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不妊治療は怖くない! ファーストステップはこんなにシンプル

KOIGAKU / 2015年3月24日 2時0分

こんにちは、ライターの佐原です。

みなさまは、不妊治療についてどのようなイメージを持っているでしょうか。

どちらかと言えば「大変そう」な印象を持たれることの多い不妊治療ですが、実はそうとも言い切れません。治療としての最初のステップは、特に、身近に感じられるような内容なのです。

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不妊治療のベースは「タイミング療法」

不妊治療を開始する、となったときに、まず行われることになるのが「タイミング療法」です。

この療法でも妊娠が叶わなかった場合、第2ステップとして「人工授精」、第3ステップとして「生殖補助医療」を行うことになりますが、第1ステップのタイミング療法は、基本的には全ての療法のベースになっています。

タイミング療法ってどんなことをするの?

保健体育の授業などで「オギノ式」について聞いたことのある方は少なくないかと思います。

主に避妊法として知られているのですが、これは基礎体温をつけることで自分の排卵のペースを知り、それを基に「妊娠しやすい日」「妊娠しにくい日」を割り出すというものです。

「タイミング療法」では、この考え方を用いた治療が行われます。「指導」という言葉の方が適切かもしれません。排卵日を予測することでタイミングをはかり、妊娠しやすいタイミングに効率よく性交渉を持とう、というものなのです。

この治療で重要なのは、排卵のタイミングを正確に知ることです。そのため、まずは基礎体温表をつけることから始まり、その後、卵胞の大きさの確認を行うなどすることになります。

卵胞の大きさの確認は、超音波で行います。このサイズ測定は、排卵が近いか否かをより正確に把握するために行うものです。卵胞がしっかり成熟しているか否かを判断するのに必要なのですね。

排卵が近くなってきますと「おりもの」が増えてきますので、治療を受けている女性自身でも、排卵日が近いことを実感できるようになってくることもあるかと思います。

おりものは正式名称を「子宮頸管粘液」と言い、様々な役割を持っているのですが、その一つに、精子が膣に侵入しやすいようにする、というものがあります。おりものは、妊娠の仕組みには非常に重要な存在だったのです。

なお、排卵はLHサージというものが引き金になり、そのピークから16〜24時間後に起こるのですが、この値を調べるための検査薬は薬局などでも市販されているので、自宅で簡単に知ることができます。

不妊治療は、特に第一ステップでは、「痛い」「苦しい」ものは基本的に存在しません。不妊なのでは、と不安になることがあれば、怖がらず、まずは病院に相談できるとよいですね。

もちろん不妊の原因の半分は男性側にあるのですから、検査を受ける場合には男性も受検するようにすすめましょう。

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