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不妊治療って何をするの?

KOIGAKU / 2015年3月16日 21時0分

こんにちは、ライターの佐原です。

不妊治療といえば「高価」「苦しい」「仕事との両立が難しい」などの、非常に困難なイメージが強くあるかと思います。

けれど実際には、不妊治療には段階があり、また少しずつですが、仕事との両立などを目指せる方法も確立されつつあります。

そこで今回は、不妊治療について、基本的なポイントをご紹介したいと思います。

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治療の前段階、不妊の検査って何をするの?

不妊治療を行う必要があるか否かを知る為に、まずは不妊検査を受けることになります。

女性が受ける場合は、まずは「基礎体温」をつけることになります。基礎体温とは、睡眠から覚めた直後、体を起こす前に計測した体温のことです。これを計測することで、ホルモンの分泌量などがわかり、どこに治療すべきポイントがあるのか、大きな範囲を探ることができます。

基礎体温の計測以外には、「問診」「内心」「エコー」「クラミジアなどの性感染症検査」「子宮がん検査」「抗精子抗体検査」などがあります。

不妊検査は男性も必ず受けよう!

不妊治療・不妊検査と言えば、まだまだ「女性が行うもの」というイメージを持ってしまっている方は多いですが、男性側も必ず受けるようにしましょう。

なぜなら、不妊の原因の半数は男性なのですから。

男性の不妊検査では「問診」「内心」「触診」「精液検査」「尿検査」「陰嚢部超音波検査」「染色体検査」「ホルモン検査」が行われます。

不妊治療の3ステップ

不妊治療には3つの段階があります。

・タイミング療法
不妊治療の中でも最も基本的なものです。
排卵日を予測することで受精しやすい日を割り出し、性交渉のタイミングをそこに合わせられるようにします。
排卵誘発剤などを用いることもありますし、人工授精など行う場合でもこの療法がベースとなります。
排卵日は、基礎体温表や、おりものの量や、超音波検査などから予測されます。

・人工授精
人工授精では、排卵のタイミングに合わせて精子を子宮内に送り込む処置をします。なおこの時に用いられる精子は、事前に採取したものでも、その場で採取したものでも大丈夫です。
人工授精させる際には、そのままの精子ではなく、洗浄・濃縮することで雑菌を取り除き、より元気な精子を選ぶようにします。

・生殖補助医療
最も高度な治療です。
体外受精や、顕微授精などを行います。
卵巣刺激、卵子の採取から始まり、受精させ、それを培養液の中で培養した後に子宮に戻します。妊娠できたか否かの判定は、その2週間後に行われます。

排卵誘発剤は自己注射でも可能

上記の全てのステップで利用される可能性が高いのが、排卵誘発剤です。作用の少ない飲み薬からはじめて、その後は注射薬を利用することになります。

以前、この注射は病院でなければうけられなかったりもしましたが、最近では、自宅などで使えるペン型の製剤も販売されています。

ペン型の注射製剤は、たとえば糖尿病などでは、子どもも利用している、安全と使いやすさに配慮されたものです。

不妊症の割合は、今や10人に1人であると言われています。決して少なくない割合ですね。不妊治療を受ける可能性も、全く他人事ではありません。

パートナーと一緒に、どのようなことを行うのかを理解して、協力して取り組めるようにしたいですね。

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