ショック！ 彼のアソコが臭かった時、なんて言えばいい？

最高の愛情表現はセックスですが、行為のキモとなる部分は、生殖器官であると同時に排泄器官でもあります。そのため、男女ともに好きな人と抱き合う時は、清潔さを心がけるのが当然ですが、「匂い」には特に神経を使うんじゃないでしょうか。もちろん、自分が匂わないかどうか？ は大事なところですが、お相手が匂うかどうか？ も気になってしまいます。

そのため、予想外に「クサッ！」と感じた時、動揺せずにはいられないはず。純粋にイヤだなと感じるでしょうし、「こんな臭い人と今からするのか……。どうしよう」と、行為の継続すら躊躇しかねません。

ただし、「クサいから、したくない」なんてハッキリとは、なかなか言えませんよね。大好きな彼が思いがけず臭かった時、どう対処すればいいかを、今回は考えてみたいと思います。

とりあえず頑張ってみる

包茎の男性はどうしても性器が不潔になりがちなので、いつも臭いを放っている可能性がありますが、たとえば前日にニンニクを食べすぎたとか、お酒を飲みすぎたなど飲食の内容が体臭に反映される場合があります。あるいは、体調があまり良くなくてやたらと汗が出る、汗が普段よりも臭うケースだってあるでしょう。

つまり、大好きな彼は「いつでも臭いわけではないかもしれない」のです。特に、初エッチやセックスをするようになって2回目、3回目という状況では、クサい！ と激しく突き放すより、様子見をする方が安全だといえます。

したがって、付き合いの長い気心の知れた彼氏が妙に臭かったなら、言葉は選びつつも正直に「ちょっと匂うよ」と言って良いでしょう。彼氏としても、「指摘されてよかった」と思うはずです。少なくとも、見て見ぬふりをされるよりマシなんじゃないでしょうか。

また、こういう場合、ただ「クサいよ」と言うだけでなく、「いつもと体臭が違うんだけど、体調悪いんじゃない？」というような、愛する人を気遣うひとことを付け加えることが大事です。

「お風呂でしよう」と誘う

クサいなら洗えばいい、ということです。事前にシャワーを浴びていたなら、逆戻りすることになるので、誘い方には工夫が必要ですが、自分でしっかりと洗ってあげれば臭いは大抵消えるはずです。仮性包茎の人でも、丁寧に洗うとイヤな臭いはしません。

なので、服を脱ぐ段階で「あれ、なんかにおう？」と悪臭を感じたら、迷わず「一緒にシャワー浴びよう」とお誘いするのが安全だといえます。

ムリだったら、「なんか具合悪いかも」とお断りする

「クサっ！」と感じた時点で、性欲はかなり減退してしまうはず。ですので、ある程度は頑張っても、「こりゃムリだな」と感じたらやめていいと思います。我慢して続けた結果、愛が冷める可能性もありますから。彼がタイミング悪く体調不良から体臭がキツかっただけなら、せっかくの恋を自ら手放すことになるのです。

お断りするなら、「なんか……急に具合悪くなってきちゃった」と言うのが無難でしょう。エッチの前にお酒を飲んでいる時は、そんな言い訳も受け入れられやすいといえます。

ただ、ノリノリで自分から彼を誘った場合は、急に「具合悪い」もわざとらしく、彼氏からも訝しがられてしまいます。やめるならタイミングを慎重に見極めるべきですし、セックス自体を中断するよりは浴室に誘う方が、与える違和感も少ないかもしれません。「今日はおフロでしたい気分」などと言って、ボディシャンプーをじゃんじゃん泡立ててしまいましょう。場所はどこであれ、気持ち良いことをしてあげれば、彼氏も納得してくれるはずです。

「ありえない！」とショックを覚えたなら……

100年の恋も一瞬で冷めるほど臭くて、彼への気持ちがすっかり萎えた……という場合は、「なんか、具合悪いかも」作戦で逃げましょう。で、その後は何も言わずにフェイドアウトするのが良いかと思います。

「アンタ、臭いよ！」と捨て台詞を残す必要はありません。仕事仲間や趣味友達など、彼との距離が近いほど、「あの女は性格がキツイ」といった変な噂を立てられかねないので。静かに、何もなかったように去るのが賢明だといえます。