彼氏が突然そっけなくなっても“泣かないでいい”ワケ
KOIGAKU / 2015年11月9日 10時30分
知人に、しょっちゅう「彼氏に捨てられた」と泣いて電話してくる女性がいます。
真剣に話を聞き、心配になって翌日こちらから連絡してみると、
「来週デートの約束しましたあ!」なんて脳天気なメールがくる。ところが!
また数日後には、「もう私たちは終わりです…」と、自殺でもしそうなくらい悲観的な連絡が…!
みなさんの中にも身に覚えのある方がいらっしゃるのではないでしょうか。
恋がうまくいくとすごく幸せ。何をするのも楽しい。でも、
彼にちょっとでも冷たくされると、信じられないくらい落ち込んじゃう。
体調まで悪くなるし、この世の終わりみたいな気分になる……
こういった現象(?)はなにも前述の彼女だけではないようです。
恋する女性は、どうしてこんなに気持ちのアップダウンが激しくなるのでしょう?
泣きたくなるのは「ホルモン」のせい
恋愛中、些細な出来事で飛び上がるほど幸せになったり、反対に悲しくて涙が止められなくなったりするのは、性腺刺激ホルモンや交感神経が、外的影響によって刺激されることによって起きる現象です。
女性の体は常に受胎ができる受身の状態にしておかなくてはならないことから、性腺刺激ホルモンが出続けている状況にあります。このホルモンは、外的影響、特に恋愛などの感情に刺激を受けやすいのです。加えて人間の感情には恒常化の習性が備わっています。感情がバランスを崩したとき、大脳皮質が反省を繰り返して何とか元の状態に戻そうとするんです。
この、『外的影響→恒常化の習性で元に戻す→また外的影響を受ける』、の繰り返しによって、恋愛中の女性は、泣いたかと思うと立ち直る、ところがまた……という慌ただしい状態に陥ってしまうのです。
ではどうすれば不安定な心の揺れを抑えて、安定した恋を育むことができるのでしょうか?
そっけないのは「戦闘態勢」に入ったせい
一方で、男性は女性のように常時「性腺刺激ホルモン」が出ているわけではありません。好みの女性を前にしたときや、セクシーな本やビデオを観る、などの刺激を受けたときだけホルモンは分泌されます。
この男女のメカニズムの違いが、女性を不安にさせる男性の行動に顕著に表れてしまうのです。
たとえば、すごく盛り上がったデートの翌日、女性は前日の甘い雰囲気を持ったままホットなメールを送ります。ところが男性からは返事がなかったり、来たとしても何だか簡潔でそっけなかったり……女性は一気に奈落の底へ突き落とされ、
『一晩で変わってしまうなんて。あの優しさは嘘だったの? 私たちこのまま終わっちゃう……?』
と、悩み苦しみ始めるわけです。ホルモンが刺激され、涙が溢れたりもするでしょう。
でもね、これも男女の本能の違いで心配するようなことではないんです。
男性は狩猟の本能を持ち、闘う生き物なんだ! という言葉を聞いたことはないですか?
愛する彼女との楽しいデートで癒され、パワーチャージができた男性は、一夜明けると心も新たに戦闘態勢でいます。満たされ、安心して、次の獲物=仕事に向かっているのです。
おわりに
彼氏が突然そっけなくなっても、それはあなたとの幸せのために頑張ろうとしているだけかもしれません。
甘い言葉が返ってこなくても愛が冷めたのではなく、むしろ愛に満たされ、安心して、男の本能の命ずるまま立派に闘っているのだと理解してみてはどうでしょう?
そうすれば、ホルモンに振り回され、想像や思い込みから彼に激しく怒ったり深く悩んだりすることもなく、むやみに傷ついて泣くことからも解放されます。
参考文献
「大好きな彼をかならず手に入れる恋愛の極意」 志摩純一 中経出版
Photo by tobbo
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