オフパコってなに? SNSでセックス報告をする命知らずな大人たち
KOIGAKU / 2015年4月3日 15時0分
LINE、便利ですよね。
Twitter、楽しいですよね。
Facebook、友達の近況が知れて便利ですよね。
いずれのSNSも利用者に愛されて、重宝されています。
ただ、近年こうしたツールが、本来の用途とはちょっと違った理由で使われるということも珍しくなくなっています。
オフパコというワードをご存知でしょうか。
近年生まれた造語なのですが、簡単にいえばSNSを介して知り合った男女が、実際に会ってセックスを前提としたデートを行うことを指します。
オフ会でパコパコ、というわけですね。
筆者は大人同士が当人たちの責任のもとにこうした行為に走るのはまったく構わないと考えているのですが、それでも思わず首を捻りたくなるような状況を目にする機会があるんです。
今回はこのオフパコがもたらす悪影響についてのお話をさせていただきたいと思います。
出会うなら勝手に出会え!その模様を中継するな!
男女の密会は非常にロマンティックなものです。
特に、互いに伴侶がいるのに通じ合っている大人の男女のそれは、誰もが一度は憧れる危険な情事。
しかし、こういう行為は決して褒められたものではありません。
だから昔から、ことを公にすることなく、密やかに大人はこれを楽しんできたわけです。
誰だって自分が不倫や浮気をしていたら、それを隠さなくてはなりません
また、浮気ではなくとも、第三者にわざわざ大人の関係を築いている異性がいることを言いふらす人は、ちょっと以前まではいませんでした。
だってそんなこと聞かされたって、反応に困りますからね(笑)
ところがこのところ、LINEのグループチャットやTwitterで、第三者に向けてこうした情報を発信することに恐れを抱かない方が、男女問わず増えているように感じられます。
具体的一例をキャプチャしてここに画像を添付するなんてことはやりませんが、実際にそういう書き込みを自分の保有するアカウントから発信している方が、いるところにはいるんですよねぇ。
性の奔放化とは別のベクトルで、この方面にぶっちぎってる方は、正直見ていて危なっかしいなぁと心配しています。
いかなる個人情報も一度ネットに放流すれば、万が一に拡散した際に手に負えなくなります。
ましてや自分の性事情を、自分のおよび知らない人々にまで知られてしまうなんて絶対にいい気分はしないはずです。
もっといえば、他人の性事情をいきなり見せ付けられる第三者は、ほぼほぼ気分を害しています。
というか、どんな恋の炎もいつか必ず消えてしまいます。
夢見心地で大人の関係をネットに投下していても、いずれは夢から覚めるわけです。
そのときに「なんであんなことを書き込んだんだろう」と後悔するはずですから、そもそも最初からオフパコについては触れずにおきたいところですね。
子供も見てるんですよ!モラルのない大人たちの急増
頭ではネットに個人を特定しうる書き込みをすべきではないと思いつつ、どうしても素敵な出会いやセックスをしたから自慢したい。そういう方もいるみたいです。
ただ、書き込みって基本的に誰でも見ることができるものですよね。
特別にアカウント管理に気をつけていれば大丈夫ですが、そもそもそういう意識のある方はオフパコをしたとしてもその報告なんかしないでしょう。
懸念しているのは、まだまだ成人まで何年もかかるような未成年が、いい大人の書く、軽いノリの「オフパコしてきた」という書き込みを見てしまうこと。
自分がまだ小学生、中学生ぐらいの頃について思い出してもらいたいのですが、こういう幼い時期って漠然と、大人に対する憧れがあったと思うんです。
そういう時期の子供たちが、ちょっと検索すれば大人が残したセックスについての自慢話、ノロケ話を大量に見ることができるというのは、いかがなものでしょう。
筆者は子供に愛想を尽かされる気がしてならないんですよね。
子供たちが「なんだよ、大人ってデリカシーなくセックスしまくってるのか」と思ってしまった場合、誰が責任を取るのでしょうか。
誰も取れませんよね。
おわりに
誰かがタイムライン上に「○○さんと2人きりでオフ会」という短文と共にラブホテルと思しき室内の画像を投稿すると、別の誰かが「いいなあ」と発言する。
すると投稿者は気をよくして、相手とのセックスの様子を楽しそうに投下し、そのやり取りはリンクしている全てのSNSユーザーの目に、否応なく飛び込んでしまうわけです。
それがもしも誰かの目に留まり、とても不愉快に思われたことで悪意ある拡散をされたらどうなるか。
考えれば考えるほど、恐ろしいものですよね。
一般人のセックスの気配というものは、見せびらかすものでしょうか?
秘め事は、秘密の関係を共有した者同士で楽しんでこそ、と思ってしまうのは、筆者が古い考えの人間だからでしょうか?
しかし、起こりうるトラブルを想像すると、どうしてもオフパコというワードの軽さとは裏腹に行われている事態に、危機感を隠さずにはいられません。
先日、昨年の10月に結婚した後輩がTwitterでオフパコ自慢をしたところ、相互フォローをしていた第三者の目に触れ、その情報が拡散されまくり、あっという間に泥沼の離婚劇に発展しました。
後悔先に立たず。
くれぐれも自分の人生を大事にしたいところですね。
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