「幸せなセックス」ってどうしたらできるの！？

こんにちは、ライターの佐原です。

誰かとの恋愛関係を考える時には、セックスのことも同時に考えさせられることが多くあります。体位のこと、イク時のこと、彼氏の望むセックスの頻度は……など、気になるポイントは多々ありますね。

けれど、彼氏とのセックスにどうにも満足できない・不満がある・不安がある、といった女性は後を立ちません。

セックスをともなう恋愛関係を持っているのであれば、誰でも「幸せなセックス」をしたいと望みます。そのために必要なこととは、一体どのようなものなのでしょうか。

幸せなセックスのために必要なもの・1：理性

セックスと言えば「人間の本能」「野性的な営み」として捉えられがちです。

特に日本の女性はセックスで快感を得ること（それを表現すること）を悪とされがちですので、そういった意識をとっぱらい、野性的に、楽しむことを覚えることも必要です。

けれど逆に、理性的に挑まねばならないシーンも多くあります。

たとえばコンドーム。野性の動物たちは避妊具など用いませんが、私たちは文明社会に生きる人間ですので、正しく避妊を行うことは重要です。

「ナマの方が女だって気持ち良い」という考えの方もいらっしゃるようですが、「コンドームの安心感があって初めて感じられる」という声も多く聞きます。外出し・射精の寸前だけなどのコンドームの着用は、避妊として感染症予防としても間違っています。

そうした点に対し、理性的であることは、セックスを楽しむための重要なポイントなのです。

幸せなセックスのために必要なもの・2：マナー

理性同様、セックスにはマナーも重要です。

例えば、朝起きたら顔を洗い歯を磨くのと同様、セックスの前には、必ず身体を洗い、歯を磨くことが必要です。

爪は前夜までに切っておき、鋭い部分や伸びた部分がないようにしておきます。行為の直前に切ったのでは、爪の一部が鋭くなり、粘膜やコンドームを傷つけてしまうおそれがあります。

性行為には、感染症等のリスクがつきまといます。

日が経ってから行為を持ったことを後悔する、というようなことがないよう、マナーはしっかりと守りましょう。

幸せなセックスのために必要なもの・3：独自性

「こうするのが正しい」「こうすれば必ずこういう反応になり、絶対に快感を得られる」というような正しいプレイ手本は、残念ながら、セックスには存在しません。

もちろん「膣でなくクリトリスで感じる女性は多い」「カリへの刺激に弱い男性が多い」などの傾向はあります。しかしそれらは、いずれも100％ではありません。

大事なのは、自分と目の前の相手のことを、しっかり認識することです。

自分はどういうものを望んでいるのか。相手はどうして欲しいのか。そうしたものを汲み取ること、また汲み取ろうとすること自体が、セックスの醍醐味なのです。

「幸せなセックス」の形は、人それぞれにあります。「最高の形」は見つけられなくても、「これはしてはダメだ」というものを見つけ、消去法で残った形こそがベストである、というような場合もあるでしょう。

自分とパートナーにとっての幸せなセックスのパターンを見つけて、楽しい性生活を送れるようにしたいですね。

 

Photo by YangChen(TW)