未経験も多数!? 女性にとってのオーガズムとは
KOIGAKU / 2015年6月1日 15時0分
こんにちは、ライターの佐原です。
セックスといえば「気持ちいいもの」である、という基本的な考え方があります。そうした考えを持っている人は特に男性に多く、快感を伴うものであることが常識であるかのように語られています。
けれど女性にとっては、必ずしも男性と同じとは言い切れない状況があるようです。
オーガズムを感じたことがある・毎回感じる女性は多くはない
実は、オーガズムを「まったく感じたことがない」という女性は少なくありません。
2012年度版の「JAPAN SEX SURVEY」によると、オーガズムを「いつも感じる」「だいたい感じる」と答えた女性の割合は、未婚女性では32%、既婚女性では36.4%となっています。つまり7割近くの女性が「オーガズムをいつも感じているわけではない」のです。
ちなみに65%以上の女性が「感じているフリをしたことがある」とも回答していて、その理由のうち28.6%は「早く終わらせたいから」となっています。
つまり女性にとっては、セックスは必ずしも「気持ちいいものではない」のです。
オーガズムを感じている女性は、「どこから感じている」の?
女性がオーガズムを感じるポイントは、実に多様です。「膣に入れて動かせば女性は快感を得られるもの」と誤解している人も少なくはないようですが、割合でいえば、実は膣よりもクリトリスで感じる女性の方が多くいます。
一方で、たしかにクリトリスは一番敏感な部分ではありますが、その分強い刺激には弱いことも多く、独特の痛みを覚える女性も多くいます。
膣やクリトリスのほかにも「髪を撫でられる」「耳に舌を入れられる」とオーガズムが得られる、といったケースもあります。オーガズムに達する条件には個人差が大きいのです。
オーガズムに達しやすい体を作るには?
体質的な問題で「一生オーガズムに達することができなかった」というような女性も存在します。オーガズムは、誰もが持てるようになる、というものではないのです。
けれど感じやすい体を作るために、できることがないわけではありません。オナニーの経験をつむことも、「できること」のひとつです。
快感を得る経験を積む中で、オーガズムに達することは「悪いことではない」「怖くない」「当たり前のこと」だと、心・頭・体のすべてで感じることができれば、今よりはオーガズムに達することのできる機会が増えることもあるでしょう。
現代では安心・安全な女性向けのオナニーグッズも、ネットなどで購入することができます。オカズとしての「女性向けAV」も増えてきていますよ。
ちゃんと向き合うことが大切!
女性にとってのセックスは、男性にとってのそれよりも多くのリスクを伴います。だからこそ、オーガズムを感じられるか否かで、セックスの内容・感じられる質の高さは、大きく変わってくることがあります。
自分のオーガズムに対し、一度は真剣に向かい合ってみるのもよいかもしれませんね。
photo by GATAG
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