「あの人の本当の姿が知りたい…」相手の本性を見抜くコツ10選
KOIGAKU / 2024年8月10日 18時3分
「あの人の本当の姿が知りたい…」相手の本性を見抜くコツ10選
人間関係を円滑にし、トラブルを防ぐには、相手の本性を見抜くスキルが欠かせません。
この記事では、相手の本性を見抜くコツを「場面」と「テクニック」の2つの視点から紹介します。あなたの人間関係をさらに豊かにするヒントとして、ぜひチェックしてください。
相手の本性が垣間見える5つの場面
人間誰しも、つい本音が出てしまう瞬間があるものです。そんな「素」の姿が見えやすい場面を押さえておけば、相手の本性も理解しやすいはず。
ここでは、人の本性が表れやすい5つの場面を紹介します。
<ストレスを感じたときの反応>
ストレスがかかると、人は普段の仮面を外してしまいがち。
相手の本性を知りたいと思ったら、まずはイライラしたときの態度や言動を観察してみましょう。
感情をコントロールできる人なのか、それとも周りに八つ当たりをする人なのか。その反応から、相手の本性が見えてきます。
<お金との関わり方>
お金に関する態度は、その人の価値観や性格をよく表します。
割り勘のときの反応・高価なものへの執着心・節約への意識など。お金を通じて見える姿勢は、相手の本性を探る重要なヒントになるでしょう。
<弱者や目下の人への接し方>
自覚の有無にかかわらず、人は自分より立場が上の相手には良い顔をするものです。
でも本当の優しさは、立場に関係なく発揮されるはず。店員さんや年下の人への接し方を見れば、その人の思いやりの深さや本当の人柄が分かります。
<失敗したときの態度>
誰にでも失敗はつきもの。でも、その後の対応は人それぞれです。
素直に謝罪する人・言い訳に終始する人・責任転嫁する人……。失敗時の態度を見れば、その人の誠実さや責任感が分かります。
<長期的な約束事への対応>
「また遊ぼうね」と約束をしておきながらすぐに忘れてしまう人がいる一方で、何か月経っても忘れずにお誘いをする人もいます。
「忘れても仕方がない」と感じてしまうほどの長期的な約束事への対応には、その人の信頼性や誠実さがはっきりと表れます。
「相手の本性を見抜きたい!」5つのテクニック
「相手の本性が垣間見える場面」を押さえたら、次にチェックしたいのが「相手の本性を見抜くテクニック」です。
ここでは、相手の本音を引き出し、真の姿を知るための5つの方法を紹介します。
<自由度の高い質問をする>
相手の本性を知るには、適切な質問がベスト。ただし、「はい」「いいえ」で答えられる質問だけでは深い部分まで探れません。
そこでおすすめなのが、オープンエンドな質問です。「〇〇についてどう思う?」といった、自由に答えられる質問をすることで、相手の本音や価値観が分かります。
<相手の価値観を探る>
人の行動の根底には、必ず価値観があります。「人生で大切にしていることは?」「尊敬する人は誰?」といった質問を通じて、相手の価値観を探ってみましょう。
価値観が分かれば、その人の判断基準や行動の理由が見えてきます。
<一貫性をチェックする>
言動に一貫性があるかどうかは、その人の本性を知る重要なポイント。中には「環境保護が大切」と言いながらゴミのポイ捨てをする人もいます。
言葉と行動の矛盾から、相手の本当の姿を垣間見ることができるでしょう。
<周囲の評判を参考にする>
人の言動は、少なからず相手によって変わります。相手がさまざまな顔を持つ人物である場合、一人で見極めるのは簡単なことではありません。
そんなとき、ぜひ参考にしたいのが周りの評判。噂話を鵜呑みにするのではなく、複数の意見を聞いて総合的に判断しましょう。
周囲の声を聞くことで、自分では気づかなかった相手の意外な一面が見えてくるかもしれません。
<時間をかけて観察する>
人の本性は、一朝一夕では見抜けません。相手の本性を正確に見極めたいと思うなら、ある程度の時間をかけて観察することが大切です。
焦らずに、じっくりと見極める姿勢が、相手の真の姿を知る近道になります。
本性を見抜く際の注意点
相手の本性を見抜くことは大切ですが、やり方を間違えると人間関係をこじらせる原因に。
ここでは、本性を見抜く際に気をつけたい3つのポイントを紹介します。
<完璧を求めすぎない>
誰にでも長所と短所があります。相手の欠点ばかりに目を向けると、良いところを見逃してしまうかもしれません。
そんな事態を防ぐためには、「完璧な人間なんていない」という前提に立って、相手の全体像を捉えることが大切です。
多少の欠点があったとしても、それを含めてその人なんだと理解しましょう。
<自分の偏見に気をつける>
人はみな、独自の先入観や偏見のフィルターを通して他人を評価しています。自覚がないだけに、理不尽な評価をしてしまうケースも珍しくありません。
偏見の影響を最小限にとどめるには、「〇〇な人は△△なはず」といった固定観念に囚われていないか、常に自問自答することが大切です。
自分の偏見に気づき、それを取り除く努力をすることで、より客観的に相手を見られるようになるでしょう。
<相手を尊重する姿勢を忘れずに>
本性を見抜こうとするのは、決して相手を批判したり、操作したりするためではありません。あくまでも、お互いをより理解し合うためです。
このスタンスを忘れず、相手の人格を尊重し、プライバシーを侵害しない範囲で相手の本性を観察しましょう。相手を大切に思う気持ちを忘れずにいることが大切です。
相手の本質を知り、より良い関係を築こう
相手の本性を見抜くスキルは、決して相手を裁くためのものではありません。むしろ、お互いをより深く理解し合い、より良い関係を築くための手段です。
大切な人たちの本当の姿を知ることができれば、あなたの人間関係はきっと今まで以上に豊かになるはず。
相手の長所も短所も含めて受け入れ、互いに高め合える関係性を築いていきましょう。
Written by やまだうめ
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