離婚する原因は? いつまでも仲良し夫婦でいるために気をつけたいこと
KOIGAKU / 2024年5月18日 7時33分
離婚する原因は? いつまでも仲良し夫婦でいるために気をつけたいこと
「夫婦の3組に1組は離婚する」などと言われるほど、離婚はそう珍しいことではなくなりました。お互いの幸せのために別々に生きる道を選ぶのであれば、必ずしもネガティブな結果ではないとも言えるかもしれません。
しかし一度は、一生添い遂げると一緒になった二人です。そこに何かしらの理由がなければ、離婚には至らないでしょう。
ここでは、世の中の夫婦の離婚する理由・原因のうち、割合の大きなものを紹介します。そのうえで、離婚を回避する方法はあるのか? という点にも触れていきましょう。
離婚する原因その1:性格の不一致
近年最も多いと言われる原因が「性格や価値観の不一致」です。
不倫や借金など明確な理由はないが、なんとなく夫婦としてやっていくことができなくなった……というニュアンスですね。
もとは他人ですから、性格や価値観が完全に一致することなどありえません。そんなことは誰しもわかっていて結婚するわけです。
しかし、長い結婚生活においてはさまざまな問題が起こります。下で紹介するような問題が複数起こる場合も少なくありません。
そういった積み重ねの結果、離婚を選ぶ際に、ひっくるめて「性格の不一致」とするケースがとても多いようです。
離婚する原因その2:精神的な虐待
これは近年増えてきた離婚理由で、わかりやすい例でいえばモラハラなどのことを差します。
殴る蹴るといった身体的な暴力はないけれど、暴言や過度な束縛、度重なる嫌味や小言などもここに含まれます。
女性側だけでなく、男性から離婚を求める場合にも多く見られることが特徴です。
離婚する原因その3:異性関係
いわゆる不倫、浮気ですね。とてもわかりやすい離婚の原因と言えるでしょう。
とはいえ、近年では異性関係が原因となる離婚は減っているようです。
不倫や浮気をするのにも、ある程度の金銭的余裕がなければならず、ひと昔前に比べてそうした余裕が減ってきているからではないか、という声が見られました。
離婚する原因その4:金銭問題
女性側から多いのが、お金にまつわる理由です。
借金などの他、「夫が働かない」「浪費がやめられない」「満足に生活費を入れない」といったものも聞かれます。
お金は生活に直結するものですので、お互いの価値観がかけ離れていると大きなストレスが生じます。
多くの女性にとって、離婚後の経済不安はつきものです。しかしそれを差し置いても、お金に関するストレスをなくしたいという思いから離婚に踏み切るケースが少なくないようです。
離婚する原因その5:暴力を振るう
これも女性から多い理由の一つです。
精神的な虐待だけにとどまらず、身体的な暴力、つまり殴る蹴るといった暴行も、よく離婚する原因として挙げられます。
中には、「パートナーに暴力を振るわれた」という理由が体裁が悪いと感じ、あえて「性格の不一致」とするケースも見られるそうです。
離婚する原因その6:家族、親族との折り合いが悪い
これは男性側からの意見として多いものです。
よく聞かれるのが、妻と義母(夫の母)との折り合いが良くない、といったケースですね。
適度な距離感を持てればいいのですが、夫自らが義両親との同居を積極的に進めたり、妻と義両親との間に揉め事が起こっても我関せずな態度を貫いたりすると、一気に夫婦の関係が悪化します。
表面的に見えている理由としては男性側からの訴えが多いですが、実際には、義両親との関係に悩んで離婚を決意する女性も少なくないと言われています。
離婚を回避する方法は?
離婚は必ずしもネガティブなものとは言い切れません。とはいえ、できることなら避けられるのが一番ですよね。
一度ひびの入ってしまった夫婦間を修復し、離婚を回避することはできるのでしょうか。
結論から言うと、不可能ではないでしょう。
離婚を切り出された側は、離婚したい側の話を遮らずにしっかりと聞き、真摯に謝罪し、それを解決するように行動する。
基本的に、できることはこれだけです。
やったとしても、もはや相手の心を変えることはできないかもしれません。でも、もしかしたら心を動かすことができるかもしれません。
離婚の原因はさまざま。リスクを減らして末永く仲良く!
離婚する原因は、その夫婦によってさまざま。正直、長い結婚生活で抱き続けた違和感や不安、不満……これらを一言でまとめるなんて無理では? と思わなくもないです。
上記は、代表的な理由を一つ挙げてみたというだけで、実際には複数の理由が複雑に絡み合っているケースも多々あります。
かつては、一度結婚したらなかなか離婚なんてできない時代もありました。
今はそういった風潮も薄れてきており、お互いの幸せのために離婚する、と決意する夫婦も多く見られます。
結婚は、必ずしもしなければいけないものではまったくありません。結婚するのも、離婚するのも、本人たちの自由です。
だからこそ、縁があって結婚したパートナーとの関係はできるだけ大事にしたいもの。可能であれば、離婚せずにずっと一緒にいられる関係でいたいですよね。
今回紹介したのは、とくに多くの夫婦に見られる離婚する原因です。逆を言えば、こうした原因となることを取り除くことで、離婚を避けられる確率がぐっと上がります。
パートナーと末永く仲良くしていきたいなら、ぜひ心に留めておいてくださいね。
Written by 七尾なお
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