アトピーが原因でエッチができない場合の対策 4つ

アトピー性皮膚炎はほとんどが乳幼児期に発症しますが、成人になったからといって完治するわけではなく、長期的に湿疹やかゆみに悩まされる人が少なくありません。顔に症状が出なければ、夏でも長袖を着るなどしてカサカサした肌を見られずに済みますが、エッチをするとなれば服を着たままではいられないでしょう。アトピーであることを理由にセックスに苦手意識を持ったり、恋そのものを諦めたりする人もいるそうです。

けれどそれは、とてももったいないこと。アトピー性皮膚炎でも恋とエッチを楽しめる方法はあるはずです。

 

アトピーでも恋を楽しむ！

恋愛はセックスがすべてではありません。遊びの恋ならまだしも、真剣交際を望むなら、一番大事なのは『中身』です。病気も含めて自分を理解してくれる人を選ぶべきですし、そういうお相手にはアトピーを理由に遠慮する必要もないのです。

そして、もし失恋するとしても、その原因はアトピーに限定しません。片想いが成就しないとか、恋人と別れるなどという展開は、誰だって一度は経験すること。「私がアトピーだからダメなんだ」といった考え方はしないようにしましょう。

エッチできない理由が「肌が荒れていて恥ずかしいから」という場合

好きな人に荒れた肌を見られたくないがためにエッチを拒むなら、素直に彼氏へそう告げてみましょう。相手も大体は察してくれるはずですが、「もしかして、俺のことが嫌いなのかな？」と勘違いされるケースもありますので。

エッチできない理由が、「触れられることでアトピーが悪化するから」という場合

彼氏が「大丈夫。気にしないで」と言ってくれたとしても、どうしても触れてほしくない部分があるかもしれません。アトピー性皮膚炎の人はそもそも肌が敏感ですし、症状によってはジクジクとただれることもあります。

また、アトピーは伝染性の病気ではないので、り患している人の肌に触れたところで、かゆみや湿疹が他人へ移ることはありません。でも、肌の触れ合いがアトピーの人の症状を悪化させる可能性は大いにあります。アトピー性皮膚炎にかかる人は基本的に免疫力が低く、他の人が容易に排除できる雑菌にも過剰に反応してしまうのです。

だから、気持ち良いと感じるより先にかゆくなってしまうとか、撫でられるだけでも痛いなどという部分があるなら、事前に彼氏へ伝えましょう。自分の症状を理解してもらい、そこだけは避けるようお願いするのです。また「この愛撫・体位なら大丈夫」と、自分からセックスを楽しめる方法を提案するのも良いといえます。

カサカサの皮膚がお湯に浮いて、恋人と一緒にお風呂に入れない場合

肌がカサカサ状態になっているとき、湯船につかると粉状になった皮膚が水面に浮いてしまいます。それが一緒にお風呂に入る彼氏に何か影響を与えるわけではありませんが、やっぱり気になりますよね。

水面に浮く粉状の皮膚を見られたくないなら、泡風呂にしてみましょう。見えなければ彼氏はそもそも気づきませんし、上がるときに泡と一緒にシャワーで流せば良いのです。

付き合い始めの頃の対策

お付き合いが始まったばかりの時は、エッチしそうな日を予測して、一時的にでも薬で症状を抑えるのも一つの手です。アトピーは強すぎる薬を使うと状態が悪化するとも言われますが、好きな人と付き合えるかどうかという大事な時期に何を最優先するかは、十分に吟味するべきでしょう。

勝負の時に恥ずかしがったり、遠慮したりして恋を逃せば、ストレスや不満が募ってアトピーの症状も悪くなるかもしれません。それよりは、薬の力を頼っても、堂々と愛する人の胸に飛び込んでいく方が良いはずです。

まとめ

とにかく、コンプレックスを持たず、愛する人に自分を受け入れてもらうことが大事です。アトピー持ちでも素敵な恋をして、結婚できている人はたくさんいるのですから、「自分はダメだ」という意識をまず捨てましょう。

そして、自分には愛されるべき魅力がいっぱいあり、それをちゃんと見てくれる人もいるのだと信じることが重要です。

 

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