakumachicon_413260_0-small.jpg)
【東京都へ取材】婚活市場が盛り上がる⁉ 24年度開始の 婚活マッチングシステムとは
2023年12月、東京都が2024年度に婚活を後押しするため『TOKYOふたりSTORY AIマッチングシステム』を提供するニュースが話題になりました。
現在、ブラウザ版での提供をしており、アプリ版の準備も進められています。
婚活イベントや婚活に関するWEB相談など幅広いサービスを提供している東京都。
今回、新たな挑戦として「なぜ、AIマッチングシステムをはじめるのか?」という疑問を解決するべく、東京都に取材にいってきました。
結婚に対する独身者の声は……
<実は婚活をしている人は3割しかいない⁉>東京都が2018年、2021年に行った調査によると、独身の男女のうち「一年以内に結婚したい」あるいは「理想的な相手が見つかれば結婚してもよい」と回答した人で、婚活をしていない人が約7割もいることがわかりました。
さらに、国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、18~34歳の未婚者に対して結婚の意思をたずねたところ、「一生結婚するつもりはない」と考える人が増加していることが判明。
また、同調査において独身でいる理由をたずねたところ、25~34 歳では「適当な相手にまだめぐり会わないから」の回答がもっとも高いという結果に。
・参考文献:国立社会保障・人口問題研究所「出生動向基本調査(2021年)」
・参考文献:東京都「都民の結婚等に関する実態及び意識についてのインターネット調査(2018年、2021年)」
<将来的不安の声も……>
2022年に行った株式会社ネクストレベルの調査では、結婚願望はあるが婚活してない独身男女は71.7%いることがわかりました。
「いつか婚活したいが今は婚活しない理由」について
1位「婚活にかけるお金がない(52.2%)」
2位「婚活にかける時間がない(40.4%)」
3位「どの婚活がいいか分からない(33.8%)」
という理由でなかなか一歩を踏み出せないそう。
<結婚に興味があるのに行動できない!そんな人の一歩を後押し>
都の担当者にお話を聞くと、「結婚を希望していても、そのための一歩を踏み出せない人たちの婚活をはじめるきっかけになるよう、今回発表したAIマッチングシステムなど出会いの機会の提供を行うことにしました。」
「婚活で何をすればいいか分からない方は、まずは東京都の結婚支援ポータルサイト「TOKYOふたりSTORY」などで結婚・婚活に関する情報を知って、自分に合った婚活をしていただきたい。」とのこと。
東京都では、「婚活に関心があるけれど活動していない人」たち向けの新しい支援が必要ではないかと考え、婚活に関する様々な支援に取り組んでいるということです。
東京都が運営する『AIマッチングシステム』とは?
参照画像:ホ―ムページトップイメージ画像
では、東京都が運営するAIマッチングシステムは一体どのようなものなのでしょうか?
『TOKYOふたりSTORY AIマッチングシステム』は、価値観診断テストを利用者に受けてもらい、その結果をもとにAIが相性の良い相手をおすすめするシステムです。
現在、東京都が開催する交流イベント参加者等に限定して、AIマッチングシステムの先行利用を始めているそうで、本格稼働は2024年度の早い時期を予定しているとのこと。
<ポイントは民間サービスでは少ない「独身証明書」の提出>
東京都が提供するAIマッチングシステムは、利用者に対して「写真付きの本人確認書類」はもちろん、「独身証明書」と「年収を確認できる書類」の提出を求めるとともに、面談を行うなど、厳格な手続きとしています。
都の担当者は「婚活に一歩を踏み出せない方の中には、なりすましがあるのではないか、トラブルに巻き込まれるのではないかなどの不安を抱えている方もいらっしゃいます。
婚活に不慣れ、民間サービスに不安がある、そのような方が安心して利用できるサービスを提供したい。
そのため、民間のサービスには少ない『独身証明書』や『年収を確認できる書類』の提出を必須にし、面談を行っています」と説明します。
<利用方法は?>
入会申し込み、WEB入会面談を経て、都のAIマッチングシステムを利用することができます。
活動の流れは「紹介⇒お見合い ⇒ 交際(友だち期間)⇒真剣交際 ⇒ 成婚」というように進んでいきます。
「真剣交際」の段階になると、都のAIマッチングシステム内での他のお相手紹介やお見合いの予定はすべてストップとなる安心設計。
都の担当者は「都のAIマッチングシステムをきっかけに婚活を始める方が増え、民間の婚活サービスの利用に広がって、希望を叶えていただきたいと思います」と語ります。
AIマッチングシステム以外で東京都は何を行っているの?
