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自分が優位に立てる恋には、落とし穴がある! 失敗しない恋人選びのコツ

KOIGAKU / 2015年6月30日 12時0分

恋愛関係にはどちらが一番だとか、優位だとかはないと筆者は思うんですが、「彼氏と一緒にいることで優越感を得たい」と言う女性を何人か知っています。ちょっぴりプライド高めの彼女たちは、たいてい年下男性を好んだり、自分の部下や後輩と付き合ったりすることが多いようです。

もちろん、恋愛観は人それぞれなので、恋に何を求めても自由です。のびのびと満足できる愛を手に入れれば良いと思います。

けれど、つねに彼氏の優位に立つことで生まれるデメリットもあるでしょう。自分至上主義的な恋愛を居心地良く感じる場合、ときには彼との関係を冷静に見つめ直すことも必要かもしれません。

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自尊心は満たされても、苦労が多い

何事に対しても鈍感だったり、職場での立場が自分より劣っていたり、年下で人生経験が乏しかったりと、下に見ることができる要素を持つ男性との付き合いには、思いのほか苦労が多いといえます。何をしても自分の方が良くできるし、知識や経験も豊富なため、確かに自尊心が満たされる場面は多いでしょう。

しかし、女性側が男性の面倒を見る機会が多いということは、つまり、彼氏から何かしてもらえることが少ないという意味。付き合い始めのラブラブ期なら、たとえ口では文句を言っても細かく面倒を見てあげるはずですが、交際が長くなるにつれて彼氏に物足りなさを感じ始めます。ちょっと足りないところがカワイイと感じていたのに、ただの「出来の悪いオトコ」としか思えなくなるのです。

「そんなことも知らないの?」「どうしてこんな簡単な話が理解できないのよ?」という感覚は、いつしか愛を伴わないストレスとなり、彼氏の世話を焼くことに疲れてしまいます。また、彼の能力や知識がたりなくて、自分が頼りたい時に頼れないのもツラく感じるでしょう。

「私だけ一生懸命になってて、なんか疲れる」と疲弊感が募れば、恋心は薄れていくに違いありません。

自分がつねに優位=成長要素がない

自分が相手より上に立つということは、その関係性に刺激が乏しく、切磋琢磨が望めないということです。自身が向上できる要素が彼氏との間にない状態は、あまり良いとはいえません。謙虚さを欠いて傲慢さを増長させますし、精神や社会性を磨くチャンスも多くないでしょう。

たとえ「私より優れているオトコなんて、一緒に居てもムカつくだけ」と思うにせよ、見習う点が多い人との恋にはプラス要素がたくさんあります。劣等感を抱くこともありますが、自身を向上させられるのは間違いありません。

そのため、基本的には自分が優位に立つとしても、少なくとも一つは、絶対に勝てない部分がある男性を彼氏にするのが得だといえます。

自分はプライドが高いと自覚していたり、『女は男の後を三歩下がってついていく』なんて真っ平と思ったりする女性は、それだけシッカリとした魅力的な自我を備えている証拠。男性を下に見る基本姿勢は崩さないまでも、完璧な優越感を味わえる恋より、「自分が敵わない何か」を持つ彼氏との恋を望んだ方が、さらに自身を磨けるはずです。

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