色気はここから湧いて出る

よく「色気ってどうやったら出せるんですか？」なんていう質問をいただきます。

なぜ私にそんなことを尋ねるのかが疑問でいつも質問返しするのですが、その返答をまとめると、どうやら私からは「出ている」そうです。自覚はあまりないのですが「ダダ漏れてるよ（笑）」などという補足までいただくこともあり、ここはひとつ自分と向き合いながら考えてみようかななんて思います。

というわけで、今回は色気についての持論です。

先っぽ＆くびれ

「あーやっぱり今回もシモの方に流れちゃうんだ」って思ったアナタ、そうかもしれません（笑）。

確かに先っぽとくびれ、なんていうとどうしても性的なイメージを連想させてしまうようなキーワードなのですが、逆にこういう部分に色気が宿っているとしたらどうでしょう？ 指先、鼻先、顎、唇、さらに女性なら乳頭、男性ならのど仏、（それから亀頭部・・・？）など、性差のあるパーツになると多少見かたも変わるかも知れませんが、先端部というのは触れたら何かが起こりそうな、内に何かを秘めている予感をさせる魅惑のパーツだと思います。

それからくびれ。「曲線美」という言葉や表現法もあるように、身体でいうと手首や足首、ふくらはぎやウエストのラインなど、緩やかにくびれた、曲線のあるパーツというのは、周囲のふくらみとのバランスの加減によって、その持ち主の美貌の一助となっているように思います。

食べごろを保つ

食べごろの果物っていい香りがして色鮮やかで、おいしくて心地よい気持ちになります。栽培した方がきちんと手をかけたおかげですね。たとえば果物の場合はそういった部分がいわゆる「色気」なんだと思います。

私たち人間は食べ物ではないけれど、外見では自分に似合う服装や髪形、化粧やフレグランスを選択しているとか、内面では社会人としていい大人として最低限の常識をわきまえつつ新たな知識や教養の吸収にも意欲的、物怖じしない度胸や、どんな場所でも適応能力を発揮できる、それでいてお茶目でユーモアもあって、冗談も通じて、機転がきいて、柔軟性もあるから嫌味もサラッとかわせる。

「この人がいると場の空気が調和する」「この人がいると安心できる」人。

察するにそういう人はおそらく普段から当たり前に自分磨きをして「食べごろを保って」いるので異性が放っておくわけがなく、いい恋愛やいいセックスもしているでしょうから、結果的に色気が滲み出てくるんだと思います。

つまり今回私が言いたいのは、

「自分磨きは食べごろ対策にもなるし色気にも直結してる」ってこと！（ここで拍手！）

私がそういう人間かどうかは、別ですよ？

 

（しゆり）