都は、都内に在住・在勤・在学している18歳以上の独身の男女を対象とする交流イベントや、結婚・婚活について誰でも利用できるWEB相談など幅広いサービスを提供しているそう。
<独身証明書の提出必須のイベント>
参加者の本人確認書類・独身証明書の提出が必須の交流イベントです。
独身証明書の提出があるだけでも安心して参加できるイベントですが、最初にコミュニケーション方法をライトに学べるミニセミナーがあるため、より円滑に交流することができるそう。
初めて参加する方も比較的多く、気軽に参加できるイベントとのこと。
<婚活に関する無料のWEB相談>
婚活や結婚に関する悩みや不安などを抱えている人やその家族など誰でも利用できるオンライン相談サービスです。
例えば、「婚活で何から始めればいいか分からない」「どんな人が自分に合うか分からない」「自己PRをどう書いたらいいか分からない」など、お悩みごとの相談に乗ってくれます。
開設時間は月・木・金12:00~20:00、土日10:00~18:00なので、仕事の都合にも合わせやすいのも嬉しいポイントです。
<婚活支援以外にも、ライフデザインセミナーを開催>
都は婚活支援以外にも、大学や区市町村と連携して、結婚を含めたライフプランを考えるきっかけを提供する、ライフデザインセミナーを行っています。
「ライフデザインに関するモヤモヤを言語化するワーク」や「ゲストの実体験トーク」を通じて、自分が何に対して悩んでいるのかを考えたり、その悩みを解決する情報を収集したりすることができます。
AIマッチングシステムだけでなく、様々な結婚支援をしている東京都。「婚活の一歩を踏み出せない……」という方は、行政のサービスを活用してみるのも一つの手かもしれません。
<さいごに>
結婚をしたいという独身男女に向けて、東京都として支援の輪を広げてくれています。
婚活にお悩みの方は、東京都結婚支援ポータルサイト『TOKYOふたりSTORY』で最新情報をチェックしてみてください!
Written by KOIGAKU
この記事に関連するニュース
-
少子化に歯止めを…令和の“縁結び”サポート事情 ラリーで恋が?!出会いの場を演出する卓球場 自治体が運営する“マッチング”支援とは?札幌市
北海道放送 / 2024年7月16日 22時2分
-
7月20日(土)オンライン開催!TOKYO結婚おうえんセミナー ~マッチングアプリの上手な使い方~
@Press / 2024年7月8日 14時0分
-
「行政が提供する安心感」札幌市がオンラインで“結婚支援”会費2年で1万5000円 AIで相性診断も
HTB北海道ニュース / 2024年7月1日 18時10分
-
「しずおかマリッジ」誠実な出会いの第一歩!
PR TIMES / 2024年6月28日 14時45分
-
自治体向け結婚+移住支援サービス『移住婚』地域情報サイト『Jタウンネット』とシティプロモーションを展開
共同通信PRワイヤー / 2024年6月26日 16時0分
ランキング
-
1大谷翔平&真美子さんのレッドカーペット中継に… 人気アイドルが「思いっきり映ってる」と話題
Sirabee / 2024年7月18日 15時40分
-
2「縁起の良い数字」のナンバープレートとは? “13種類”の人気番号ってなに? 「358」の気になる意味は?
くるまのニュース / 2024年7月19日 21時10分
-
3毎日テレビをつけっぱなしで寝る夫。年間どれだけ電気代を損している?
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月18日 8時50分
-
4義母と元夫は減塩生活中!? 嫁に去られた親子の今…【お義母さん! 味が濃すぎです Vol.48】
Woman.excite / 2024年7月15日 21時0分
-
5「風呂の温度がぬるい!」小柄な女性バイトを狙ってクレームをつける50代男性。県内全てのスーパー銭湯を出禁になるまで
日刊SPA! / 2024年7月19日 8時54分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)