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「上から目線な人」がよく言う10のセリフ

KOIGAKU / 2024年6月29日 17時53分

「上から目線な人」がよく言う10のセリフ

「上から目線な人」がよく言う10のセリフ

上から目線なセリフは、相手を見下している印象を与え、人間関係にひびが入る原因になるものです。それにも関わらず、無意識に口にしている人も少なくありません。

この記事では、上から目線な人がよく言うセリフを10個紹介します。普段使っている言葉がないかどうか、チェックしてみましょう。

上から目線な人がよく言う10のセリフ

上から目線な人の口癖とも言えるセリフを10個ピックアップしました。うっかり使っている言葉はありませんか?


<1.「〇〇くらい当たり前でしょ」>

1.「〇〇くらい当たり前でしょ」

このセリフは、相手を見下しているだけでなく、相手の感情を逆なでする危険性があります。

というのも、「当たり前」という言葉には、「これくらいのことができて普通だ」というニュアンスが含まれているからです。

言われた相手は、「自分はできていないということか」と感じ、劣等感を抱いてしまうかもしれません。自分にとっての当たり前が、相手にとっても当たり前とは限らないことを忘れずに。


<2.「もっとしっかりしなさい」>

この言葉は、相手に強い劣等感を覚えさせてしまう可能性があります。

例えば、仕事で失敗をした部下に対して、上司がこの言葉を投げかけたとします。部下は「自分はしっかりしていないと思われている」と感じ、萎縮してしまうでしょう。

どんなに優秀な人でも、失敗をすることはあります。大切なのは、失敗から学び、次に活かしていくこと。過度に叱責するのではなく、失敗の原因を一緒に考えて改善策を探ることが重要です。


<3.「それくらいの常識は知ってるよね?」>

「常識」という言葉は、人によって捉え方が異なります。自分にとっての常識が、相手にとっても常識だとは限りません。

言われた側の性格によっては、このセリフを言われることで「自分は常識がないのか」と感じ、自己嫌悪に陥ってしまう可能性があります。

相手の知識や経験を考慮せずに、自分の基準で物事を判断するのは危険。何かを知らないことを責めるのではなく、教えることが大切です。


<4.「××じゃダメだって言ったでしょ!」>

4.「××じゃダメだって言ったでしょ!」

このセリフには、「自分の方が正しい」という気持ちが強く表れています。しかし、一方的に叱るだけでは相手は成長しません。むしろ、相手を萎縮させ、やる気を失ってしまう原因に。

上司や先輩として、部下や後輩を指導する立場にある人は、叱るだけでなく、なぜダメなのかを丁寧に説明することが重要。相手の成長を促すような言葉かけを心がけましょう。


<5.「〇〇すればいいだけなのに」>

このセリフは、相手の努力を認めていない印象を与えます。

「〇〇すればいい」と言われても、実際にはそう簡単ではないこともあります。相手が頑張っているにも関わらず、「いいだけ」と言われたら、相手はやる気を失ってしまうでしょう。

まずは相手の頑張りを認め、励ますことが大切。「〇〇すればいいんだけど、難しいよね。一緒に考えよう」など、寄り添う言葉を心がけましょう。


<6.「そんなの小学生でもわかるよ」>

年齢や立場に関係なく、知らないことがあるのは当然のこと。それにもかかわらず、「小学生でもわかる」と言われたら、相手が屈辱的な気持ちになることは容易に想像できますよね。

自分にとっては簡単なことでも、相手にとっては難しいこともあります。そんな時は、「〇〇は難しいよね。私も最初は苦労したんだ」など、共感の気持ちを示しましょう。

相手のペースに合わせて、丁寧に教えることが大切です。


<7.「まだ理解できないの?」>

7.「まだ理解できないの?」

「まだ理解できないの?」という言葉には、相手を小馬鹿にするニュアンスが込められています。言われた相手はプライドを傷つけられてしまうでしょう。

物事の理解度や習熟度は、人によって異なります。何度教えても理解できない時は、教え方を工夫することが大切。

「もう一度説明するね。分からないところがあったら、遠慮なく聞いてね」など、相手が安心して質問できるよう、相手の立場に立った声がけがおすすめです。


<8.「言われたことくらいできないとダメ」>

言われたことを実行に移すのは、必ずしも簡単なことではありません。時には、言われたことを実行するために他の作業を犠牲にしなければならないこともあるでしょう。

それにもかかわらず、「言われたことくらい」と言われたら、相手は「自分は能力不足なのかな」と自信を失ってしまいます。

そんな事態を防ぐためにも、自分の中にある「言われたことはできて当然」という考え方を捨てることが大切です。


<9.「自分もヒマじゃないんだけど……」>

誰かに面倒なお願いをされたとき、このセリフを言った経験はありませんか?

このシチュエーションでまず考えておきたいのが、『相手はあなたに迷惑をかけてしまうことを承知の上で、ほかに手段がないためにやむなくお願いをしている可能性』についてです。

その場合、「自分もヒマじゃないんだけど……」のセリフは相手を深く傷つけます。

どうしても忙しいときは、「お互い忙しいよね。できる範囲で協力するね」のような、相手に配慮しつつも無理はしないスタンスを貫くのがおすすめです。


<10.「もう一度最初から説明するよ」>

10.「もう一度最初から説明するよ」

何度説明しても理解してもらえない時は、ついイライラしてしまうもの。

しかし、「もう一度最初から説明するよ」と言われたら、相手は「何度聞いても理解できない自分はダメだ」と自分を責めてしまいます。

可能であれば、「わかりにくかったかな? もう少し詳しく説明するね」など、相手の理解度に合わせて説明してみましょう。焦らずに、丁寧に説明することが大切です。


上から目線は卒業! 尊重し合えるコミュニケーションを

上から目線な言葉は、相手との信頼関係を築く上で大きな障害になります。言葉の選び方一つで、相手の心を傷つけてしまうかもしれません。

そんな事態を防ぐには、普段の生活の中で自分の言葉遣いを振り返ってみることが大切。もしも上から目線な言葉を使っている部分があったなら、今すぐにでも改善しましょう。

相手の立場に立って、思いやりのある言葉かけを意識することで、お互いに尊重し合える良好な人間関係を築くことができますよ。


 

Written by やまだうめ

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