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「マイホーム購入」から分析する、早婚のススメ

KOIGAKU / 2015年12月17日 11時30分

結婚後に、多くの夫婦が直面する問題・課題はいくつかあります。「妊娠・出産」「育児」「マイカーの購入」「舅・姑との付き合い方」そして「マイホームの購入」です。

マンションにせよ一軒家にせよ、人生で最も高額の買い物となり、住宅ローンは生涯にわたって付きまといます。間違いややり直しは、まずききません。

そして、マイホームの購入という面から判断すれば、結婚は早ければ早い方が良いといえます。最近は晩婚が多くなっていますが、結婚年齢が高くなるほどマイホーム購入は難しくなり、選択の幅も狭くなるのです。

岡崎1203

住宅ローンは20~35年も付きまとう

数千万円もする家や土地、マンションを一括払いで購入する人なんていないので、誰もが住宅ローンという名の借金を背負います。借金なんて、早々に返して気持ち的にもラクになりたいですが、額が額なので返済期間の平均は20~35年といわれます。

とある不動産メーカーの調べでは、マイホーム購入者の平均年齢は35歳。そこから60歳で定年退職を迎えるまでに完済すると考えれば、大体そのくらいになるのでしょう。

しかし、たとえば35歳から婚活を始めて、結婚した年齢が38歳だとします。社会人として安定した収入を得られるのが定年までの60歳と考えれば、安心してローンが返済できる期間は、22年。アラサーでマイホームを購入した人より、月々の返済額が多めになったり、条件は不利になってしまうはずです。

しかも、子どもを産む予定があれば、育児・教育にかかるお金もありますし、子ども一人が一人前に育つためは1,000万円かかる、という専門家もいます。ローン返済だけを考えて家計を回せるわけでもありません。早く結婚して家族計画を立てた方が、マイホームの購入にあたっては、『月々の返済金額を低く抑えて、長期に渡って返していく』という選択肢が選べるのです。

いざという時に、『変更』がきくかどうか?

人生は何があるかわかりません。安定企業で管理職に就いていても、いきなりリストラされたり、上場会社が倒産の危機に見舞われたり、あるいは不慮の事故や予想もしない病気に悩まされたり、子供が学費の高い学校に入学したりする可能性だってあるのです。

 

また、そうした不安が訪れた時、年齢が高ければ高いほど、マイホームの購入を諦めざるを得なくなるとか、ローン返済ができなくなる、などという状況に陥りやすいといえます。

定年までの年数が短いから、返済期間を短く設定して、月々の返済額はちょっと高めだけど、頑張って返していこう! と考えても、色々な意味でギリギリのマイホーム購入はキケンです。いざという時に変更・仕切り直しがきかない場合が多く、親を頼ろうとしても、親世代が老年期に入っているため、援助が見込めないことが少なくありません。

何かあったとしても、年齢が若ければローン返済に変更の余地があったり、一時的に家やマンションの購入を諦めても、再び買えるチャンスがめぐってきたりします。

そういった点から見ても、結婚はできるだけ早い方が良いのかもしれません。

結婚年齢が高いと、サポートが受けにくい

前項でも少し述べましたが、晩婚であるほど親も年齢を重ねていて、金銭的な援助などを受けにくいケースが多いようです。また、子どもが産まれたとしても、親を助けてくれるほどに育つのは遥か先の未来ですから、住宅ローンの親子リレーもなかなかできないでしょう。

マイホームを購入する上で、「頭金を親に出してもらう」という話をよく聞きますが、それが可能なうちに結婚して、援助の恩恵に与るのが賢明ではないかと思います。親にお金を出させて申し訳ないと感じても、家やマンションは数千万円の買い物ですから。サポートしてもらえるのであれば、配偶者や子供の将来も考えて、ありがたく受け取るべきでしょう。

いつかはマイホームがほしいと夢見るのであれば、親が年金生活に入り、細々と自分たちだけの生活を守るような状態になる前に結婚した方が良さそうです。

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