本当の安心を求めるために恋愛を遠ざける女性たち、翻弄される男性たち
KOIGAKU / 2015年5月30日 7時30分
先日、筆者が1人で野球盤ゲームを5時間以上遊んでいたときのこと。
滅多に鳴らない携帯電話が着信を知らせてくれました。
長年の男友達、Sからの電話でした。開口一番、Sは筆者に嗚咽混じりに「振られた」と告白。
野球盤ゲームが気になったので一旦そのまま切ってやったのですが、すぐにリダイヤル。しょうがないので話だけでも聞いてやることにしました。
拒絶された理由が不明瞭!誰とも恋愛したくない系女子とは?
Sの話はとにかく長く、要領を得ないので分かりやすくまとめると、どうも彼は長年好きだった女性がいたというのです。
この女性は30代前半のOLさんで、そこそこの美人だというのですが、長いこと彼氏がいない状況が続いていたのだとか。
そんな彼女に惚れていたSは熱烈なアタックを開始したのですが、これがどうにも響かない。
来る日も来る日もLINEやら電話やらでアプローチを続けるけど、会話が続かない。
Sのトークは決して面白くないわけではないんだけど、どうにも相手のハートを射抜くことができなかったといいます。
それでも諦めずにアタックを続けた結果、ようやく食事を一緒にすることができたというのですが、これがSにとっては地獄の幕開けでした。
色々と話題を振って空気を盛り上げることで、笑顔になってもらって、楽しい食事にはなったのですが、そこで告白してみると、一転して相手は困り顔。
そして一言「私、どうせ君と付き合っても別れるだろうし、万が一結婚して夫婦になっても、将来が安泰かどうかは分からない。私は安心が欲しいし、両親にも安心してもらいたい」と口にしたのだとか。
実はこのような女性、筆者もかつて出会ってきましたし、Sに限らず同性の友人からも、同じような相談を持ちかけられたことがあったのです。
なんでしょう、こうした女性が先々の安心を求める気持ちはすごく分かるんだけども、男性って基本的に今、現在を生きることで精一杯だから、こういう女性に出会うと混乱するんですよね。
Sは「こんなとき、ミゾレちゃんはどう対処するんだ?」と質問してきましたけど、「そんなのこっちが聞きたいわ」と返してやりました。
実際何も浮かばないし……。
ただ、アレですね。
一つ言えることは、男性ってホントに、その瞬間に目の前にある本気の恋愛には全力投球する傾向が女性よりも多いと思うんです。
破滅型の恋愛だと分かっていても、後に引けないみたいな。
でも女性は男性よりもリアリストだから、身を削ってアプローチする男性の「その後」に不安を感じるのかなぁと勝手に想像しています。
そしてもしそうだった場合、得てしてその女性たちの不安って的中するんですよね。
炎はいつか燃え尽きるものだし、変わらない熱意ってヤツは誰もが持っているわけじゃないですから。
号泣して混乱していたSですら、きっといつかはその女性との日々を客観視する日が来るでしょうし。
おわりに
人間、いつまでも若いわけではありません。
女性の場合、結婚願望があればいつかは素敵なパートナーと一緒に暮らそうと思うものです。
だからある程度の年齢に差し掛かると、将来的に明るいビジョンの見えない男性との恋愛そのものを遠ざけるという方もいるはず。
それはそれで正しい生き方ですし、Sのように「俺はこの女性と出会って、本気で惚れたんだ」という熱意を赤の他人の筆者にぶつけてくる気持ちも分かります。
何が正解で何が不正解かなんてのは、極端な話、死ぬときになって初めて分かるもの。
もしも将来性に不安のある男性が、あなたのことを本気で愛してしまった場合、あなたはその好意に素直に応じることができますか?
筆者は、かわいそうだけどSがこの恋愛の果てに、笑う日が来るとは思えません。
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