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子宮頸がんの原因と症状を知りたい!

KOIGAKU / 2015年4月14日 13時0分

こんにちは、ライターの佐原です。

30〜40代の女性に多く、また20〜30代の女性の間で、罹患者が急増している「子宮頸がん」。

子宮がんといえばとても恐ろしいもののように感じられますが、子宮頸がんの場合は、子宮体がんと違い、予防行動がとりやすくなっています。

正しい予防行動を行うためにも、まずは子宮頸がんの原因と、その症状について、ポイントをご紹介してみたいと思います。

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ズバリ! 子宮頸がんの原因とは?

子宮頸がんの原因は「HPV(ヒトパピローマウイルス)」です。子宮体がんとは違い、女性ホルモンが原因で引き起こされるがんではないのです。

HPVは、主に性交渉を持った時に感染すると言われていますが、実はこのウイルスは、全く珍しいものではないのです。

性交渉を持ったことがある女性のうち、実に80%以上が、50歳になるまでに感染を経験する、と言われているのです。

感染しても発症しないことがある?

80%以上の女性が感染するにもかかわらず、発症しない人もいるのは、「HPVへの感染=子宮頸がん発症」というわけではないからです。

また、HPVには100種類以上の型があります。このうち、子宮頸がんを引き起こす可能性の高い「高リスク型」と呼ばれているものは、「16型」と「18型」だけなのです。

高リスク型のHPVに感染すると起きる可能性のあること

高リスク型のHPVに感染した場合でも、100%子宮頸がんを発症するわけではありません。なぜなら感染をしても、免疫の力で、ウイルスが排除されることも少なくないからです。

多くの場合は自然に排除されますが、一部では感染が持続することがあります。そうすると、感染した細胞は、がんの前段階の状態に病変することがあります。

それでもがんに進まない場合もあるのですが、病変状態が続いて初めて、がん細胞が発生することになります。

ちなみにがん細胞への進行は、5年以上かかると言われています。

感染しないこと、また、感染しても、病変させず、がん細胞の発生にまで至らせないことが重要なのですね。

子宮頸がんにかかると、どんな症状が出るの?

子宮頸がんになると、いくつか特徴的な症状が出てくるようになります。

「性交渉を持つ時に出血する」「不正出血(月経時以外の出血)が見られるようになる」「茶色のおりものが増えたり、嫌な臭いになったりする」「下腹部や腰が痛むようになる」などです。

もしこれらの症状が見られるようになった場合は、早めに病院にかかるようにして下さい。

早期発見ができれば、子宮摘出などの手術が必要な事態を免れることができるかもしれません。

 

何よりも重要なのは「予防」です。

ウイルスによって引き起こされる疾患ですので、性交渉の際のコンドーム利用は効果が高いです。また、子宮頸がんに関しては、現代では有効なワクチンも存在しています。

男性が子宮頸がんになることはありませんが、女性が子宮頸がんになる場合、大半は、男性からウイルスを感染させられていることになります。ですから、自分はもちろん、場合によってはパートナーにもワクチン接種してもらうとよいかもしれませんね。

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