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意外と知らない?「産婦人科でできること」

KOIGAKU / 2015年6月9日 12時30分

こんにちは、ライターの佐原です。

みなさん「産婦人科」と聞いて、どのような場所を想像されるでしょうか。

落ち着いたピンク色の待合室で、仕事には追われていないだろうお腹の大きな妊婦さんがいて、オルゴールの音楽が流れていて……。そんな、テレビドラマのワンシーンのようなものをイメージされる方も少なくないと思います。

けれど現在では、産婦人科の実態はもう少し違ったものになっていますし、産婦人科でできることは「妊婦さんにとって必要なことだけではない」のです。

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産婦人科の変化とは

産婦人科と言えば、妊婦さんが通い、いずれ子どもを出産する場所……というイメージかと思います。もちろん、それが間違っているわけではありません。

しかし最近では、実は「妊婦検診はしても、分娩は扱わない」という産婦人科も増えているのです。当然、検診を受けている産婦人科が分娩先の病院を紹介してくれることもありますが、そのような場合、検診時から自分の症状を把握してくれている病院での出産に比べると、妊婦さんにとっても病院にとっても不安やリスクが大きくなる傾向があります。

つまり妊娠した時には、まず行こうと思っている産婦人科が分娩を扱っているか否かを確認しなければならないことが多いのです。

分娩を扱わない産婦人科では、何をしているの?

産婦人科に変化が訪れてくることで、患者さんの大半が妊娠以外の理由で来ている、というような病院も増えてきました。例えばピル(OC・経口避妊薬)の処方や、PMS・PMDDの治療や、不妊治療などです。

また妊婦さんが通うための入り口・待合室と、不妊治療などのために通う患者さんのそれらとを別にしている産婦人科も増えてきています。

その他にも、産婦人科でできることってあるの?

産婦人科でできることは、妊娠・出産や月経関連治療に関わることだけではありません。人工妊娠中絶に関してもそうですが(人工妊娠中絶の処置を行えるのは指定医のいる病院のみです)、そもそも自分にはどのような避妊方法が適しているのかなどを相談することもできます。性器に関わらずとも、胸・乳房についての相談・治療や、尿漏れなどのそれを行ってもらうこともできます。若年性のものも含めた更年期障害や、「お腹が痛い」「お腹にしこりがある」などの場合にも受診できます。

また結婚前や、性的パートナーと別れた・新しい性的パートナーを得たなとのタイミングで性感染症の検査をうけるだけ、などの受診も可能です。

 

産婦人科は、現在では「妊婦さんが行くもの」というだけではなく、もっと幅広い層の女性が、幅広い理由で受診する場所になりました。

現在は彼氏がいない、という人でも少しでも不安があるのなら、将来のためにもぜひ、産婦人科を受診してみてくださいね。何事も早期発見・早期治療が大切なのです。

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