卓球が一周回ってカッコいい！2次会が卓球ってアリ？ナシ？？

愛ちゃんを中心とした日本の卓球女子の快進撃やイケメン選手の台頭など、ブームの兆しがみえている「卓球」。
男女の恋愛市場にも異変ありです。
渋谷界隈では、飲み会や合コンの2次会で、卓球をするのが「粋（いき）」だという。

卓球は決してダサくない。もはやトレンディーである

今回、男女の新しい出会いの場として、重宝されている都内の卓球バーについて調査しました。
渋谷界隈には、卓球居酒屋をはじめ、卓球バー、飲みながら卓球ができる卓球場など、複数の卓球スポットが近接しています。

果たして、人は集まっているのか？人気の程はいかに？？

金曜9時に渋谷界隈で最も卓球台の数が豊富な「渋卓（しぶたく）※」に行ってみると、すでに15組待ち。
いまどき、カラオケですら、こんなに並ぶことはありませんよね。受付前には、大きなソファーと喫煙ができるスタンドが設置されています。
2次会の延長で、アルコールを飲みながらソファーに座り、順番を待つ大勢の若者たち。
同じビルに、ビリヤード、ボーリング、カラオケ、ゲームセンターがありますが、明らかに一番卓球フロアーが熱いではありませんか！！

フロアーを見渡すと、10代から40代まで、幅広い層が楽しそうに卓球をしています。

金曜深夜という時間帯も影響しているのでしょう。男性だけ、女性だけの「マジ卓球」グループは、ほとんど見かけず、どの台も飲み会の延長、つまりは「男女の交流の場」と化していました。

男女がペアになり、試合がスタート。
ゲームで負けたら、お決まりの罰ゲームが待っています。カラオケと違い、卓球やボーリング、ダーツといった競技は、勝ち負けが分りやすく、男女の交流のツールとしてとても有効です。
20代の前半のイケイケチームは、サイドテーブルにテキーラを人数分用意して「飲み卓球」を楽しんでいます。

「卓球飲み」でどういう振る舞いが求められるのか？？

郷には郷に従え！普段卓球なんてしなくていいんです。

各卓球台を偵察したところ、一番盛り上がっている台は、女性が積極的に卓球に参加しているグループでした。 ゲームを素直に楽しみ、女性が楽しそうに、前かがみで卓球の玉を拾っている姿は、誰がみてもほほえましい。

ただ、忘れてはいけないのが、飲み卓球といえども、男女の交流の場。

無料でスニーカーもレンタルできますが、女性がヒールで卓球を楽しんでいるチームの方が俄然盛り上がっています。
9センチヒールで、卓球のゲームに勝とうだなんて、ナンセンス。
女性らしさを保ちつつ、ゲームに参加することが、一番のポイントと言えるでしょう。

※EST 渋谷東口会館9階「渋谷卓球倶楽部　PINGPONG×Cafe」の略

 

Photo by *嘟嘟嘟*